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Channel: 原典聖書研究
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殺戮を進める民族主義と普遍主義の衝突

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中国の少数民族問題は壮絶ですね。 何しろウイグルやチベットでは漢族による民族浄化が
 
進められていて若者は強制的なパイプカットで断種、女は強姦で民族相互は憎悪の極みと
 
言われてきました。 
 
まあ、これは人類の歴史の中で普通に起こっている侵略の現実で例外は歴史や世界のどこに
 
も見当たりません。
 
  古代(BC3400)ではイスラエルによるハレスチナ侵略で同じことが起こったと聖書に明記されており
 
それが2700年前にはイスラエルがパレスチナ人(アラム人)に逆占領され悲哀を嘗め、それが
 
1948年に逆転して再びハレスチナに住むアラム人たち家土地と国家を奪われ不毛の荒廃
 
地ガザやヨルダン西岸地区に閉じ込められて民族消滅を突きつけられています。
 
勿論日本でも先住民のアイヌ民族が同じ辛酸を嘗めて2000年以上経過しても解決してい
 
ません。 北米大陸のアメリカインデイアンやカナダのイヌイット、さらにはメキシコのアズティック
 
国家や南米のインカ文明などが大挙して押し寄せた野蛮で獰猛なヨーロッパ民族に駆逐され
 
いまはすっかり勢力を削がれて従属民族に成り下がっています。 勿論中世のヨーロッパ諸民族も
 
1000年程前の元の侵略に伴う民族大移動で殺戮と民族浄化を坩堝を経験し、その1000年前
 
にもやはりヨーロッイパ暗黒大陸に皆殺しの民族紛争が渦巻いていたのは常態です。 
 
  勿論オーストラリアの先住民のアポリジニも全く同様の民族殲滅を味あわされました。 
 
  そしていま漢族によるウイグル人やチベット人の抹殺が進行しているのですが人類は
 
脛に傷のある身ですから看過しておかないといつ何どき自国で民族紛争が勃発するか
 
測りかねないのが真実です。 
 
  さて、歴史は繰り返すといいますから2000年も安泰であった日本もそろそろ次の侵略に
 
さらされチベット、ウイグルの次は日本だと考えるのが当然だと言うことです。 
 
  以下は天地創造以来人類が連綿と殺戮と凌辱を繰り返してきた習性が新たなステージを
 
迎えようとしていることを彷彿とさせる燐国での民族浄化と言われる殺戮の深刻さを報じる
 
数多のネットニュースです。
 
 

深まる民族間憎悪=ウイグル問題「新段階」に-中国〔深層探訪〕

 
 中国の習近平指導部は、22日に新疆ウイグル自治区ウルムチで発生し、133人が死傷した車両突入・爆発事件について23日夜、ウイグル族とみられる容疑者5人を特定したと発表した。「反テロ人民戦争」(孟建柱・共産党中央政法委員会書記)は複雑さと厳しさを増し、ウイグル問題は「新たな段階」に入ったと言える。漢族とウイグル族の相互不信と憎悪は深まっており、力によるテロ対策では問題解決に程遠くなっている。

 ◇頻発する差別
 中国の改革派作家は最近、ウイグル族知識人の友人を北京に招待した。この友人は中央指導者が新疆を訪問した際に案内役も務めるほどの人物だが、ウイグル族という理由で真夜中に宿泊先のホテルから追い出された。ウイグル族が絡む事件が相次ぐ中、こうしたケースが頻発しており、この作家は「教養あるウイグル知識人が殺人でもすると思っているのか。これは民族の差別だ」と憤る。
 ウルムチなど新疆各地では「漢族化」が進み、表面的には漢族社会に溶け込んで生活している人でも共産党によるウイグル支配に「沈黙の憎しみ」を抱いているのが現実。特に1995年以降、15年間も自治区トップに君臨し、「新疆王」と呼ばれた王楽泉・前党委書記時代、ウイグル族の男性が長いひげをはやしたり女性がスカーフで顔を隠したりすることを制限するなど宗教・文化面での引き締めが強まり、こうした抑圧が2009年7月のウルムチ騒乱として爆発した。
 当局発表で197人が死亡したウルムチ騒乱では、互いに相手民族への怒りをむき出しにした。漢族からすれば、大学入試での加点や「一人っ子政策」対象外など、ウイグル族優遇政策があるのに「なぜウイグル族は不満なのか」というのが本音だ。もはや両民族は「回復不能な隔絶状態」(人権活動家)に陥っている。

 ◇「超強硬措置」を警告
 「新疆の民族矛盾は非常に複雑で、もはやなすすべがないと痛感する」と話すのは新疆問題を取材する中国人記者(漢族)だ。この記者は新疆ウイグル自治区をくまなく回り、多数のウイグル族住民を取材したが、「彼らは多くのことを語ってくれるが、友人になるのは難しいと感じる」と漏らした。
 こうした中、2月にはウイグル族の立場から新疆が抱える矛盾を「理性的に」発信してきた中央民族大学(北京)の学者イリハム・トフティ氏が国家分裂容疑で逮捕された。イリハム氏の逮捕は、共産党がウイグル問題で対話を行う意思がないことを示したものであり、知識人を中心に両民族間の溝をますます深める結果となった。
 新疆ウイグル自治区党委は23日、来年6月まで今後1年間にわたり、「新疆を主戦場とする反テロ特別行動」を実施すると決定した。当局は「超強硬措置や通常を超えた特殊手段を取る」と強調しており、民族対立の先鋭化を招くのは必至だ。(北京時事)
◆ウルムチ爆発事件で見せしめ裁判
<ウルムチ爆発>「ウイグル族」被告らを公開裁判 -見せしめにして「テロ」を徹底弾圧する姿勢を示す狙いとみられるが、ウイグル族の強い反発を招きそうだ。毎日新聞(5月28日)
7千人の前で死刑判決、競技場で55被告の公判 中国 - CNN.co.jp(5月30日)

◆習政権の少数民族政策が破たんか
中国 少数民族政策の失敗 - WEDGE Infinity(4月18日)

◆中国の民族間問題
ウイグルも「中華民族」? -産経新聞(5月6日)
<中国>イチからわかるウイグル族独立問題 - THE PAGE(2013年11月1日)
現在のチベットの状況 -ダライ・ラマ法王日本代表部事務所

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