10月16日の午前3時にカロリン諸島付近で発生した台風21号は、時速10～15kmと自転車ほどの速度で日本列島に向けて北上しています。

　海水温の高いエリアを進んできたため、徐々に大型化しながら勢力を強めており、18日には「強い台風」、19日には「大型で強い台風」、20日に「超大型で強い台風」になりました。

　台風が超大型まで大型化するのは2015年の台風23号以来2年ぶりのことで、2001年以降で9個目となります。

　また、20日の夕方頃になると台風の目がはっきりとしてきたことから、現在も発達を続けていることがわかります。

　このあとも台風21号は更に勢力を強めながら、週末～週明けにかけて日本列島に接近・上陸する見込みです。

　秋雨前線と台風の影響による大雨のほか、長時間かつ広範囲にわたる暴風にも十分な警戒が必要です。

　最新の情報をこまめに確認して、万全の台風対策を行って下さい。