いやあとうとう出ましたね不適格規制委員! これから再稼働ありきで精力的に規制緩和を
進めるに当たって豊富などこの情勢では語れません。
しかし、ご専門であればこのまま再稼働を強行すれば第二第三の福島原発事故の再発は
自明です。 きっと委員就任は辞退したかってのでしょうが、政治と同業者に押し切られたと
言うのが語れぬ真実と言う所です。 勿論地質がご専門の、石渡氏もいずこの原発にも直下に
活断層があることは重々承知、しかし、活断層で地震など一万年に一回起きるか否かで
案じるのは宝くじが当たる心配と同程度の愚、鷹を括って盲判で打ち出の小槌が大切だと
見切り就任は自明です。
さて、原子力村ぐるみの危険な国家の自滅を掛けたロシアンルーレット、一万年に一回の
筈の直下活断層の活動が凶と出るか吉とでるか、儲けと国家生命を両天秤に掛けた危険な
原発再稼働バクチは、当分は笑いが止まらない儲け話と言う次第です。 以下ネットニュース参照。
規制委新委員の田中氏 適格性に言及せず
原子力規制委員会の新委員への就任が国会で承認された田中知(さとる)東大大学院教授(64)が十三日、承認後初めて報道機関の取材に応じた。原発メーカーから寄付金を受けており、規制を担うにふさわしいかどうか適格性を問う質問が出たが「私からコメントすることはない。国会で議論されたこと」と述べるにとどまった。
田中氏は日本原子力学会の元会長。電力会社や原発メーカーでつくる日本原子力産業協会の理事を二年前まで務め、民主党政権下で規制委が発足した当時の人選基準に抵触するとの批判が出る中、与党の賛成で承認された。
東京電力の関連財団から報酬を得ていたほか、少なくとも二〇一一年までの四年間、原発メーカーから毎年計百十万円の寄付を受けていた。田中氏は「原子力の研究と教育に関与してきたことは確かだが、そこで得られた知識と経験を最大限生かしたい」と話した。
規制委は、政治などからの高い独立性が求められるが、田中氏は「孤立しない独立性を保つことが重要」と、電力会社も含め意見を広く聴く姿勢を示した。
もう一人の新委員、石渡(いしわたり)明東北大教授(61)も取材に応じた。専門は地質学で、原発直下の活断層を厳しく調べてきた島崎邦彦委員長代理(68)の役割を引き継ぐとみられる。「データに基づいて科学的に判断していくことは当然」と話した。
また、東京電力福島第一原発事故の発生当時、仙台市で不安な日々を送ったことも明かし「科学技術への信頼が傷ついたのは残念。体験した者としての経験を生かしたい」と語った。