ヤッパリね、質問は事前に受け付けられ、スタッフが資料を作成したものから放送されていたの
ですね。いくらその道の専門家といえどもあの突拍子もない唐突な上物事の本質を見透かした
子供達の鋭い質問に正解は至難です。
聞いていて思う事はお偉い先生方の言葉づかいの稚拙さです。小学校低学年の児童に
難解で抽象的な業界用語が連発で、もう少し具体的で分かりやすい単語をお使いにならないと
賢い子供は「分かりましたか?」 という先生の問いかけに 「はい分かりました!」と嘘の返事が
ミエミエの放送に終始するのが悲しい所です。
要するに幼児や低学年はいわゆる具象思考で、単語と実物が一致したものしか理解出来ない
という事もご存じ無いお偉い大学の先生が、形而上学的抽象単語を連発して子供達を混迷させ
ているのが実態です。
勿論中には幼い子供達の質問に難しい抽象単語を使わず見事に回答する先生もおられは
しますが、そのご苦労の程は察して余りあると言うものではないでしょうか。
以下は聞いていて面白いこども夏休み化学相談の舞台裏を報じるネットニュースです。
NHKラジオ>子ども科学電話相談 舞台裏は大わらわ
◇回答の先生も汗だく
1984年の放送開始から30年、NHKラジオ第1で毎年、生放送している「夏休み子ども科学電話相談」は子どもたちの素朴な疑問と、懸命に回答する専門家との真剣勝負。大人のファンも多いと聞く。その舞台裏を取材した。
【知ってる?】「AM放送」と「FM放送」の違い
東京都渋谷区のNHK放送センターにあるラジオのスタジオ。記者が訪れた8月7日は午前8時5分放送開始で、最初の質問は小5の女の子の「人にはなぜ笑ったり泣いたりする感情があるか」だった。「心と体」担当の篠原菊紀先生(諏訪東京理科大教授)はまず「どうして思いついたの?」と逆質問。先生は、集団で生きていく中で感情がいかに必要かを、実験結果を交えて説明した。
次の男の子は司会者に「何年生?」と聞かれて「2年1組」。場が和む。相談は「育てているナスに色が付かない」。植物担当の先生は「日は当たってる?」「ほかのナスは色付いた?」と尋ねるが、いずれも「はい」で原因が見当たらず、一瞬、先生も言葉に詰まった。「葉っぱの陰になっていないかな」と繰り出したら「なってる」。スタジオは安堵(あんど)の空気に包まれた。
◇放射線衛生学まで
この日はほかに動物と野鳥の計4分野の質問を受け付けていた。番組は、夏の甲子園の中継期間を除く7月22日~8月29日の平日午前放送で、日替わりの先生の専門分野に合わせ、質問・回答の分野も入れ替わる。昆虫や天文などは放送開始以来の人気分野。子どもたちの興味関心に合わせて拡大され、11年には恐竜、12年からは東日本大震災による原発事故の発生を受け放射線衛生学も加わった。
番組には「子どもが先生に直接相談する」という鉄則がある。そのため、放送開始1時間前から終了間際まで、スタジオ前の副調整室ではスタッフが大わらわだ。まずは電話受け付けの3人が、子どもたちの相談を聞き取り、採用が決まれば、スタッフが電話を折り返すが、1時間前に質問した子が不在のことも。この日は23人の質問を放送したが、ほかに10人ほどが不在で出演を逃した。
1人5~6問の回答を終え、午前11時44分放送終了。最後の質問「人はなぜうそをつきたくなるのか」に答えた篠原先生がスタジオを出てきた。シャツは汗でびっしょり。「大変ですね」と声をかけると「危機的状況を回避するためにドーパミンが分泌されて、くせになっているのかも」と笑う。ドーパミンはやる気をかきたてるだけでなく、快感に関係する脳内物質だけに、習慣化させる効果もあるそうだ。電話相談のハラハラドキドキがくせになっているらしい。
◇「真実は経験に」
先生たちはよく「自分で見たの?」、動物なら「飼ってるの?」と体験からの質問かどうかを確認する。放送後、動物担当の小菅正夫・旭川市旭山動物園前園長に聞くと「自身の体験に基づく質問であれば、答えは手の中にある。もっと触って、もっと観察してほしい。真実は自分の見たもの、経験にあるのですから」。科学の目を育てたい先生たちのこだわりだった。
話し言葉だけでの説明で、時間も限られ「納得の回答」は至難の業だ。栗田勇人・チーフプロデューサーは「単に知識を教える番組ではありません。先生たちの一生懸命なやりとりが思い出となって、この番組をスタートに『もっと知りたい』と思ってもらいたい」。
今夏は残すところ8月25日からの5日間。先生たちの熱い夏は続く。【望月麻紀】
1984年の放送開始から30年、NHKラジオ第1で毎年、生放送している「夏休み子ども科学電話相談」は子どもたちの素朴な疑問と、懸命に回答する専門家との真剣勝負。大人のファンも多いと聞く。その舞台裏を取材した。
【知ってる?】「AM放送」と「FM放送」の違い
東京都渋谷区のNHK放送センターにあるラジオのスタジオ。記者が訪れた8月7日は午前8時5分放送開始で、最初の質問は小5の女の子の「人にはなぜ笑ったり泣いたりする感情があるか」だった。「心と体」担当の篠原菊紀先生(諏訪東京理科大教授)はまず「どうして思いついたの?」と逆質問。先生は、集団で生きていく中で感情がいかに必要かを、実験結果を交えて説明した。
次の男の子は司会者に「何年生?」と聞かれて「2年1組」。場が和む。相談は「育てているナスに色が付かない」。植物担当の先生は「日は当たってる?」「ほかのナスは色付いた?」と尋ねるが、いずれも「はい」で原因が見当たらず、一瞬、先生も言葉に詰まった。「葉っぱの陰になっていないかな」と繰り出したら「なってる」。スタジオは安堵(あんど)の空気に包まれた。
◇放射線衛生学まで
この日はほかに動物と野鳥の計4分野の質問を受け付けていた。番組は、夏の甲子園の中継期間を除く7月22日~8月29日の平日午前放送で、日替わりの先生の専門分野に合わせ、質問・回答の分野も入れ替わる。昆虫や天文などは放送開始以来の人気分野。子どもたちの興味関心に合わせて拡大され、11年には恐竜、12年からは東日本大震災による原発事故の発生を受け放射線衛生学も加わった。
番組には「子どもが先生に直接相談する」という鉄則がある。そのため、放送開始1時間前から終了間際まで、スタジオ前の副調整室ではスタッフが大わらわだ。まずは電話受け付けの3人が、子どもたちの相談を聞き取り、採用が決まれば、スタッフが電話を折り返すが、1時間前に質問した子が不在のことも。この日は23人の質問を放送したが、ほかに10人ほどが不在で出演を逃した。
1人5~6問の回答を終え、午前11時44分放送終了。最後の質問「人はなぜうそをつきたくなるのか」に答えた篠原先生がスタジオを出てきた。シャツは汗でびっしょり。「大変ですね」と声をかけると「危機的状況を回避するためにドーパミンが分泌されて、くせになっているのかも」と笑う。ドーパミンはやる気をかきたてるだけでなく、快感に関係する脳内物質だけに、習慣化させる効果もあるそうだ。電話相談のハラハラドキドキがくせになっているらしい。
◇「真実は経験に」
先生たちはよく「自分で見たの?」、動物なら「飼ってるの?」と体験からの質問かどうかを確認する。放送後、動物担当の小菅正夫・旭川市旭山動物園前園長に聞くと「自身の体験に基づく質問であれば、答えは手の中にある。もっと触って、もっと観察してほしい。真実は自分の見たもの、経験にあるのですから」。科学の目を育てたい先生たちのこだわりだった。
話し言葉だけでの説明で、時間も限られ「納得の回答」は至難の業だ。栗田勇人・チーフプロデューサーは「単に知識を教える番組ではありません。先生たちの一生懸命なやりとりが思い出となって、この番組をスタートに『もっと知りたい』と思ってもらいたい」。
今夏は残すところ8月25日からの5日間。先生たちの熱い夏は続く。【望月麻紀】
最終更新:8月15日(金)16時51分
次回は8月25日放送
- NHK 夏休み 子ども科学電話相談
- 『夏休み子ども科学電話相談』は、小中学生のみなさんの科学に対する疑問や興味にこたえる番組です。りっぱな(?)質問でなくてもかまいません。ふと、頭に浮かんだ謎、素朴な質問でも大丈夫です。 NHK
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