困った東京電力ですね、昨年の福一構内や周辺のβ核種の放射能測定がいい加減だったので
隠してきたと言うのです。 今頃バレテこれから過去にさかのぼって放射能汚染を再検査して
公表すると言うのです。 大体、誤計測するような技術力で原子力発電所を任せてきた事事態が
問題ですね。こんな体制では何時何処で放射能漏れがおきるか知れたものではありません。
監督官庁の原子力規制庁はしっかりと電力会社の放射能観測体制を確認して安物の測定器
などではなく国家資格を取得した人材の確保がなされているか確認して頂かねば再稼働など
持っての外と言う事です。
それにしてもおかしいのはβ核種全体の測定値をその中に当然含まれている筈のストロンチウム
単体の放射線量が圧倒するという珍現象には驚きます。 そんな誤測定ならその場で簡単に
判定され、測定器の較正で即座に防止出来る筈ですが、出来なかったのは何故ナノでしょうかね。
もしかしたら全体の測定装置はγ線に置換して測定していてストロンチウムの測定には本格的な
真空β線検知測定器が使われていたなんて言う事では無いでしょうね。 もしそうだとしたら他のβ線
の全体の測定に高性能な測定器を使っていたらとんでもない酷い放射能汚染が発覚していた
なんていうことになる事ないのでしょうね? とにかく、東京電力の放射能測定能力が出鱈目であったと
言う事だけは間違いなさそうです。 以下ネットニュース参照。
ストロンチウム公表せず 第1原発汚染水、6~11月採取
東京電力が福島第1原発の港湾内の海水や観測用井戸の地下水に含まれる放射性ストロンチウムについて、昨年6~11月までの半年間に採取した約140件の測定値を公表していなかったことが9日分かった。東電は「測定結果に誤りがある可能性があり、公表していなかった」と説明している。
海水や地下水の放射性物質濃度は、東電が汚染状況を監視する目的で定期的に核種ごとの数値を発表している。東電によると、公表していなかった半年分の測定値は、ベータ線を出す放射性物質の全体の測定値に対し、ベータ線を出す放射性物質に含まれるストロンチウムの値が上回るケースがあった。東電は「以前使用していた分析装置に異常があった可能性がある」としている。未公表分の測定値は、新たな装置で再計測を進めており、今月中にも正確な値を公表する予定。
海水や地下水の放射性物質濃度は、東電が汚染状況を監視する目的で定期的に核種ごとの数値を発表している。東電によると、公表していなかった半年分の測定値は、ベータ線を出す放射性物質の全体の測定値に対し、ベータ線を出す放射性物質に含まれるストロンチウムの値が上回るケースがあった。東電は「以前使用していた分析装置に異常があった可能性がある」としている。未公表分の測定値は、新たな装置で再計測を進めており、今月中にも正確な値を公表する予定。
福島民友新聞
最終更新:1月10日(金)12時4分