いやあ、おいしい商売をやってしこたま金儲けをした連中が日本にもいたのですね。
例のリーマンブラザーズに見られた、住宅不良債権の商品化による偽装で大儲けに
学び、不良医療機関が持つ診療報酬を債権化して欲深い低能者に売りつけ、まんまと
破綻して出資金を搾取した連中が日本にも出現したというのです。
まあこの手の詐欺に引っかかるのは良く惚けしている出資者に問題があることは
自明です。 きっと同様の手口で様々な不良債権を商品化して高利運用を持ちかけて
破綻させる手口での大儲けが当分は収まらないと言うことは間違いありません。
一番の対策は簡単、うまい儲け話に乗る以前に自分の人生に不必要な余剰資金を
持ってその運用に神経を尖らせ金のために人生を棒にする愚を避けるために、ゆとりの無い
貧しさと運命を共にする英断が人生で最も重大で賢明な時間の使い方という次第です。
下は、不必要な大金を手にしたために心労にさいなまれた挙げ句、虎の子のなけなしの
余剰資金をだまし取られたお気の毒な能無しが大勢日本にもおられることを報じるネット
ニュースです。
診療報酬「レセプト債」4社破綻 227億円償還不能か
2015年11月8日 18時46分 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015110801001370.html
医療機関の診療報酬請求権を買い取り「レセプト債」と呼ばれる債券を発行、運用していた資産運用会社など4社が裁判所に破産を申し立てたことが8日、分かった。投資家から集めた約227億円を償還できない可能性があるという。
申し立てたのは資産運用会社「オプティファクター」(東京都品川区)と、「メディカル・リレーションズ・リミテッド」(新宿区)などオプティ社と関係のあるファンド3社。4社の負債総額は約290億円に上るという。それぞれ東京地裁に6日、破産手続きの開始を申請。
証券取引等監視委員会は、債券運用などに不審点があるとしてオプティ社などの検査を進めている。
(共同)