せっかく産卵にやってきたアオウミガメが交通事故死したと言うのです。 なんともお気の毒ですが
何とかならないのかとため息が出ます。
現場は沖縄本島の宜野湾市
以下は龍宮城の乙姫様の使いと言われた青ウミガメが子供達ならぬ自動車にひどい目に遭わされて
龍宮城へ戻れずに天国へ直行したことを報じる悲しいネットニュースです。
産卵で上陸 ウミガメひかれ死ぬ 沖縄・大宜味村の国道
沖縄タイムス 8月20日(木)8時20分配信
【大宜味】大宜味村喜如嘉の国道58号で16日夜、産卵のために上陸した雌のアオウミガメ(絶滅危惧2類)が車にひかれて死んだ。日本ウミガメ協議会によると、成体が陸上で事故死した記録は全国にもない。北部国道事務所が対策を検討する。(阿部岳)
現場は、砂浜と道路の間に遮る物がない。事故を聞いて駆け付けた協議会会員の米須邦雄さん(63)=大宜味村=は「アオウミガメは砂浜の奧まで上がって産卵する習性がある。上がった場所がたまたま国道だったのかもしれないが、痛ましい事故だ」と話した。
同じ現場では2011年にもふ化したばかりのタイマイがひかれて死んだことがある。子ガメは街灯に誘われたとみられ、今回のアオウミガメもその可能性があるという。米須さんは「砂浜の出口に丸太を置いたり、街灯の光を工夫したりするだけで事故は防げる」と訴えた。アオウミガメは甲羅の長さが88センチ、体重87・5キロ。事故を起こした車も損傷したという。当時、現場では雨が降っていた。
北部国道事務所はこれまで、子ガメを道路上に招かないよう、街灯の種類や照らす範囲を調整してきた。「大人のカメが道路上に来ることは想定できなかった。今後、専門家とも相談しながら事故を防ぐ対応を考えたい」としている。
日本ウミガメ協議会の松沢慶将会長(46)は「国道事務所と海岸を管理する県が連携して対策を取ってほしい」と求めた。
現場は、砂浜と道路の間に遮る物がない。事故を聞いて駆け付けた協議会会員の米須邦雄さん(63)=大宜味村=は「アオウミガメは砂浜の奧まで上がって産卵する習性がある。上がった場所がたまたま国道だったのかもしれないが、痛ましい事故だ」と話した。
同じ現場では2011年にもふ化したばかりのタイマイがひかれて死んだことがある。子ガメは街灯に誘われたとみられ、今回のアオウミガメもその可能性があるという。米須さんは「砂浜の出口に丸太を置いたり、街灯の光を工夫したりするだけで事故は防げる」と訴えた。アオウミガメは甲羅の長さが88センチ、体重87・5キロ。事故を起こした車も損傷したという。当時、現場では雨が降っていた。
北部国道事務所はこれまで、子ガメを道路上に招かないよう、街灯の種類や照らす範囲を調整してきた。「大人のカメが道路上に来ることは想定できなかった。今後、専門家とも相談しながら事故を防ぐ対応を考えたい」としている。
日本ウミガメ協議会の松沢慶将会長(46)は「国道事務所と海岸を管理する県が連携して対策を取ってほしい」と求めた。