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ワーゲンの排ガス規制違反詳細

我が家がクリーンディーゼルを選んだ理由の一番は燃費です。 まして長距離を走る米国では

庶民にとって一番気になる性能が燃費であることは違えません。 しかしですね、ヤッパリディーゼルは

音や排気や匂いに振動に加えてエンジンが高価となるためなかなか決断出来ないのが実態でした。

  そのような懸念を払拭するために考案されたクリーンディーゼル車で、静かです、切れが良く耳に

心地よいエンジン音を響かせながら2.5リッターのガソリンエンジン並のトルクがあり加速は抜群。

振動もほとんど無く、排気もガソリン車以上にクリーンで煙も白煙も全くでず臭気も全くありません。

その為にはどうやらかなり高度な技術が要求されるのかガソリンエンジン仕様車より価格も3割り

程増え重さも100㎏ほど重くなっているようです。

     我が家のデミオ君が搭載している結構複雑なエンジンはこちらです。

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  こんな大きなデーゼルエンジンをコンパクトカーに積載させるのは至難の技のようです。

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  購入したデーゼル1.5リットルのフロントグリルを取り外してみると有りますねスカイアクティブ

ディーゼルエンジン。よくもまあこんな小さな車のボンネットに実に見事に収まっています。

このエンジン確かに加速は抜群だし、燃費もすばらしいです。

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  上が燃費モニターですが郊外の平坦な道を渋滞無く走れればリッターあたり軽く30㎞を超えます。

しかし、あっと言う間に都市部に入り渋滞に加えて次から次へと赤信号ですからあっと言う間に燃費は

悪化します。  棒グラフを見ていただくとお判りの用にスムースに走っている間はリッター35㎞ぐらいで、

都市部で渋滞に入るとリッター14㎞ぐらいで平均燃費はこの時はリッター27.6㎞でした。

   このあたりは長く急な上り坂が多いのですがアクセルを軽く踏み込んでやると、あっと言う

間に追従車を振り切って独走状態になりますが、その時の燃費はリッター6㎞程度に悪化します。

少し遠い10㎞程先にある格安ガソリンスタンドでの軽油の値段はなんとリッター99円 、他のガソリン

スタンドではガソリン価格はリッター140円前後が多く軽油は3割り近く安くなります。

  平地でリッター27.6㎞走れると言うことはガソリン車に比してさらに1.3倍の経済性となり、リッター

35㎞走行に匹敵する燃費と言う事になり車両価格や加速性能を加味するとエコカーでの

クリーンディーゼル車の優位は明白です。

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    昨年秋の販売開始以来快調に販売実績を伸ばしてきたこのクリーンディーゼル車ですが

今回のホルクスワーゲンの排ガス規制ごまかしの発覚で今後の売れ行きはどうなるのか?

大変気になる数多のネットニュースは以下です。

5分でわかるVWの排ガス規制違反問題~清水和夫が真相に迫る~

carview! 9月24日(木)14時12分配信

アメリカで販売されるVWとアウディのディーゼル車の一部が排ガス規制を取得するために違法なプログラムを使っていたのではないかという疑惑が、米国連邦政府の環境保護局「EPA」によって米国時間9月18日に指摘され、世界中のメディアが大きなニュースとして取り上げている。EPAが指摘したということは、なんらかの裏付けがあってのことなのだろう。

同日、事態を重く受け止めたドイツVW本社も9月20日(ドイツ時間)にマーティン・ウィンターコーン会長が声明を発表、違法なプログラムを使っていたかどうかについては言及していないが、外部調査委員会を立ち上げて全面的に調査するとコメントしている(その後、不正の事実を認めて謝罪)。

VWはディーゼル技術で世界をリードしているメーカーだけに、なぜこのような問題が起きたのか疑問が残る。ユーザーのブランドに対する信頼感、企業の透明性など、問題の処理を誤れば取り返しがつかない事態に発展する可能性が高いからだ。今年最大のスキャンダルになるかもしれないこの事件の原因を深堀してみよう。

【この記事を写真つきで読む】
「ディフィートデバイス」とは何か?
VWが指摘を受けたのは、「Defeat Device(ディフィートデバイス=無効化機能)」と呼ばれる違法プログラムを使用した疑惑だ。ディフィートデバイスは排出ガス規制に適合させるためのシステムを、試験の時だけ作動させ、ユーザーが実際に使う時には停止や作動を制限する(defeat:打ち負かす)プログラムで、欧米では反社会的行為として排出ガス規制の中で禁止が明文化されている。

なぜ違法プログラムを使ったのか? その背景には“世界で最も厳しいアメリカの排ガス規制”にありそうだ。現在の米・日・欧の排ガス規制の厳しさは同程度などと言われるが、実はNOxの規制値では、アメリカは日本よりも二倍も厳しい。さらに、アメリカでは使用開始後も長期に渡って排ガス性能が規制値をクリアしていることをモニターする義務まである。

アメリカで売られる低品質の軽油が技術者を悩ませる
ディーゼル技術者にとっては、アメリカの一部地域で売られている低品質の軽油も悩みの種だ。というのは軽油に含まれる硫黄(サルファ)が「NOx吸蔵触媒」に使われる白金(プラチナ)を被毒させてしまうのだ。さらにセタン価も低い。セタン価とはガソリンのオクタン価と同等の意味を持ち、セタン価が低いと、ディーゼル特有のノッキングが発生しやすく、排ガス性能に影響する。ちなみに日本では2007年頃から世界でもっともクリーンな軽油が提供されるようになっている。

つまり、アメリカでクリーン・ディーゼルを市販するのはかなり高度なエンジン制御システムが必要となる。実は過去にも、アメリカの厳しい排出ガス規制がクリアできないことから、多くのメーカーがディフィートデバイスを使っていたという歴史があるのだが、現在は少なくとも今回のVWの疑惑を除けば、使われていないはずだ。しかし、アメリカではメルセデスやBMWもクリーン・ディーゼルを販売しているので、排ガス規制が厳しいから違反したとはVWも言えないだろう。

問題の本質はどこにあるのか?
厳しい排ガス規制を制するためには、NOx発生をいかに低減できるかがカギになる。その要の技術が排ガスを浄化する触媒だが、現在VWとアウディは「NOx吸蔵触媒」(NOxトラップとも呼ばれる)と「尿素SCR」(アドブルーとも呼ばれる)という、二種類の触媒を使っている。

今回、違反の対象となるのは全米で市販されたVWとアウディのディーゼル車・約48万台で、2009年から2015年まで市販されたゴルフ、ジェッタ、ビートルと、最新のパサートの4車種、さらに2009年から2015年式のアウディA3である。

詳しく調べてみると2009年モデルのジェッタなどはNOx吸蔵触媒を使っているが、USパサートは当初から尿素SCRを使っている。また、新型ゴルフやアウディA3は尿素SCRを使っている。つまり、触媒方式に関わらず不正プログラムが使われていたことになる。一方、2008年前後に同じVWグループの一員であるアウディが開発した3リッター・V型6気筒のディーゼルは、今回は問題視されていない。

排ガスの試験法は室内に設置されたローラーの上を走って、テールパイプから排出されるガスを測定分析し、その値が規制値に合致するかどうかを見る。今回問題視されているディフィートデバイスは室内試験の時は「いい子」を装い、テストに合格して、実際のユーザーの手に渡ったときに「悪い子」に戻るのだ。

ここからは推測だが、ディフィートデバイスを使って実際の路上走行ではNOxなど有害な排ガスに目をつぶることで、燃費や走りを向上できる。そして、試験の時だけEGR(排ガス還元装置)や尿素SCRの量を減らす。さらには燃料を濃くすることで燃焼温度が下がるので、NOxの排出量を下げることが可能だ。その一方で発生するススは増えるが、空にしておいたDPF(ススのフィルター)に貯めれば外に出ない。

なぜVWが法令に違反したのか? VWはアメリカ市場でトヨタやホンダに対してライバル心を燃やしている。クリーン・ディーゼルの燃費性能でハイブリッドを打ち負かし、是が非でもディーゼルの先駆者になりたかったはずだ。しかし、厳しい排ガスをクリアする正規のプログラムでは燃費で不利になる事が、違反の原因を作ったかもしれない。もちろんVWのトップが法令違反を認めるとは思えないが、強烈なトップダウンの結果主義が現場を混乱させたというのが私の推論だ。

巨額の制裁金よりも、ブランドの失墜が心配だ!
もし、VWが法令に違反していた場合は、最大で1台当たり3万7500ドルの制裁金が求められるので最大で約180億ドル(二兆円強)となる。これからの調査で、故意か過失か、あるいは疑惑はなかったのかが明らかになるはずだが、制裁金の額以上にVWとアウディのブランドに傷がつくことが心配だ。

この問題はディーゼルの主要マーケットである欧州でも深刻に受け止められている。ドイツ環境省は監督官庁である連邦自動車局(KBA)がドイツや欧州で似たような不正があったかどうか、自動車メーカー各社に信頼できる情報の提供を求めている。欧州委員会は詳細な情報を収集するため米国EPAやカリフォルニア州大気資源局(CARB)とも連携して調査している。再発防止のために、欧州委員会は排出ガス試験と現実の使用環境での乖離を無くすために、実際の走行時の排ガス量も測る新試験法を2016年1月から開始する予定だ。

もはやアメリカだけの問題ではなく、ディーゼル車全体の信頼問題にも影響が出てきた。最新の報道では1100万台をリコールすると言われているが、米国政府に支払う制裁金をすでに引き充てたと言われている。しかしまずは、ブランドに対するユーザーの信頼性回復が最重要事項ではないだろうか。

レポート:清水 和夫 / 写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン

株式会社カービュー


VW不正 ディーゼル車の国内販売影響を懸念 他社は「同一視が怖い」の声

SankeiBiz 9月25日(金)8時15分配信

 独フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題を受け、ディーゼル車の国内販売への影響が懸念されている。VWの日本法人は24日、来年予定していた国内への投入を見直す可能性を明らかにした。ディーゼル車は力強い走りや燃料の安さから国内でも人気が高まり始めていたものの、不正問題が需要拡大に冷や水を浴びせかねない。

 VWの日本法人フォルクスワーゲングループジャパンは、主力モデル「パサート」のディーゼルエンジン搭載車を年内に発表し、来年1~3月に投入する計画を打ち出していた。今回の問題で、同社の担当者は「ドイツ本社とも相談するが、見直す可能性がある」と述べた。今後の事実究明や消費者の反応などを見極める考えだ。

 日本では大気汚染や騒音などのマイナスイメージから消費者に敬遠されてきたディーゼル車だが、近年、最新の環境規制をクリアしたクリーンディーゼル車をメーカーが開発。低燃費で加速性能があり、燃料の軽油も安いため、国内市場全体が伸び悩む中で、好調な販売を維持していた。日本自動車販売協会連合会(自販連)によると、今年1~8月の販売は10万5127台と前年同期の2.3倍に急拡大している。

 2012年にスポーツ用多目的車「CX-5」のディーゼル車を投入して市場を牽引(けんいん)してきたマツダは、モデル設定がディーゼル車のみの「CX-3」を今年2月に発売。6月にはトヨタ自動車が乗用車として8年ぶりにディーゼル車を復活させた。独メルセデス・ベンツや独BMWなど海外勢もハイブリッド車に並ぶ「エコカー」としてアピールしていた。

 排ガス中の有害物質の低減方法はメーカーごとに異なっており、マツダは「各国の法令を順守している」と強調する。今回のVWの不正について、他社からは「ディーゼル車が環境に悪いと同一視されることが怖い」と懸念する声が上がっている。

 各国の環境規制をクリアしたクリーンディーゼル車は燃費の良さや二酸化炭素(CO2)の排出量の少なさから欧州を中心に支持されてきたが、大気汚染物質の原因との指摘もある。

 マツダは得意とするクリーンディーゼル車を米国では販売していないものの、24日の東京株式市場で同社の株価は終値で前週末比134円安の1836円と7%近くも急落。VWにターボチャージャー(過給器)を納入するIHIが年初来安値を一時つけ、グループ会社が変速機を供給するアイシン精機も前週末比の下落率が7%を超えた。


VW排ガス不正 ディーゼルは終わりなのか? 日本は大丈夫なのか?

THE PAGE 9月25日(金)9時35分配信

 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が米国でディーゼルエンジン車の排ガス規制を不正に逃れていた問題が広がりを見せています。VWは欧州でも同様の不正を行っていたとドイツの運輸相が明かしました。

 また、独BMWのディーゼル車の排ガスから基準値超の窒素酸化物(NOx)が検出されたと報じられたほか、欧米の報道によると、米環境保護局(EPA)は、BMWや独ダイムラー、米ゼネラル・モーターズ(GM)などについても調査する方針を固めたといい、自動車業界全体に波及する可能性が出てきました。

 今回のVWの不正問題は、どのような手法で行なわれたのか。また、この問題はどこまで波及し、日本メーカーにとっては追い風となり得るのか。モータージャーナリストの池田直渡氏に寄稿してもらいました。
■身代わり受験
 フォルクスワーゲンは不正を行った。それは間違いない。ただし、その糾弾は漠然とし過ぎており、却って本質が見えなくなっている感じがする。

 ひとまずは、フォルクスワーゲンがやったことの何が悪くて、何が悪いとは言えないのか、そのあたりを整理してみたい。ただし、現在も刻々と状況が変わり、続々と新たな情報が寄せられる状況なので、残念ながら現時点で分かっている情報をベースに順当な考察をしたものにならざるを得ないことはご理解いただきたい。

 不正が発覚したのはフォルクスワーゲンのEA189型のディーゼル・エンジンで、欧州のひとつ前の排ガス規制「ユーロ5」の適合エンジンだ。フォルクスワーゲンのアナウンスが「一部車種」を強調するのは最新の「ユーロ6」対応のエンジンでは不正をやっていないとしているからだ。

 フォルクスワーゲンがやったことを一言で言えば「身代わり受験」だ。現在世界各国の排ガステストでは、予め運転パターンが決められている。フォルクスワーゲンは米環境保護庁(EPA)が行う排ガス試験の際、その運転パターンを検出すると、即座に試験対策用の専用プログラムに制御を切り替え、動力性能を犠牲にして優良な試験結果を示すようにセットされている。つまり、普通の運転モードでは使わない特殊なテスト専用プログラムに身代わり受験させて不正な結果を出していたのである。明らかな反社会行為で許されるべきものではない。

 一方で「テストモード以外では毒ガスを出し放題だったのがけしからん」という論調を多数見かけるが、これは的外れだ。例えるなら「受験科目以外の勉強をちゃんとしないとはけしからん」という話である。普通の大学を受験するのに、受験を控えてわざわざ受験科目以外の美術や音楽を勉強をする受験生がいないように、各国が定めた試験モード以外の運転モードにまで完璧を期している自動車メーカーは世界中に一社もない。

 例えば最高速で延々巡行するような時まで排ガスをキレイにしようと思えば、コストが高騰して、競争に勝てなくなる。ここを誤ると全ての自動車メーカーがクロになってしまう。要は、路上走行時に試験と同じ制御が行われているならそれは不正ではないということだ。

 こうした「非受験科目」の運転で有害ガスの排出数値が悪化するのは、30年以上前から当たり前に行われてきたことだ。もちろんモラルとしてどうかと言われれば正しいとは言えないが、そのために価格や動力性能で他社に負けるクルマを作っても、誰も買ってくれないのだから構造的に仕方がない。だからこそ各国政府は、排気ガスの基準を徐々に引き上げ、試験問題を難しくしてきたのだ。現在の規制値が十分かどうかについては議論の余地があるだろうが、それは今回の件とまた別の話である。




排ガス試験で巧妙に作動、VW の違法ソフトウェアの中身

レスポンス 9月25日(金)7時45分配信

フォルクスワーゲングループが、米国の排出ガス試験に不正な手段を使って合格していた問題。同社の「不正な手段」の方法が、明らかになった。

フォルクスワーゲングループの問題の車両には、違法なソフトウェアが装着されていた。このソフトウェアは米国の排出ガステストの時、実際の排出ガス性能を擬装する設計だった。

一般的な排出ガス試験は、走行中のさまざまなパターンを想定。アクセルのオンとオフを繰り返し、排出ガス中の有害物質の濃度を測定する。

今回、明らかになった不正手段の方法によると、このソフトウェアは、アクセルの動きやスロットル開度などの情報から、排出ガステストを受けていることを察知。試験の時だけ、排出ガス浄化機能をフル稼働できる巧妙な仕掛けが施されたものだった。

その半面、通常の走行時の排出ガス浄化機能は、大幅に低下。米国EPA(環境保護局)によると、排出ガス中の有害物質のひとつ、NOx(窒素酸化物)は、最大で米国の排出ガス基準の40倍にも達するという。

まさに、米国の排出ガステストの内容を徹底研究し、米当局や消費者を欺くために開発されたソフトウェアといえる。海外の一部メディアは、「リコール(回収・無償修理)隠しよりも悪質」と報道。EPAが、「環境基準を逃れるために、不正な装置を使うことは違法であり、国民の健康に対する脅威」と、強い言葉でフォルクスワーゲンを非難しているのも、このためだろう。

《レスポンス 森脇稔》

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最終更新:9月25日(金)7時45分

   




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