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OSCARS受賞発表訂正の大ミス

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いやあ誰にでも何処にでも間違いということは有りますが、まさかのハリウッドのアカデミー賞の

発表間違いです。 喜んだノセ束の間で奈落に落ちる心境の人、今度こそと思いきや挫折をと

思いきや栄冠に輝くというドラマが起きたと言う次第です。

  来年のアカデミー賞の演出部門はアカデミー賞の発表クルーに決定の瞬間は以下です。

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アカデミー賞 作品賞を誤って発表 会場は一時騒然

アメリカ映画界最高の栄誉とされるアカデミー賞の発表が行われ、最も注目される作品賞の受賞作品が誤って発表される異例の事態がありました。
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ことしで89回目となるアカデミー賞は、ロサンゼルスのハリウッドで各賞の発表と授賞式が行われました。
この中で、最も注目される作品賞の受賞作品は当初、ミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」と発表され、映画を製作した関係者らがステージに上がってオスカー像を受け取り、喜びのスピーチをしました。

しかし、途中で、式典のスタッフがステージに上がり、受賞したのは別の作品だと伝え、「ラ・ラ・ランド」の関係者が「間違いがあった。作品賞を取ったのは『ムーンライト』だ。ジョークではない。発表者が違うものを読み上げてしまった」と述べて、正しい受賞作品の「ムーンライト」と書かれた紙を会場に示しました。

ステージに上がっていた「ラ・ラ・ランド」の関係者たちは困惑した様子でしたが、受け取ったオスカー像を返却し、「ムーンライト」の関係者に祝福の言葉を贈りました。作品賞のプレゼンターの俳優は、受賞作品が記された手元の紙に、直前に発表された主演女優賞の受賞者で「ラ・ラ・ランド」に出演したエマ・ストーンさんの名前が記されていたなどと説明しました。

アカデミー賞で最も注目される作品賞の受賞作品を取り違えて発表するのは極めて異例で、会場は、一時、騒然となりました。

以下受賞を逸したララランド

“興行収入”で比較する2017年アカデミー賞「最優秀作品賞ノミネート作品」

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『ラ・ラ・ランド』はもっとも注目されているが、興行成績でトップではない。
Summit Entertainment
オスカー最優秀作品賞ノミネート作品は確かに注目はされるが、実際、興行収入はそんなに伸びていない。
オスカーに今年ノミネートされたいくつかの作品は、劇場で大きなビジネスにならなかった。これは、2017年のオスカーノミネート作品の相当数が、「宣伝予算の少ないインディーズ映画」だったからだ。
そこで、2017年最優秀作品賞にノミネートされた全作品の製作費を調べ、映画データベースMojoによる当該作品のアメリカ国内の総興行収入と比較してみた。
『ムーンライト』や『最後の追跡/ Hell or High Water(原題: Hell or High Water)』『LION/ライオン~25年目のただいま~』を含むいくつかの映画は超大作の興収に遠くおよばないものの、ノミネートされたすべての作品は予算を上回っており、損失は出なかった。
『Hidden Figures(原題)』は感動的な実話とスター揃いの俳優陣により、ノミネート作品の中でもっとも商業的に成功すると見られていた。このため、同作品がアメリカ国内でもっとも興収が高かったことは驚くことではない。黒人女優たちが主役の、予算も控えめな映画が素晴らしい業績を収めてもだ。
『ラ・ラ・ランド』も過去最多14部門ノミネートとともに商業的にも成功し、アカデミー賞獲得へ大きくアピールした。エマ・ストーンとライアン・ゴズリングの主役への抜擢、スタイリッシュでモダンなミュージカル映画は確かに“当たり”だった。
ノミネート作品の中で興行成績3番手の『メッセージ(原題: Arrival)』はおしゃれなSF映画のコンセプトとマーケティング戦略、エイミー・アダムスやジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカーといったスター俳優の起用が有利に働いた。また、同作品はノミネート作品の中でもっとも高い製作費だった。

2017年最優秀作品賞ノミネート作品の興行収入および製作費は以下。

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BI Graphics
source:Mojo、Summit Entertainment
[原文:How successful the Oscar best picture nominees really were at the box office
(翻訳:須藤和俊)

『ムーンライト』が『ラ・ラ・ランド』よりもアカデミー賞に相応しい理由

https://www.businessinsider.jp/post-720

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『ムーンライト』
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『ラ・ラ・ランド』は記憶に残らない映画だ。この作品はアカデミー賞を狙って制作されており、26日の授賞式ではきっと作品賞を取るだろう。魅力的なミュージカルで技術的にも素晴らしく、ハリウッドで受ける映画だ。しかし、わたしはまだこの映画のサウンドトラックを聞いたファンに出会ったことはない。
この映画は古臭い。『雨に唄えば』や『シェルブールの傘』など、古典はつねに参考にされ、評価を高めていく。ジーン・ケリーは大スクリーンで歌い踊る芸術を完成させた。しかし、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンはかろうじて歌とダンスができる程度。また映画で描かれる主人公の葛藤もありがち。『ラ・ラ・ランド』は美しいノスタルジーを満喫させてくれるが、表層的だ。
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『ラ・ラ・ランド』は『雨に唄えば』に触発されている。
Summit Entertainment
『恋におちたシェイクスピア』のように、記憶に残らないアカデミー受賞作品は以前にもあった。『ムーンライト』は小規模な作品だが、受賞するチャンスは十分にあるし、わたしはそう願っている。この映画は、アメリカの歴史においてターニングポイントになるかもしれない瞬間を切り取った革命的な映画だから。いずれにせよこの作品は、時代を超えた作品だ。
上っ面だけを見れば、『ムーンライト』がアカデミー賞向きだ。アメリカの荒れ果てた貧困社会に生きる苦悩を、優れた俳優たちが描き出した。批評家が指摘するように、この作品は『プレシャス』や『チョコレート』のような黒人の苦しみを描く映画の伝統に則っている。薬物中毒者の描き方が陳腐なことは残念だが。
しかし、『ムーンライト』はより根本的な部分で、ユニークで、人生に対して肯定的で、魂を清めてくれるような作品だ。主人公は貧しい黒人男性で同性愛者。しかし、決して紋切り型のキャラクターではない。『ムーンライト』の監督とその脚本家は、ともに映画の舞台となったマイアミ・リバティーシティの出身。撮影は実際にそこで行われ、生まれ育った環境が主人公の人格形成に与えた影響を深く理解し、描き出している。ロケ撮影も見事だ(マイアミやその周辺に生まれた人なら、観ているうちに、ハートが熱くなること間違いなし。わたしがそうだった)。しかし、この作品が暴いていく、静かだが衝撃的なことは、「ゲイ」で「貧しい」「黒人」の主人公は、決してこれらのどのカテゴリーにも収まらないということだ。彼は彼自身のやり方で、自らのアイデンティティを確立する。
任期についたばかりの大統領は、都心に暮らす黒人の状況を「ひどいものだ」と発言した。こういった発言は、長く、アフリカ系アメリカ人が持つ本来の人間性を奪い去ってきた。今日までわたしたちは人種問題について多くの前進を遂げた。しかし、わたしたちはまた、自分自身を、同じような考え、行動する人々が属するコミュニティの中に置き、世の中を一面的に捉えてしまう。
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青年時代のブラックを演じたトレバンテ・ローズ
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『ムーンライト』はこの問題に切り込む。大胆かつ巧みな3部構成で、主人公の人生が描かれる。彼は少年の頃はリトルと呼ばれ、大きくなるにつれシャロン、ブラックと呼び名が変わり、それぞれがストーリーと結びついている。最後の章では、傷つきやすい少年時代を過ぎ、故郷を離れたブラックが登場、ポップカルチャーからわたしたちが想起する厳しい黒人の暮らしが描かれる。しかしそれだけではない。少年リトルの章では人生の不可解さが、青年シャロンの章では優しさと不安感が描かれる。わたしたちが目撃するのは、アイデンティティの確立に苦しみ、自分自身を探し出そうとする1人の男の人生そのものだ。
『ムーンライト』のラストシーンは少年時代の友人との再会で結ばれる。しかし、ハリウッド映画によくあるシーンではない。彼らはぎこちなく会話を交わし、食事の合間に少しずつ親密さを取り戻していく。思い出の曲をジュークボックスでかけながら。
アメリカのメジャー映画で、2人の黒人男性の再会がこんな風に描写されたことはない。これは形だけ「人種差別撤廃」をテーマとした映画ではない。彼らのやりとりはまるで現実であるかのようにリアルで、単なるラブストーリーでもない。作品のテーマは、どんなに外見が変わろうとも、遠く長く離れていようとも、かけがえのない人は決して忘れることができないということだ。他の誰も彼らの本当の姿を知ることができないが、彼らはお互いに本当の姿を知っている。これまで大スクリーンで観た映画の中で、もっとも優れたシーンだ。
また、『ムーンライト』で描かれた人間の思いやりとつながりは、わたしたちがお互いをどのように理解すべきかを教えてくれる。この映画は、人種、性、コミュニティ、教育、収入、政治、さらには生活の多くの部分を左右している事柄によって(わたしたちが)定義されているという考えに、真っ向から反対する。そして何よりも、わたしたちはただ自分は何者なのかを知り、お互いを理解しようとしているだけなのだということを教えてくれる。それはおそらく、真に願い、行動すれば可能なことだ。
この作品は、2017年のみならず、いつの時代でも評価されるべき作品だ。
※この記事は筆者の考えに基づくものです。
(翻訳:小池祐里佳)




『ムーンライト』が『ラ・ラ・ランド』よりもアカデミー賞に相応しい理由

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