さすがトヨタですね。世界初の燃料電池自動車(FCV)の発売を開始すると言うのです。
ネックは当初1億円と言われてして今は1千万程の燃料電池の価格と燃料の水素充填スタンドの
整備と言う次第です。 でもね一つトヨタが間違えてることがあります。それはEVを市場に
投入するべきなのにそれを避けている点です。目的は明白、要するにEVは儲からないのです。
これが大量生産されるとたちまち価格が低下し、軽は10万20万とバイク並みになりセダンも
価格は精々2~300万主流は100万以下のタウンカーと言うのでは儲からない上に、電池と
モータと制御装置は簡単に出来るのですぐに後発メーカーや新興国に儲けどころを持って行かれ
たちまち先端技術立国の日本などは干上がってしまうのです。 まあコンピューターで起きた
事態と全く同じことが車で再現されるのは明白です。 しかし、です先進工業国がどんなに
金儲けをもくろんで簡単に出来るEVの普及を遅らせようともこのご時世、ガソリンの高騰や
排気ガスなどの環境問題の深刻化であっと言う間に世界の車はEVになることは自明です。
その時果たして、トヨタは生き残れるのか、大変心もとない現実を見せつけるトヨタの高価な
世界最先端の燃料電池車の販売を伝えるネットニュースは以下です。
トヨタ 燃料電池車発売へ 世界初、12月にも
東京モーターショーでトヨタ自動車が披露した燃料電池車の試作車=昨年11月 |
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トヨタ自動車は水素を使った発電で走り、水しか排出しない燃料電池車(FCV)のセダンを十二月にも発売する。次世代エコカーとして世界の自動車大手がFCV開発を競う中、世界に先駆け市販に踏み切り、新市場を切り開く構えだ。
発売するFCVは一回重さ五キロの水素補給で五百キロ以上の距離を走行できる。水素ステーションの整備が進む東京、名古屋、大阪、福岡の四大都市圏で先行して売り出す。かつて一億円以上といわれた価格は一千万円を切る予定。補助金などが受けられれば購入価格はさらに低下する。国や地方自治体、環境問題に関心の高い企業や富裕層の購入を見込む。十二月から車両を生産し、当面、月五十台前後を生産する見通し。
FCVは、車に積んだ水素と空気中の酸素の化学反応で生じる電気で走る。普及に向けてはインフラ整備が欠かせず、政府や関係業界は来年中に大都市中心に全国百カ所で水素ステーションを整備する計画だ。
ただ、現状では想定通りに建設が進んでいないため、市販を先行させ政府に整備を促す。日本発売とほぼ同時期に米国や欧州でも売り出す。