いやあ、すごい事になっているのですね。もし量子通信網が完成したら、現在のデジタル通信の
傍受や暗号解除が簡単に出来、しかも傍受が出来なくなり、さらに解読も不可能になると言うのです。
要するに通信速度や容量が格段に増える大容量で安全確実な通信網が出来るというのです。
もちろんまだ実験段階で実用化はあと4~50年はかかりそうですが、その最先端通信網に
中国が名乗りを上げたというのです。
まあ、静観してお手並み拝見というのが世界の趨勢かとは思いますが、もし世界に先駆けてこの
量子通信網が世界に先駆けて中国に出来たら21世紀は中国の世紀に成りかねないという事です。
え!! アナログ通信も理屈はわからないしデジタル通信を理解するなんてなんて夢の又夢で
まして量子通信なんて初耳だ... ですか。
まあねえ、アナログ通信もデジタル通信もそして量子通信も大量の情報を早く正確にそして確実に
人や装置に情報を送ると言うことに過ぎませんから、本当の通信の問題は送られる情報の
質である事に変わりは無いという事です。
どんなに技術が進んでも肝心の送り手の人間が虚の情報を送り、さらに受け手が受けた情報を
評価できず真に受けたり、無視してしまえばそれまでだと言う次第です。
以下は技術ばかり進んで肝心の情報のクオリティの有無が看過されている事を報じる
最新の科学技術の虚しさを報じるネットー情報です。
【8月16日 AFP】中国は16日、ゴビ砂漠(Gobi desert)にある酒泉衛星発射センター(Jiuquan Satellite Launch Center)から、世界初の量子通信衛星を打ち上げた。(c)AFP http://www.afpbb.com/articles/-/3097665
中国、世界初の量子通信衛星を軌道に
「盗聴不能な技術」へ大躍進
【北京】ゴビ砂漠から16日未明に打ち上げられた量子通信衛星「墨子」搭載のロケット長征2号Dは、科学の最も挑戦的な一分野の最前線に中国を押し上げる見通しだ。
それによって中国は、喉から手が出るほどに欲しい通信技術を求めて競争しているサイバースパイの時代に世界のライバルを大きく引き離す態勢を確保できる。それは「ハッキング(盗聴)不能な通信」という資産だ。