学生の読書離れ加速

昔から学生は勉強しないで遊んでばかりいることは良く知られています。しかし、です。

一応最高学府の門を潜った以上本ぐらいはまともに読めるか、最低でも生涯の読書習慣

ぐらいは涵養して欲しいものです。

しかし、現実には大学の生協に本の取り次ぎを頼むぐらいで、門前町に所狭しの軒を

連ねていた古本屋は軒並み喫茶店や自転車店にパチンコや麻雀店に成り挙げ句にゲーム

センターとなり、昨今はシャッター通り化しているのが現実です。

学生たちが図書館に入り浸り、あるいはネットやスマホにタブレットでキンドルなどで

活字に親しんでいるのならばまだしも、どうやらリケジョの博士論文に見られるような

コピペの改竄文書集の単なる贋作以下の寄せ集めモザイク集に出しているのが大勢と

思われます。もちろん中には本の虫と化したおたく論客もおられるかと思いますが肝心要

のご教授様がお商売に忙しくウザイ学生と一蹴してレポートや論文や学術論文は愚か、試験に

記述問題を廃止して採点時間の短縮に三択問題を多用したり、鶴の一声の如き穴埋め明快

回答に誘導しているのが実体です。まあ長文記述問題形式で人間の能力が評価できうるかは

確かに疑問では有りますが、学問の頽廃が深刻で教育そのものがお寒い限りであることは

疑う余地がありません。

以下はすっかり定着した最高学府の学生が読書能力を喪失していることの深刻さ端的如実に

示す嘆かわしいネットニュースです。

2/24(金) 18:30 掲載

読書時間ゼロ、大学生の５割に　増えたのはスマホの時間

　１日の読書時間が「０分」の大学生は約５割に上る――。全国大学生活協同組合連合会（東京）が行った調査でこんな実態が明らかになった。書籍購入費も減る一方、スマートフォンの利用時間は増えた。(朝日新聞デジタル)