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Channel: 原典聖書研究
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日本のキャリア官僚制度の弊害が明石陥没事故の原因!

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  筆頭の方はよく存じている課長さんです。真面目で誠実責任感のある方ですがとても人柄が
 
良く国土交通省の偉いさん(事務所長や副長)の責任逃れのスケープゴードにされたお気の毒な
 
事件だと直感します。その根拠はこの事件直前まで彼は大阪府の池田市に勤務していて転任
 
直後にこの事件が発生しそして彼がその責任を問われたのです。ハッキリ言って前任者やその
 
監督責任者に事故の責任を問うのが妥当です。自治会長として関わった住民団体と対峙した国土
 
交通省の河川改修ではネックは常に事務所長と副長(両方ともキャリア官僚)でした。彼らが
 
権限を持ち課長は判断も権限も無く両者の狭間に立たされしかも上司の言いなりで矢面に立たされ
 
見ていていつもお気の毒でした。

 100歩下がって彼にこの事故の責任があったとしても、もっと大きな責任を持っている立場の
 
キャリア官僚が無能で無責任でことなかれ主義であると言う点が正しく裁かれるのが妥当ですね。
 
  しかし、その点を完全に無視し、警察や検察に裁判所と国土交通省の馴れ合いが背景にあって
 
問題の本質は看過されて片手落ちの悪辣な判決で同じ悲劇は繰り返されると言う事は明白です。 
 
 

明石砂浜陥没、有罪確定へ=元国交省職員らの上告棄却―女児生き埋め死・最高裁

 兵庫県明石市で2001年、人工砂浜が陥没して金月美帆ちゃん=当時(4)=が生き埋めとなり死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われた当時の国土交通省と同市の担当者4人の差し戻し上告審で、最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)は24日までに、4人の上告を棄却する決定をした。禁錮1年、執行猶予3年の有罪判決が確定する。決定は22日付。
 4人は、元同省姫路工事事務所課長の梶勲被告(70)、同事務所の元出張所長時沢真一被告(66)、元同市幹部の青田正博(69)、金井澄(62)両被告。
 4人はいずれも無罪を主張し、国側担当者だった梶、時沢両被告は、事故が起きた砂浜について「国に安全管理責任はない」などと訴えていた。
 第1小法廷は、国は砂浜の所有権を持ち、同市に占用許可を与えていたことに加え、続発していた陥没についての情報提供を市から受け、一緒に対策に取り組んでいたと指摘。これらの点から国の安全管理責任を認め、2人には事故を未然に防ぐ注意義務があったと結論付けた。
 
 
 

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