ルノーと言えばパリ郊外のブローニュの森近くのセーヌ河畔に本社が有りますよね。 まあ
ニッサンに来ていたゴーンさんの会社ですから良い車を作っているかと思いきや、ワーゲンに
倣って排ガス偽装が発覚です。しかも四半世紀も前からだと言いますから事は悪質です。
ちょっとだけ現地でレンタカーに乗ったことが有りますが手堅い感じの車で、いかにも落ち
着いた雰囲気でした。
たぶんこの車も排ガス不正装置付きだったのでしょう。
以下は際限の無い排ガス規制逃れの不正に揺れるヨーロッパの自動車会社の
組織ぐるみの犯罪を報じるネットニュースです。
ルノー本社
ルノー、25年前から排ガス不正の疑い ゴーンCEOも認識か
2017年03月16日 09:50 発信地:パリ/フランス
写真ギャラリーをみる仏ブーローニュビヤンクールにあるルノー本社(2013年1月18日撮影)。(c)AFP/Bertrand GUAY
写
【3月16日 AFP】フランスの自動車大手ルノー(Renault)が25年以上にわたり、ディーゼル車とガソリン車の排ガス試験で不正行為を行っていたことが15日、AFPが入手した仏不正捜査当局の報告書で明らかになった。カルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)最高経営責任者(CEO)を含む経営幹部もそれを認識していたとしている。ルノー側は不正を否定している。
報告書は、ゴーン氏を含むルノーの経営陣全体が「詐欺的な戦略」に加担していると指摘。この報告書に基づき、仏検察当局は1月に同社の捜査に着手している。
ルノー側は疑惑を全面的に否定している。AFPの電話取材に応じたティエリー・ボロレ(Thierry Bollore)チーフ・コンペティティブ・オフィサー(CCO)は「ルノーは不正を働いていない」と述べ、ルノー車はすべて法定の基準に従っていると強調した。
報告書はルノーの排ガス制御に関する決定に関して、ゴーン氏が承認を他の人物に任せた形跡がない以上、最終的には同氏の責任になると記している。
報告書によると、試験中に有害物質の排出量を少なく見せる装置が「多くの車両」に搭載されていた。路上走行時の排出量は試験時に比べ最大で377%多かったという。
報告書は最近の車を主な対象としているが、捜査当局はルノー元従業員の証言も踏まえ、こうした不正が1990年から行われていたとみている。(c)AFP