だいたいねこんな火山地震列島に原発なんか作るから事故るのですよね。 そして
闇雲に再稼動を焦る原子力規制庁は手始めに最も危険な火山直近の川内を突破口に
して金儲けに勤しむ魂胆です。 でもね、巨大カルデラ噴火は一万年に一回も在る上、そろそろ
一万年ほど巨大噴火が無かったのですから危ないのは間違いありません。
そして、言うことが良いですよ。「高々原発の稼動期間は後30年、たぶん巨大噴火は
無いだろう。」と言うのです。原発のだろう運転等もっての外ですね。
そしてね、万が一の噴火では前兆が在れば直ちに燃料を搬出すると言うのです。
しかしね、燃料を全て搬出するのに5年かかると言うのですよ。勿論御岳の例を見るまで
もなく火山噴火を予知したのは極稀です。まして超巨大カルデラ噴火なんて一度も見たことも
調べたことも無いのに良く予知や前兆を察知するといえたものです。
本当に規制庁はふざけていますね。
下は世界一の火山と巨大カルデラ銀座のど真ん中に好き好んでいの一番に原発を再稼動
しますというおふざけをあざ笑う直近の火山の噴火の可能性を伝えるネットニュースです。
<霧島>マグマ量戻る 専門家「再噴火も」
毎日新聞 10月9日(木)7時0分配信
◇11年「新燃岳」前水準
鹿児島・宮崎県境の霧島火山で、地下のマグマ蓄積を反映するとされる地盤変動が続いている。GPS(全地球測位システム)による観測では、2011年1月に新燃(しんもえ)岳が噴火した直前の水準にほぼ並んだ。専門家は「最悪の場合、再噴火もあり得る。御嶽山(おんたけさん)噴火はひとごとではない」と警告し、福岡管区気象台も8日、火山情報を出して注意を呼びかけた。
【グラフで一目瞭然】霧島火山の地盤変動と地震
霧島火山は、高千穂峰、韓国(からくに)岳、新燃岳など20を超える山で構成される火山群。国土地理院は霧島火山周辺に四つのGPS観測点を設置し、山の変化を観測している。
地下にマグマが蓄積されると山全体がわずかに隆起するため、観測点間の距離が広がる。国土地理院によると、09年末からマグマ供給が急速に進み、えびの観測点と牧園観測点の距離が、ピークの11年1月までに約4センチ広がった。その後、噴火で大量のマグマを放出したため、2点の距離は約3センチ縮んだ。しかし、2点の距離は今年9月までに再び約3センチ広がった。これは、マグマ蓄積量が11年の噴火直前の水準にまで達したことを意味している。
また、韓国岳北東側の浅い部分を中心に、小さな火山性地震が急増している。火山性地震は、マグマなどが地盤を割った際に起こると考えられている。福岡管区気象台火山監視・情報センターによると、昨年11月に0回だったのが、12月=12回▽今年1月=63回▽2月=18回▽3月=155回▽4月=195回▽5月=86回▽6月=102回▽7月=89回▽8月=81回--と高止まりしている。
韓国岳北西の硫黄山からえびの高原周辺では8月20日、マグマや水蒸気が移動した際に起きる火山性微動も初めて確認された。
国土地理院の飛田幹男・地理地殻活動総括研究官は「山体の膨張は深部でマグマ供給が続いていることを示している。浅部までマグマが上昇した場合にどのような変動が出るかはシミュレーションしているが、今のところそのような変化はない」としている。
霧島火山に詳しい鹿児島大の井村隆介准教授(火山地質学)は「霧島がいつ噴火するか予測は難しいが、今噴火すれば少なくとも11年と同規模になる可能性があり、御嶽山噴火とは比較にならない。防災意識を高める必要がある」と話す。
九大地震火山観測研究センターの松島健准教授(固体地球物理学)は「このまま静穏化するとは考えにくい。特に韓国岳は規制がかかっていないので、十分な注意喚起や、情報を集めた上での行動が必要」と指摘する。
気象庁は新燃岳を噴火警戒レベル2とし、火口から半径1キロの入山を規制しているが、韓国岳には登山できる。【山崎太郎、土田暁彦】
鹿児島・宮崎県境の霧島火山で、地下のマグマ蓄積を反映するとされる地盤変動が続いている。GPS(全地球測位システム)による観測では、2011年1月に新燃(しんもえ)岳が噴火した直前の水準にほぼ並んだ。専門家は「最悪の場合、再噴火もあり得る。御嶽山(おんたけさん)噴火はひとごとではない」と警告し、福岡管区気象台も8日、火山情報を出して注意を呼びかけた。
【グラフで一目瞭然】霧島火山の地盤変動と地震
霧島火山は、高千穂峰、韓国(からくに)岳、新燃岳など20を超える山で構成される火山群。国土地理院は霧島火山周辺に四つのGPS観測点を設置し、山の変化を観測している。
地下にマグマが蓄積されると山全体がわずかに隆起するため、観測点間の距離が広がる。国土地理院によると、09年末からマグマ供給が急速に進み、えびの観測点と牧園観測点の距離が、ピークの11年1月までに約4センチ広がった。その後、噴火で大量のマグマを放出したため、2点の距離は約3センチ縮んだ。しかし、2点の距離は今年9月までに再び約3センチ広がった。これは、マグマ蓄積量が11年の噴火直前の水準にまで達したことを意味している。
また、韓国岳北東側の浅い部分を中心に、小さな火山性地震が急増している。火山性地震は、マグマなどが地盤を割った際に起こると考えられている。福岡管区気象台火山監視・情報センターによると、昨年11月に0回だったのが、12月=12回▽今年1月=63回▽2月=18回▽3月=155回▽4月=195回▽5月=86回▽6月=102回▽7月=89回▽8月=81回--と高止まりしている。
韓国岳北西の硫黄山からえびの高原周辺では8月20日、マグマや水蒸気が移動した際に起きる火山性微動も初めて確認された。
国土地理院の飛田幹男・地理地殻活動総括研究官は「山体の膨張は深部でマグマ供給が続いていることを示している。浅部までマグマが上昇した場合にどのような変動が出るかはシミュレーションしているが、今のところそのような変化はない」としている。
霧島火山に詳しい鹿児島大の井村隆介准教授(火山地質学)は「霧島がいつ噴火するか予測は難しいが、今噴火すれば少なくとも11年と同規模になる可能性があり、御嶽山噴火とは比較にならない。防災意識を高める必要がある」と話す。
九大地震火山観測研究センターの松島健准教授(固体地球物理学)は「このまま静穏化するとは考えにくい。特に韓国岳は規制がかかっていないので、十分な注意喚起や、情報を集めた上での行動が必要」と指摘する。
気象庁は新燃岳を噴火警戒レベル2とし、火口から半径1キロの入山を規制しているが、韓国岳には登山できる。【山崎太郎、土田暁彦】
最終更新:10月9日(木)10時33分
御嶽山噴火 途上の火山対策
警戒の間もなく噴火をした御嶽山。他の災害に比べ遅れが指摘される火山対策の現状は。
まだ活発な状態との見解
- 平成26年9月の地震活動及び火山活動について
- 気象庁(10月8日)
- 御嶽山噴火、依然活発=宮崎・えびの高原でも注意を―気象庁
- 時事通信(10月8日)
2011年に新燃岳が噴火
- 土曜解説 「新燃岳の噴火と火山防災」
- NHK解説委員室(2011年2月12日)
- 新燃岳噴火 写真特集
- 時事通信
「えびの高原」周辺で地震が増加
- えびの高原に“火山解説情報”注意呼びかけ
- 日本テレビ系(NNN)(10月8日)
- 火山性微動
- kotobank
- 霧島山
- 霧島山の南西側山腹には温泉・地熱地帯が存在し、かつてえびの高原の硫黄山では噴気活動が活発であった。 気象庁
- えびの高原
- ススキが火山ガスの影響で「えび色」に変わったことが、「えびの高原」の地名の由来だといわれています。 えびの市役所