米国の医療感染者2名の治療に使われたZMapp(ジーマップ)が猿の治験で効果があったと
言うのです。 勿論、猿は元々エボラ出血熱の保菌生物で初めからエボラ出血熱に対する高い
免疫力を持っている可能性が高くそのまま人体に有効かは検証が不可欠です。また、ノバルディ
社の先例がありますのでメーカーの発表を鵜呑みには出来ませんが良報です。
以下は猿で有効であった治療薬が尻尾の無い猿でも有効である可能性が高い事を報じる
ネットニュースです。
サルで治療効果、論文発表=開発中のエボラ熱新薬―米加チーム
開発中のエボラ出血熱の新治療薬「ZMapp(ジーマップ)」について、開発元の米医薬品会社マップ・バイオファーマシューティカルやカナダ公衆衛生局の研究所などのチームがアカゲザルに投与した実験結果を論文にまとめ、30日、英科学誌ネイチャー電子版に発表した。投与した18匹が全て回復し、ウイルス感染から5日後の遅い時期に投与され始めたサルも回復した。
ジーマップは西アフリカで感染した医師らに投与され、回復した例もあったが、症例が少ないため治療効果がはっきりしない。エボラ熱には有効な治療薬やワクチンがなく感染拡大が深刻化しており、研究チームは、まず安全性を確認する臨床試験を早急に行うことを提言している。
ジーマップは、がんや関節リウマチ、感染症などに近年使われるようになった「抗体医薬品」の一種。人体の免疫細胞は病原体を特徴付ける抗原たんぱく質に対し、抗体たんぱく質を生み出して結合させ、働きを妨げたり別の免疫細胞に退治させたりする。このため、この抗体自体が治療薬になる。
かつて旧ザイール(現コンゴ)で流行したエボラ熱のウイルス株で抗体医薬品の開発が進められており、ジーマップはその中から最も有効な3種類の抗体を組み合わせたもの。遺伝子操作実験によく使われるタバコ類植物を利用し、これらの抗体を生産した。現在流行中のウイルス株も、結合対象の抗原に変異はないため、有効性は変わらないと考えられるという。
ジーマップは西アフリカで感染した医師らに投与され、回復した例もあったが、症例が少ないため治療効果がはっきりしない。エボラ熱には有効な治療薬やワクチンがなく感染拡大が深刻化しており、研究チームは、まず安全性を確認する臨床試験を早急に行うことを提言している。
ジーマップは、がんや関節リウマチ、感染症などに近年使われるようになった「抗体医薬品」の一種。人体の免疫細胞は病原体を特徴付ける抗原たんぱく質に対し、抗体たんぱく質を生み出して結合させ、働きを妨げたり別の免疫細胞に退治させたりする。このため、この抗体自体が治療薬になる。
かつて旧ザイール(現コンゴ)で流行したエボラ熱のウイルス株で抗体医薬品の開発が進められており、ジーマップはその中から最も有効な3種類の抗体を組み合わせたもの。遺伝子操作実験によく使われるタバコ類植物を利用し、これらの抗体を生産した。現在流行中のウイルス株も、結合対象の抗原に変異はないため、有効性は変わらないと考えられるという。
未承認薬投与の事例も
- エボラ感染の米医師ら回復 未承認薬投与「奇跡のよう」
- 朝日新聞デジタル(8月22日)
- エボラ出血熱、未承認薬投与のリベリア人医師が死亡
- ロイター(8月26日)
- エボラの近縁種ウイルスに有効な治療法
- ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト(8月21日)
- セネガルで初のエボラ熱感染者 西アフリカで5カ国目
- CNN.co.jp(8月30日)
- エボラ死者1500人超に、感染者2万人超す恐れも WHO
- CNN.co.jp(8月29日)
- 時事通信 2014年8月30日 20時29分
- サルで治療効果、論文発表=開発中のエボラ熱新薬―米加チーム時事通信 2014年8月30日 19時15分
- <エボラ熱>3カ月後には感染者数2万人突破へ=WHOが見通し発表―西アフリカRecord China 2014年8月30日 12時9分
- エボラ熱、セネガルで初の感染者 西アフリカで5カ国目朝日新聞デジタル 2014年8月30日 10時5分
- セネガルで初のエボラ熱感染者 西アフリカで5カ国目CNN.co.jp 2014年8月30日 9時32分
感染拡大止まらず
みんながどういう記事を書いているか見てみよう!
2014/8/21(木) 午前 9:36
... ;;; これまでに米マップ・バイオファーマシューティカルの未承認薬「ZMapp」がエボラウイルスに感染した米国人らに投与され、病状の改善が報告されている。 ...
2014/8/21(木) 午前 9:24
... アメリカのマップ・バイオファーマシューティカル社が開発中のジーマップという薬。このジーマップ、なんと生物工学によって作られた植物から精製されたもので ...
2014/8/8(金) 午後 11:57
... アメリカ人患者に投与されたのはその中の1つ、マップ・バイオファーマシューティカル社が中心となって開発した「Zマップ」だ。ニューヨーク・タイムズ紙が詳しく紹介 ...