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原発事故経費倍増、また3年後には倍増か

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政府や東京電力のやることは悪辣ですよね。 原発事故が起きる前は、根拠のない安全神話を

吹聴し、事故が起きたら炉心溶融は危険な間中には認めず、多くの県民国民に批難させずに

被曝させ、被曝後はでたらめな計測とごまかしで被曝は問題ないと言い抜け、山下俊一などと

いう原子力村の地獄の使いを福島に派遣して発癌隠しに明け暮れ、そして3年後には

事故処理費を矮小化して11兆円と言い抜けて国民を愚弄し、そしてほとぼりが冷めると

今度は事故処理費が倍増して21兆円を越えると言いだす始末です。

  まあ国民負担が少ないかのように見せかけていますが実質全ては日本国民の負担で東電の電気代

そして政府が出すのは国民の税金でふざけるのには限度があるというのが日本の政府や東電の

悪ふざけです。

  以下は国民を愚弄するために今後も3年ごとに倍々ゲームで増え続ける原発事故処理費用の

増加と、さらに増加する国民の被曝と負担と避難民の苦悶を報じるNHKが絶対報じない希有な

ネットニュースです。

福島第一原発の処理21.5兆円 試算倍増 廃炉費用4倍の8兆

 経済産業省は九日午前、財界人らでつくる「東京電力改革・1F(福島第一原発)問題委員会」(東電委員会)を開き、福島第一原発の廃炉や損害賠償、除染にかかる費用を二一・五兆円とする試算を正式に示した。二〇一三年にまとめた十一兆円の二倍にのぼる。経産省は電気料金を引き上げるなどして対応する方針で、国民の負担は大きく増加する見通しとなった。
 世耕弘成(せこうひろしげ)経産相は終了のあいさつで「議論は取りまとめの段階に入ってきた」と述べた。来週の会合で報告書としてまとめる。
 廃炉費用は一三年に試算した二兆円から、八兆円へと四倍になる。溶け落ちた燃料の取り出しなど世界でも前例のない作業を控え、巨額の費用が必要になると予想した。原子力事業などで他の電力大手との提携を促すなどして利益を生み、資金を捻出する。ただし、東電が生む利益は廃炉に充てられるため、管内の電気料金は下がりにくくなる。
 被災者への賠償は、五・四兆円から七・九兆円に拡大。現在は政府がいったん支払い、東電と大手電力会社の契約者が電気料金から少しずつ支払っている。しかし今後は、「過去の原発費用は本当はもっと高かった」として、「過去分」の費用を原発を持たない新電力の契約者も含めて電力利用者の料金に上乗せする。
 放射線に汚染された土壌などを取り除く「除染」の費用も二・五兆円から四兆円に増加。政府は保有する東電株の売却益という不確かな収入をあてにする方針を堅持しており、不足する場合は国民の負担になる可能性がある。
 さらに、取り除いた土壌などを保管する中間貯蔵施設の建設費は、一・一兆円から一・六兆円に膨らむ。政府は一三年に、電気料金に上乗せしている「電源開発促進税」という税金を充てる方針を決めており、投入する額を増やす。
 午後も自民党の部会や別の有識者会合で、一連の試算と国民に負担させるための手法や規模を示す。
(東京新聞)

【社会】

電気料金上乗せ2・4兆円 福島賠償費、経産省提言案

 経済産業省は9日、東京電力福島第1原発事故の対応策を議論する「電力システム改革貫徹のための政策小委員会」を開き、賠償費用の一部の2兆4千億円を電気料金に上乗せすることを盛り込んだ中間提言案を示した。経産省の試算で事故対応費用が総額21兆5千億円に膨らむ中、東電はこうした支援を受ける一方、他社との再編を急ぐなど合理化を加速させる。
 試算で賠償費は5兆4千億円の想定から7兆9千億円に増加。経産省は、原発事故の保険料を制度上の不備で取り損ねていたとして過去にさかのぼって回収する総額が2兆4千億円に上ると指摘。「過去分」を電気料金に転嫁し賠償費の一部に充てる。
(共同)
 

【群馬】

原発避難者訴訟が結審 公正な判決を願い涙

閉廷後の報告集会で思いを吐露し、ハンカチを顔にあてる原告の丹治さん=前橋市で
写真
 提訴から約三年たった三十一日に結審した、東京電力福島第一原発事故による県内避難者らが国や東電に損害賠償を求めて前橋地裁で起こした集団訴訟。事故から約五年半。原告百三十七人のうち三人が亡くなるなど時の流れがにじむ。来年三月十七日の判決言い渡しに向け、原告の一人は「公正な判決が出るまで頑張る」と決意を新たにした。 (川田篤志)
 原告の弁護団(鈴木克昌団長)は閉廷後、前橋市内で報告集会を開き、原告二人が思いを吐露した。
 「福島は人間も生きものたちも一瞬にして希望、命を奪われた」。震災後に福島県いわき市から前橋市へ夫と避難してきた丹治杉江さん(59)は事故の悲惨さをこう表現する。
 多くの原告が前橋地裁の法廷で苦境を訴えたことについて、「『原発が爆発した瞬間から地獄が始まった』と震える声で三人の子どもを連れて避難した日々を告白した人。裁判が続く中で主人を亡くした人。出産を諦めた人。子どものいじめや体調不良を心配しながら暮らしている人。全員が震える足を踏ん張り、償って謝ってほしいと訴えた」と振り返り、流れる涙を拭った。
 「(提出された)大量の陳述書の一文字一文字が福島県民の悲しみ、喪失、憤り、無念さです」と強調した丹治さん。「物理的被害はみんな違うが、苦しみの根っこにある原因は原発事故。国と東電が責任を認め、公正な判決が出るまで頑張りたい」と前を見据えた。
 事故後に家族で福島県南相馬市から前橋市内に移り住んだ女性(49)はこの日の法廷を傍聴している間、「苦しかったなと涙が止まらなかった」と振り返る。
 約二十年続けていたブライダルプランナーの仕事は解雇された。仕事の都合で夫と一時期離れ離れに暮らした不安な日々。高校生の長男は福島から避難したことを理由に他の生徒から陰口を言われたという。
 女性は「原発事故によって失ったこと、諦めたことは本当に多かった。事故をあやふやで終えたくない。私たちはこの傷を一生負い続けるが、他の人に経験してほしくない」と訴えた。


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