美智子様の育児に助言したことで知られる愛育研究所の元教授がミルクを「牛の乳」と言われたのに
社会福祉法人恩賜財団母子愛育会 http://www.aiiku.or.jp/index.htm
昔衝撃を受けました。 そうか人間の子供は人間の乳で育てないと、身体は牛の様に立派でも
肝心の頭と心は貧弱になるのだと思い知らされたものでした。 あれから30年、我が家の子供達
は一応成人し親元を離れ何とか社会人として自活をしています。 その間に育児環境は激変、少子
は当たり前で共働きも必然、そして牛の乳のミルクや紙おむつも当然で専業主婦の母乳育児や
布おむつは絶滅危惧種どころか前世紀の遺物と言う時代です。
そのような逆境を乗り切って何とか赤ちゃんを当たり前(?)に育てたいと言うお母さまに、新たな
難問難題が山積です。
なんと言っても心配なのが放射能、いくら規制値以内だからと言われても、赤ちゃんには安全な
食品と思っても、水や野菜や海産物に果物など環境で生体濃縮され、更にそれが母乳で濃縮されて
しまうと分かるとやはり福島県や関東近郊での育児は敬遠されるのが当然です。家族の理解も
自治体の援助もまして原子力推進政府の補助や理解も不可能どころか非国民扱いです。
そこへ、母乳で育てるとビタミンD不足で赤ちゃんの足が曲がるクル病が頻発していると言うのです。
勿論この手の研究や報道には粉ミルクメーカーの補助金研究というからくりが隠されていますが、
母乳育児に励んでいるお母さまには晴天の霹靂というのは否めません。
下は、政治家に多額献金する電力会社の経営環境の改善に原子力発電推進施策を進める
日本政府が電力会社を守るために赤ちゃんに放射能汚染を強要し、更に牛の乳の販売利益
拡充の為に母乳育児を廃絶させようとする粉ミルク業界の戦略で、人間の子供が牛並の
立派な体躯と引き換えに人間としての尊厳や能力感情を疎外されていることを報じるネット
ニュースです。
憂楽帳:避難の選択
毎日新聞 2014年03月08日 http://mainichi.jp/opinion/news/20140308ddh041070004000c.html
「私の母乳は汚染されているかもしれない」。3年前の東京電力福島第1原発事故で、4歳と乳児の2人の娘を持つ井川景子さん(31)は不安になった。住んでいた栃木県那須塩原市は同原発から約100キロ離れているが、場所によっては放射線量が高かった。「子供たちが住める状態ではない」。そう判断して避難を決めたという。
井川さんは今月2日に名古屋市内であったシンポジウムで「私たちは被災者として扱われなかった」と語った。東日本大震災の報道では東北3県の被害が注目された。愛知県に移ることにしたが「栃木県からの避難」はなかなか理解されなかった。放射能汚染を過剰に問題視している、との批判も受けたという。自主避難した別の母親は「避難が正しかったのかと自分を責めたことがある」と述べた。
避難した人、とどまった人。どちらかが正しく、どちらかが間違っているということではないと思う。それぞれの判断が尊重され、厳しい選択を迫られなかった私たちを含めて支え合えれば、と感じた。【長沢英次】
東日本大震災3年:俺たち復興3兄弟 「生まれ育った南三陸のため」18年ぶり集結(03月08日 15時25分)
<くる病>乳幼児に増える 母乳、日光浴不足、食事が要因
栄養不足の時代に多かった乳幼児の「くる病」が最近、増えている。紫外線対策の普及や母乳栄養の推進などが複合的に関係しているという。専門医は「くる病は母乳で育っている子どもに多く、特に注意してほしい」と呼びかける。
【知っていますか?】乳幼児揺さぶられ症候群
くる病は、ビタミンDが極端に不足することで血中のカルシウム濃度が下がり、骨の変形や成長障害などを引き起こす。歩き始める1歳以降、足に負荷がかかってO脚になりやすい。
東京大大学院の北中幸子准教授(小児医学)によると、1990年代はほとんどみられなかったが、2000年ごろから学会報告が目立ち始め、最近は臨床現場で珍しくなくなった。東大病院ではこの10年ほどで、診断したり他施設からの相談を受けたりしたケースが約100件に上る。
ビタミンDが欠乏している乳幼児の増加の3大要因は、母乳栄養の推進▽日光浴不足▽偏った食事--という。母乳は赤ちゃんに大切な免疫物質が含まれるなど利点が多いものの、ビタミンDは人工乳に比べて極めて少ない。また、ビタミンDは太陽の光にあたると体内で作られるが、皮膚がんやしみ・しわ予防の観点から紫外線対策が普及したことも影響している。
食物アレルギーでビタミンDを多く含む卵や魚などを取るのを制限している場合もあり、こうした要因が重なると発症しやすい。
北中准教授は「世界的にもビタミンD欠乏症が増えている。予防策として、特に母乳で育てている子には、日焼けしない程度に日光浴させたり離乳食で魚を取らせたりしてほしい」と話す。
日本小児内分泌学会は昨年、診断の手引きを作成した。血中ビタミンD(25OHD)濃度の測定や膝関節のエックス線画像などで診断するが、25OHDの測定は保険適用になっていないなどの課題もある。【下桐実雅子】
【知っていますか?】乳幼児揺さぶられ症候群
くる病は、ビタミンDが極端に不足することで血中のカルシウム濃度が下がり、骨の変形や成長障害などを引き起こす。歩き始める1歳以降、足に負荷がかかってO脚になりやすい。
東京大大学院の北中幸子准教授(小児医学)によると、1990年代はほとんどみられなかったが、2000年ごろから学会報告が目立ち始め、最近は臨床現場で珍しくなくなった。東大病院ではこの10年ほどで、診断したり他施設からの相談を受けたりしたケースが約100件に上る。
ビタミンDが欠乏している乳幼児の増加の3大要因は、母乳栄養の推進▽日光浴不足▽偏った食事--という。母乳は赤ちゃんに大切な免疫物質が含まれるなど利点が多いものの、ビタミンDは人工乳に比べて極めて少ない。また、ビタミンDは太陽の光にあたると体内で作られるが、皮膚がんやしみ・しわ予防の観点から紫外線対策が普及したことも影響している。
食物アレルギーでビタミンDを多く含む卵や魚などを取るのを制限している場合もあり、こうした要因が重なると発症しやすい。
北中准教授は「世界的にもビタミンD欠乏症が増えている。予防策として、特に母乳で育てている子には、日焼けしない程度に日光浴させたり離乳食で魚を取らせたりしてほしい」と話す。
日本小児内分泌学会は昨年、診断の手引きを作成した。血中ビタミンD(25OHD)濃度の測定や膝関節のエックス線画像などで診断するが、25OHDの測定は保険適用になっていないなどの課題もある。【下桐実雅子】