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Channel: 原典聖書研究
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凍土壁完成まで後一歩

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400億円も私達税金を注ぎ込んだ福一源発事故炉の地下汚染水対策が完成しようとしています。

もちろん高価な割に効果は未知数で本当に濃厚な汚染水が止まるのか、あるいは

失敗に終わるのかは後少しで白黒がつく模様です。

 まし所詮付け焼き刃な対症療法ですから完全に地下汚染水が止まる可能性は少なく次ぎ

なる汚染水対策にまた膨大な税金が浪費されることになりそうです。

  だってねえ、地下水なんて水平に流れる保証は何処にも無く、下から上や上から下にも当然

流れますからいくら凍土壁を周囲巡らしても、下方と上方はアングリと口を開けて

そこから雨水や地下水が回り込むと考えるのが賢明だという次第です。以下、ネットニュウース

参照。

凍土壁、残り7メートル凍結開始 福島第一の汚染水対策、秋にも完了


東京電力の福島第一原発で始まった「凍土遮水壁」の未凍結区間の配管に冷却材を流す作業=22日午前(東京電力提供)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201708/images/PK2017082202100193_size0.jpg
 東京電力は二十二日、福島第一原発1~4号機の周囲の地盤約一・五キロを凍らせる汚染水対策「凍土遮水壁」で、建屋西側に残る未凍結区間約七メートルの凍結を始めた。完了には数カ月かかり、早ければ今秋になる見通し。
 国費約三百五十億円が投じられた凍土壁は、昨年三月末に凍結を開始してからようやく全面運用となるが、増え続ける汚染水を完全に食い止めるのは難しく、効果は不透明だ。
 第一原発では、原子炉建屋内に地下水が流入して事故で溶け落ちた核燃料に接触したり、たまっている高濃度汚染水に混ざったりして、汚染水が増加。これを食い止めるために地中に氷の壁をつくり、建屋に流入する地下水を減らす。
 1~4号機を取り囲むように配管を埋め、冷却材を循環させることで地中に氷の壁を築く。一度に凍結させると地下水位が急激に変動し、建屋地下の高濃度汚染水が漏れ出す恐れがあるため、段階的に凍結範囲を拡大してきた。
 この日は、残り区間の配管に冷却材を流すため、バルブ十一カ所を開ける作業を実施。作業に立ち会った経済産業省資源エネルギー庁の木野正登廃炉・汚染水対策官は「凍結させることよりも効果を出すことが大事。建屋への地下水流入を一日百トン以下にすることが目標だ」と話した。
 東電は福島市内での記者会見で「建屋内外の水位の監視を確実に続けながら、慎重に凍結を進めたい」とした。原子力規制委員会は今月十五日、凍土壁の全面凍結を認可した。
<福島第一原発の汚染水対策> 1~3号機で炉心溶融(メルトダウン)した核燃料の冷却に使った水が、高濃度汚染水となって原子炉建屋などの地下にたまり、さらに建屋に流れ込む地下水が汚染水を増やしている。東京電力は、地下水の流入を防ぐために主に3つの対策を実施。建屋西の山側の井戸で地下水をくみ上げ海に流す「地下水バイパス」と、建屋近くの井戸でくみ上げる「サブドレン」は既に実施中。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201708/images/PK2017082202100194_size0.jpg



社会
(2017年8月1日)



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