ついに、私は、新炭焼法を完成しました。この方法によれば、有機質からの炭化は、3倍以上のエネルギー効率が出せます。
今、原子力発電を再開するかどうかで揉めています。しかし、炭焼に3倍の利益が確保できるならば、僅かでも農山村の村興しの起爆剤になるのかと、私は、期待しております。
本論に入ります。炭焼の原木仕込量96キロ、完成量33キロ、電子使用量40キロです。
通常の炭焼で、原木を96キロ仕込んだら、製品量は10キロあるかどうかです。ですから、33キロなら3倍以上の効率です。電気料40キロは、3相交流なら600円程度(単相なら1200円程度)です。どうですか。この成果凄いでしょう。
振替えてみると、私が日本再生のために炭焼から始めようと考えたのは、1年ちょっと前。それから、滋賀県の伊吹山の麓の炭焼保存会の人の協力を得、そして、炭焼炉製作を東大阪のテサキ製作所に頼み、更に、炉製作40年という専門家の助言を得て始めたのです。
もういいだろう、と、思いながらも巧く行かず、つぎ込んだ金は5百万円以上。この金は、老々相続で得た資金の大部分を使っての一大決心だったのです(年金は6万円ほど)。炭焼に誰もやった事のない電気炉、その構造は、熱を上から下へ燃やし下ろそうとする構造、なかなか巧き行きませんでした。
そして、この3月20日、ようやく巧く行きそうな目途が立ってきました。ですが、電熱線が切れ、送風機が故障し、その都度それを改良するのに、50万円とかいう資金を投入しました。そして、この7月18日にほぼ目的の炭焼を完成したのです。
ですが、電気代の件があります。当初の予定の2倍の電気代。僅かのように見えますが、私は、これを改良します。そうすれば、これで最終完成になるはずです。
そうなれば、実用炭焼炉を作りに挑戦します。金は。ありません。だけど、日本のエネルギー問題のために全力を尽くします。
よく、知合いに言われました。テレビ局に応援を頼んだらいいじゃないか、新聞に頼んだらいいじゃないか。政治家に頼んだらいいじゃないか。知事に頼んだらいいのじゃないか、国家に補助金を請出たらいいじゃないか。皆んなやりました。だけど、梨のつぶて同然です。
政治家や政府はエネルギーの心配はするものの、自らその解決に向けた行動はしないのです。彼らは、あおるのが仕事だからでしょう。
私が一番腹立たしいと思うのは、政府機関のネド。ネドは、不採用の理由を「原理がはっきりしない、具体的計画がない」と書いていました。原理は、極めて明確。水を蒸気で放出すれば1グラム600カロリーが必要だが、復水にして放出すれば、60カロリー程度で済む。この事は、中学生が知っている事。これが分からない訳がありません。
私は、不採用は結論ありき、つまり、私が個人だから不採用にしたとしか思えません。大学の指導を得ようと20カ所以上の大学にメールを送りました。ファックスを送りました。その中のある大学が賛意を表してくれました。だけど、指導者に自分の名前が載っていないと見るや、手のひらを返してきました。実は、その教授の名を指導者として入れていたのに、申請時に間に合わず、後で補充するという形にしたのが、どうも教授には面白くなかったようです。
ネドには受付られました。思えば、補助金を申請した時は、やっと目鼻がついた段階で、完全な資料ができなかった時でした。あの時、小保方のようにインチキの資料を付けて完成したとしておけば、それなら、どうなったでしょうか。
いや、あの時、実験資料に少し色をつけて出したかった。だけど、それは、後で困るという事でやめました。そして、今次、もう誰も文句の付けようのない資料をえました。歩留まり3倍です。年功研究の教授には絶対にできない成果の筈です。これなら、日本のエネルギー解決の端緒が開けます。
皆さん、これからも頑張りますから、ご支援下さい。