オーストリーアといればアルプスの絶景を思い浮かべますが、山麓の絶壁にある修道院が
居住者を募集です。 入居条件は「キリスト教との何らかの関わり。」が有ればそれで良いと
いう格段にゆるい設定だというのです。 但し、電気もガスも水道も無しでもちろんインターネット
もつながりません。携帯やスマホがあっても電波が届くかあるいは充電が可能かも分かりません。
そして、もちろん入居費もいりませんし、管理費も存在しませんので全くのフリー!!と言う
次第です。 世捨て人には最高の物件ですがこの世にしがらみのある人には地獄に居るような
物件という事になります。
人間関係や様々な周囲との軋轢にさいなまれている方が孤独を堪能するためには最高の物件
です。
都会の喧騒に嫌気がさしたあなた、いかがですか手をお上げになっては。
孤独と絶景好きのあなたに…崖の上の修道院、入居者募集
2017年01月17日 12:18 発信地:ウィーン/オーストリア
http://www.afpbb.com/articles/-/3114320?cx_part=topstory

【1月17日 AFP】隣人はいなくて景色は最高、ただしインターネットはもちろん、暖房も水道も電気もありません──。オーストリア中部ザールフェルデン(Saalfelden)で、地元のキリスト教会などが切り立った崖の修道院に1人で住んでくれる人を募集している。
AFPの取材に答えたアロイス・モーザー(Alois Moser)司祭によると、この修道院が建てられたのは350年前。以降、毎年入居者を受け入れてきたが、昨年住んだ人を最後に無人になっている。
ザールフェルデンのウェブサイトに掲載された「求人」内容によると、応募条件は「キリスト教の信仰と関わりがあり」、海抜1400メートルの場所で穏やかに暮らせる人。
もっとも、外部との関係が完全に断たれるわけではない。「景観を楽しんだり、祈りや話をしたりするため」この修道院を訪ねてくる人がいるからだ。「秘密を打ち明けたい人がたくさん来る。(住人は)そのため修道院にいなければならない」(モーザー司祭)
居住できるのは毎年4~11月の間だけ。昨年暮らした元司祭は1シーズンで退居していた。
応募の締め切りは3月15日。申し込みは電子メールは不可で郵送のみ。この「求人」は無給だという点もお忘れなく。モーザー司祭は、これまでに問い合わせが何件かあったが、正式な申し込みはまだないと話している。(c)AFP