自動ブレーキねえ、今までに3度ほど作動したことが有りますがそのうち一回は危うく
自転車をひき殺す寸前で車が止まってくれました。 多分あの男は当たり屋だったと
思いますが、あの折り自動ブレーキの車にして本当に良かったと思いました。
でもねえ、後の2回は誤作動と言って良いかと思います。 乗っているのはデミオのXD
ですが、十字路でちょうど対向車も右折しょうとしてちょうど交差点の真ん中ですれ違い
ざまに自動ブレーキが作動してしまいました。 後続車がいれば追突されかねませんが
大丈夫でした。 まあ、しょうがないかと思います。だって対向車線を互いに直進して
ほぼ同時に互いが交差点の中心の直前でそれぞれ右折するのですから器械にしてみれば
こちらが進む方向に相手がハンドルを切って向かって来て僅か1mかそこらの直近で
両方が右折するのですから器械にしてみれば衝突するという判断がなされるのは
当然です。 まあ、自動ブレーキがガガガガと大音響で作動し速度が急激に低下しますが
相手もこちらも互いに離れ出すと作動が止まりますのでちょっと速度が急激に下がる
程度です。 しかし、これを甘くすると今回の不動作衝突のように役立たずにの装備という
ことになります。 やっぱりちょっと効きすぎ位の方が良いということですね。 以下は、
責任の所在が難しい自動ブレーキ不作動による追突事故です。
自動ブレーキ作動せず衝突 全国初の事故 試乗客に「踏むの我慢」と指示
千葉日報オンライン 4/14(金) 18:52配信
- 運転支援機能を搭載した日産のミニバン「セレナ」を試乗した客にブレーキを踏まないよう指示して事故を起こしたとして、千葉県警交通捜査課と八千代署は14日、八千代市内の日産自動車販売店の店長男性(46)と同店の営業社員男性(28)を業務上過失傷害容疑で、試乗した客のトラック運転手男性(38)を自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、千葉地検に書類送検した。運転支援機能を搭載した車両の事故は全国で初めて。
書類送検容疑は、営業社員男性は昨年11月27日午後4時50分ごろ、セレナの試乗に来たトラック運転手男性の助手席に同乗。店舗近くの八千代市大和田新田の市道で、アクセルやブレーキ、車線保持などの運転を支援するクルーズコントロール機能が危険を検知して自動停止すると誤った認識のまま、運転手男性に「本来はここでブレーキですが、踏むのを我慢してください」と指示。男性はブレーキを踏まず、信号待ちしていた乗用車に衝突。乗っていた30代の夫婦に全治2週間のけがを負わせた疑い。
同社ホームページによると、セレナは、高速道路での運転を支援する「同一車線自動運転技術」と危険を察知して自動でブレーキがかかる「エマージェンシーブレーキ」を搭載。交通捜査課によると、本来は車両の単眼カメラで危険を察知して自動ブレーキがかかるが、事故当時は夜間で雨が降っており、追突された車は黒色だった。セレナに故障や異常はなく、同課では「対向車の前照灯など道路環境や天候が重なり、自動ブレーキが作動しないまま追突した」と結論づけた。
3人はいずれも容疑を認めている。営業社員男性は「過去数回、試乗時に運転支援機能のクルーズコントロールを設定していたところ停止したので、試乗時も停止するものと誤認したまま指示した」と話している。営業社員男性は試乗中、クルーズコントロール機能を作動させ「時速40キロの設定速度で進行すると停止車両を検知し自動停止する」と説明していたという。
同課によると、同社のマニュアルでは、夜間・降雨時の試乗、一般道でのクルーズコントロール機能の使用を禁じていた。
同課では「自動運転機能は、運転者の安全運転が前提。あくまでも支援システムで限界がある。運転者が機能を理解すべき。警鐘を鳴らすため立件した」と話している。