福島で想定外だから原発事故は仕方がないと言って、今度は想定では川内は大丈夫だと
言って再稼働の見切り発車で九電と規制庁は頬被りを決め込んでいます。
こちらが川内の直近の昨今の地震発生状況ですので関係者の方はしかとご覧ください。
この地震発生状況に情報を加えます。
お判りの様に川内原発の真下でマグネチュード8以上の地震が起きる可能性の高い空白域があり
当然15メートルを軽く越える津波が5分以内に押し寄せますので日本はアウトです。
以下は九州電力と原子力規制庁と鹿児島の裁判所が原子力村と結託して日本を滅亡させ人類を
存亡の危機に直面させようとしている陰謀が起きていることを報じるネットニュースです。
地震と減災 原発はなぜ止まらない
過去にないような地震が起きた。ところが過去の想定に従って、九州電力川内原発は動き続けている。被災者の不安をよそに、責任の所在もあいまいなまま、3・11などなかったかのように。
原子力規制委員会の田中俊一委員長は川内原発に「安全上の問題が起きるわけではない」と言う。
政府もこれを受け「運転を停止する理由はない」と断じている。
規制委は、川内原発の再稼働を認めた審査の中で、今回の地震を起こした布田川・日奈久断層帯による地震の規模はマグニチュード8・1に及ぶと想定したが、原発までの距離が約九十キロと遠いため、影響は限定的だと判断した。
熊本地震は、その規模も発生のメカニズムも、過去に類例のない、極めて特異な地震である。
複数の活断層が関係し、断層帯を離れた地域にも、地震が飛び火しているという。
通説とは異なり、布田川断層帯は、巨大噴火の痕跡である阿蘇のカルデラ内まで延びていた。海底に潜む未知の活断層の影響なども指摘され、広域にわたる全体像の再検討が、必要とされている。正体不明なのである。
未知の大地震が起きたということは、原発再稼働の前提も崩されたということだ。
新たな規制基準は、3・11の反省の上に立つ。「想定外」に備えろ、という大前提があるはずだ。
未知の地震が発生し、その影響がさらに広域に及ぶ恐れがあるとするならば、少なくともその実態が明らかになり、その上で「問題なし」とされない限り、とても「安全」とは言い難い。
過去の想定内で判断するということは、3・11の教訓の否定であり、安全神話の時代に立ち戻るということだ。
川内原発は、1、2号機とも運転開始から三十年以上たっており、老朽化も進んでいる。小刻みに続く余震で、複雑な機器がどのようなダメージを受けているのか、いないのか。
交通網が断ち切られ、食料の輸送さえ滞る中、十分な避難計画もできていない。
その上、九電は、重大事故時の指令所になる免震施設の建設を拒んでいる。
原発ゼロでも市民の暮らしに支障がないのは、実証済みだ。
それなのに、なぜ原発を止められないの? 国民の多くが抱く素朴な疑問である。
関連記事ピックアップ