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電線地中化の無駄

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 何故電線の地中化が問題なのか、その最大の問題は電力や通信の安定供給です。
 
もし電線が架空されていれば点検は車から目示で簡単に行え、問題が在ればすぐに
 
発見し対処も簡単迅速です。 所がこれが地下埋設だとすさまじい労力と時間とコストが
 
かかります。特に過密列島日本の地下には地下鉄や水道、ガス、電力、汚水、雨水などに
 
加えて農業用水や工業用水は勿論、モグラや蛇などの動物達の生活圏が緻密に張りめ
 
ぐらされています。
 
 地下って結構過密な状況なのです。 そこに輪をかけたような緻密な電線が割り込むの
 
ですから現場は大変な作業をしいられます。道路管理者に図面を求め、作業を初めても
 
図面通りの補償はどこにも無く他の事業者の設備を切断や損壊させるのは必至です。 
 
 勿論この被害を最も被っているのは電話線の地下管路で、3600対のケーブルや同軸
 
などが各種道路工事や他者の管理事業などで切断されると被害範囲は広く厖大で、当然その
 
賠償金は数億円て言うこともざらに在ったのを思い出します。 
 
 地下はものすごく利権が複雑なのです。ということで電線の地下化によって一番増えるのは
 
電線の故障であり、同時に電線工事にともなう他社埋設設備への破壊の激増です。 
 
 特に下請け孫請けが実際の工事を行う為、工事完了後の検査が実質不可能な埋め戻しの
 
手抜きによる大儲けが常套化しており、その手抜きによる地盤沈下に伴う数年後の大規模故障
 
は深刻な社会問題化となるでしょう。
 
 特に問題なのは災害時です。 地下の被害は状況把握に手間取る為被災箇所の調査に
 
架空の数十倍の労力と経費と時間を要して手間取り、復旧が遅れます。阪神大震災時の
 
電気の復旧は大半が当日でしたが、地中埋設されているガスは3月から半年要したのを
 
見れば明白です。 
 
 確かに美観は良くなり、交通の障害としての電柱はなくせますが結局配線の為の接続端子
 
罐は地上に多くが残るので交通の障害は増加しかねません。更に信号機や道路標識に加え
 
照明柱などはどうしても電柱が必用ですから結局交通の障害物は少しだけ減らせても完全に
 
なくすどころかかえって増加しかねないのです。 
 
 しかも、広大な国土、特に都市部に置いての電線地中化には莫大な資金が必用です。 その
 
調達には当然公共事業として悪名高き国土交通省や自民党の代議士の中で特に低構成力の
 
土建族議員に加えゼネコンの総力を上げた賄賂攻勢が副次的に発生し、その結果無駄な
 
巨大公共事業の新規需要を喚起しただでさえ債務超過となっている日本国債の大量増発
 
がなされ、景気浮揚の切り札と称してアベノバカスの三番煎じ五番煎じに等しい借金の束を
 
子々孫々に付け回す大悪がもくろまれているのです。  
 
 さらに、電柱やホールまた地下埋設化に伴うマンホールやハンドホールの蓋も問題です。
 
 表面を加工してスリップを防止していますが、ハイヒールや老人や障害者の保護具や杖な
 
どの食い込みを発生を防ぐ事は管理上の取り外し穴をなくす必要があり実質不可能です。
 
 また架空に設置されているのは電話線や配電線だけではありません。警察の信号シス
 
テムや地域のケーブルテレビの配線に難視聴対策のテレビケーブルを始め、企業の専用
 
線、自治体や国土交通省の通信線に企業商店の案内表示や公告物などすっかり社会に
 
定着してかなり重大な役割を持ちそれなりの経済効果を産み出しているのです。 
 
  これを闇雲に美観問題と称して、他社、特に観光客などに町や国を美しく見せて印象を
 
良くするだけの目的で廃止し、その為に莫大な経費を掛け、故障やトラブルのリスクを
 
社会に負担させて無駄で本来不用で厖大な社会的コストを発生させるのは余りに
 
近視眼的短絡思考というものです。 以下は旧態以前とした利権集団のの頂点にたち
 
日本の天下りと公共事業の莫大な無駄の元凶と言われる国土交通省の天下り先振興
 
策の切り札の電線地中化を吹聴する官僚天下り促進キャンペーンを報じる悪質な国土
 
交通省の悪意あるプロバガンダ情報です。 
 
 
 

2.無電柱化はなぜ必要?

電線や電柱について、近年さまざまな問題がクローズアップされてきています。
例えば、電線が多すぎて景観が悪い。電柱で道幅が狭くなり、歩行者には歩きにくく、自動車が来たときにも危険。地震や台風などの災害で電柱が倒れたり、電線が垂れ下がったりする危険もある…など。
道路の無電柱化は、こうしたさまざまな問題の解決に役立ちます。特に地震の多い日本では、防災面から、無電柱化は重要です。こうしたことから、国は、「安全で快適な通行空間の確保」「都市景観の向上」「都市災害の防止」「情報通信ネットワークの信頼性向上」などを目的として、無電柱化を推進しています。
安全で快適な通行空間を確保します。
歩道が広く使え、ベビーカーや車いすの人にも安全で利用しやすくなり、歩行空間のバリアフリーという観点からもメリットがあります。
電柱の撤去により幅の広い歩道を整備(イメージ)
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〈整備前〉
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〈整備後イメージ〉
都市景観を向上します。
地上にはりめぐらされた電線類が地中化などにより見えなくなるため、美しい街並みが形成されます。
架空線の撤去により都市景観が向上[事例:神戸市三宮地区]
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〈整備前〉
4
〈整備後〉
都市災害を防止します。
台風や地震などの災害時に、電柱が倒れたり、電線が垂れ下がったりするといった危険がなくなります。倒れた電柱に道をふさがれることがないため、災害時の緊急車両の通行もスムーズに。
架空線の撤去により、災害時の緊急交通路を確保[事例:東京都環状七号線]
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〈整備前〉
6
〈整備後〉
情報通信ネットワークの信頼性を向上します。
情報化社会の進展とともに情報通信ネットワークが広がり、その重要性は高まる一方です。無電柱化としての電線類の地中化は、地震などの災害時に情報通信回線の被害を軽減し、ネットワークの安全性・信頼性を向上させます。
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8a
阪神・淡路大震災
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台風

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東日本大震災

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