エボラ出血熱の蔓延で混乱する現地やネットではいろいろな情報が錯綜している模様です。
やれ現地の魔よけ祈祷師が患者から感染しただの、ブッシュミートの汚染肉が発端だとか
様々な噂がまことしやかに報道されています。まあ、いろいろなデマや誤情報が蔓延
するのは人の世の常ですが、今度は西アフリカの2才児がコウモリにかまれたのが発端
だと言うのです。問題は当人も母親も犠牲になったと言うのですから本人確認が出来ない
様な形式からこれは、デマ情報である事は間違いありません。
まあ、人々が期待しあるいは潜在的に抱いている共通の恐怖を満足させる物がデマとして
流布されやすいし、それを聞いた人が信じ込みやすく、更に背びれ尾ひれがついて様々な
バージョンが自然発生して行くものです。
真実は小説よりも奇なりと言いますが、いまさら原因を現地調査で確定するのは危険です。
ですからまともな記事が書けない所に、デスクから何でも良いから書けと脅迫された英国の記者が
売れる記事を捏造し、しかも調査が出来ない現場にさも出かけたかの様な設定の報道を創作した
と言う事が真相の模様で、この売り込み安そうな情報は確実に出鱈目だと判断するのが妥当です。
以下は二枚舌で有名な英国発のネット情報が、嘘の大好きな中国を経由して全世界に
流布されている情報汚染の現状の深刻さを報じる分かりやすいネットニュースです。
エボラ出血熱の発端は2歳の男児か、コウモリにかまれて感染の可能性―英紙
2014年8月24日、英紙デーリー・テレグラフは、現在西アフリカで感染の拡大しているエボラ出血熱の最初の感染者は、コウモリにかまれた2歳の男児である可能性が高いとの研究結果を報じた。26日付で参考消息が伝えた。
【その他の写真】
研究は欧州とアフリカの熱帯病研究者、生態学者、人類学者からなるチームが、3週間かけてギニア、リベリア、シエラレオネで実施したもの。今回の流行は2013年12月にギニア東部郊外の村を発端としており、研究員は村の付近でコウモリなどの動物を捕獲して調査を行った。
男児がコウモリにかまれた後、男児の母親もエボラに感染し、2人は1週間以内に他界した。その後、葬儀の参列者にも感染し、全国へと広がっていった。
科学者の間では、コウモリがウイルスの宿主であるが、ヒトへの感染はきわめてまれであるとされていた。今回の大流行は、狩人がウイルスに感染した動物の肉を集めて転売したことによるものだとみられている。西アフリカでは、コウモリは燻製やスープなどにして広く食べられている。
研究員によると、問題となっているコウモリは長距離を飛行可能で、都市付近の森林に生息している。村では定期的にコウモリを捕獲しており、ギニア、シエラレオネ、リベリアの他の村でも同様の習慣がある。(翻訳・編集/岡本悠馬)
【その他の写真】
研究は欧州とアフリカの熱帯病研究者、生態学者、人類学者からなるチームが、3週間かけてギニア、リベリア、シエラレオネで実施したもの。今回の流行は2013年12月にギニア東部郊外の村を発端としており、研究員は村の付近でコウモリなどの動物を捕獲して調査を行った。
男児がコウモリにかまれた後、男児の母親もエボラに感染し、2人は1週間以内に他界した。その後、葬儀の参列者にも感染し、全国へと広がっていった。
科学者の間では、コウモリがウイルスの宿主であるが、ヒトへの感染はきわめてまれであるとされていた。今回の大流行は、狩人がウイルスに感染した動物の肉を集めて転売したことによるものだとみられている。西アフリカでは、コウモリは燻製やスープなどにして広く食べられている。
研究員によると、問題となっているコウモリは長距離を飛行可能で、都市付近の森林に生息している。村では定期的にコウモリを捕獲しており、ギニア、シエラレオネ、リベリアの他の村でも同様の習慣がある。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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女性が「犬を探しています」と書き込み、男が「返して欲しければ・・」―中国メディアXINHUA.JP8月26日(火)22時37分エボラ出血熱、未承認薬投与の医師死亡 リベリア朝日新聞デジタル8月26日(火)13時50分