面白いですね、恒星には伴星という物があるものを良く見かけますが、地球にも伴月(?)が新たに
発見されたというのです。 要するに地球を回る月では無く、地球のすぐ側でいつも地球と一緒に
つかず離れず太陽を回っているため、時として地球に月までの距離の38倍程度まで接近し
時には地球から月の軌道の100倍ほど離れながら仲良く一緒に太陽をめぐって回り(公転)し続けて
いたというのです。
今まで人類が発見できなかったのは大きさが僅か40メートルから100メートル程の小惑星程度で
あったため目につかなかったと言う次第です。以下はまさかの地球の伴星(月)発見を報じるネット
ニュースです。
驚き! 「擬似月」の小惑星を地球付近に発見 共に太陽を周回
sorae.jp 6月17日(金)9時0分配信
地球の周りには衛星となる月だけでなく、準衛星(あるいは地球近傍小惑星)と呼ばれる小惑星が存在します。彼らは地球と似た軌道で一緒に太陽を公転する衛星なのですが、そこに新たに小惑星「2016 HO3」がくわわることになりました。
地球近傍小惑星としてはこれまでも「2003 YN107」など、複数の小惑星が見つかっています。NASAのジェット推進研究所でマネージャーを務めるPaul Chodas氏によると、「この2016 HO3は非常に地球の近くに存在します。2016 HO3はほぼ100年近く地球のそばに存在し続け、今後も数世紀にわたって地球のそばで太陽を周回しつづけると思われます」とのこと。地球近傍小惑星にはさまざまなタイプがありますが、科学者によると2016 HO3は「最もはっきりした地球近傍小惑星の例」になるそうです。
2016 HO3は4月27日にハワイにあるPan-STARRS 1望遠鏡によって発見されました。その大きさははっきりしませんが、おそらく幅40メートル~100メートルほどだと予測されます。また太陽を周回する2016 HO3は同時に、地球に近づいたり離れたりを繰り返しながら周回しています。そして、その太陽周回軌道は地球のものよりも少し傾いているのです。
地球からの2016 HO3の位置は1450万キロ以上近づくことはなく、また3860万キロ以上離れない位置を維持しています。これには地球の重力が2016 HO3を離さないように固定していることもあるようです。Chodas氏は「この小惑星はまるで地球のそばをダンスしているようだね」とも語っています。
宇宙は一見漆黒で孤独な世界のように思えますが、地球のそばでもこのようにさまざまな天体が活動していると思うと、なんだか楽しくなってきますね。なお、2016 HO3が地球に落下する心配はないそうです。ほっ、良かった。
地球近傍小惑星としてはこれまでも「2003 YN107」など、複数の小惑星が見つかっています。NASAのジェット推進研究所でマネージャーを務めるPaul Chodas氏によると、「この2016 HO3は非常に地球の近くに存在します。2016 HO3はほぼ100年近く地球のそばに存在し続け、今後も数世紀にわたって地球のそばで太陽を周回しつづけると思われます」とのこと。地球近傍小惑星にはさまざまなタイプがありますが、科学者によると2016 HO3は「最もはっきりした地球近傍小惑星の例」になるそうです。
2016 HO3は4月27日にハワイにあるPan-STARRS 1望遠鏡によって発見されました。その大きさははっきりしませんが、おそらく幅40メートル~100メートルほどだと予測されます。また太陽を周回する2016 HO3は同時に、地球に近づいたり離れたりを繰り返しながら周回しています。そして、その太陽周回軌道は地球のものよりも少し傾いているのです。
地球からの2016 HO3の位置は1450万キロ以上近づくことはなく、また3860万キロ以上離れない位置を維持しています。これには地球の重力が2016 HO3を離さないように固定していることもあるようです。Chodas氏は「この小惑星はまるで地球のそばをダンスしているようだね」とも語っています。
宇宙は一見漆黒で孤独な世界のように思えますが、地球のそばでもこのようにさまざまな天体が活動していると思うと、なんだか楽しくなってきますね。なお、2016 HO3が地球に落下する心配はないそうです。ほっ、良かった。
sorae.jp 6月17日(金)9時0分配信
「擬似月」の小惑星を地球付近に発見
(NASA)