事故当初は見え透いた炉心溶融をことさらに否定し、爆発しても炉心の大半は格納容器に残っている
と大言壮語し4年以上経過して今頃おもむろに、炉心は空っぽらしいと弱気の発言です。
あのね、炉心が完全に溶け落ちて圧力容器はもちろん格納容器も突き抜けて建屋の分厚い
コンクリートも溶かしてとっくの昔に地面深く沈降していることは見え見えです。
もし゛そんなことを認めたら廃炉は不可能、ましておぞましい膨大な放射能が地球環境に放出
され、所在も不明で対応はお手上げで未来永劫廃炉など夢のまた夢となれば他の原発の再稼働は
不可能にまして新規増設など狂気の沙汰であること開陳することになるので、「絶対にそんなことは
ありません。」と言い切る以外に原子力村存続の可能性は無いからなのです。
まあ、当分、というかもし日本の国が存在していれば千年経っても福島第一溶融炉心の所在不明は
未来永劫続くという21世紀のミステリーを報じる不甲斐ないマスコミの原子力村御用達記事は以下
です。
2号機核燃料70%以上溶融か 名大チームが調査結果
2015年9月27日 19時39分
宇宙から降り注ぐ宇宙線から生じる「ミュー粒子」を使って東京電力福島第1原発2号機を調べた結果、原子炉内の核燃料が70%以上溶融している可能性が高いことが27日、分かった。名古屋大の研究チームが調査結果をまとめた。
調査はミュー粒子を観測できる特殊なフィルムを使った観測機材を2号機に設置し、原子炉圧力容器の周辺を透視。炉心溶融していない5号機での観測結果との比較などにより、2号機の炉内燃料の70~100%が溶融している可能性が高いことが確かめられた。
圧力容器底部の観測精度は低いため、溶融した燃料が圧力容器内にとどまる割合は現時点では判断できないという。
(共同)
みんながどういう記事を書いているか見てみよう!
2014/8/7(木) 午後 0:00
東京電力は6日、福島第一原発事故で3号機の炉心溶融(メルトダウン)が従来の推計より5時間以上早く始まり、核燃料の大部分が圧力容器の底を突き破っ ...
2011/5/23(月) 午前 10:06
... 原子炉を冷やす緊急炉心冷却装置(ECCS)が作動しなくなり、原子炉圧力容器への水の注入が止まると、約50分後に炉心溶融が始まった。約1時間20分後に制御棒 ...
2011/5/23(月) 午前 5:16
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2011/5/16(月) 午後 11:48
今頃炉心溶融を発表する東電 おかしな東電ですね。当然予想された炉心のメルトダウンを2月以上立ってから発表です。 発表が遅れた理由が気が利いています。 ...
2011/4/9(土) 午後 5:44
... 専門家は、炉心に冷却水を循環させる継続冷却システムの確立を最優先にすべきだと訴えている。 原発の炉心には、核分裂反応に伴って生まれた膨大な量の放射能が存在する。 ...