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米大統領選第一回テレビ討論でクリントン一勝

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避難合戦ではどちらが大統領にふさわしくないかが解るだけです。 やはり基本は政策の

優劣で判断されるのが原則でしょう。

  しかし、今回の大統領選はとどうも足の引っ張りあいで、お見苦しいドタバタ劇に成りかねない

様相です。まあ後2回戦と3回戦が在りますから予断は許さない激しい戦いが続くという

次第です。 以下は世界が注目する米国の大統領選の動静です。



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米大統領選 初の直接対決 テレビ討論で両候補が激しい論戦

米大統領選 初の直接対決 テレビ討論で両候補が激しい論戦
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アメリカ大統領選挙まで40日余りとなる中、候補者どうしが初めて直接対決するテレビ討論会が日本時間の27日午前行われ、民主党のクリントン候補と共和党のトランプ候補は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定などの貿易政策や日本をはじめとする同盟国の防衛などをめぐり、激しい論戦を交わしました。
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11月の大統領選挙に向けて、アメリカの有権者が、投票する候補者を決めるうえで重要なイベントとされる第1回のテレビ討論会は、日本時間の27日午前、東部ニューヨーク州の大学で行われました。
この中でトランプ氏が、クリントン氏はTPP=環太平洋パートナーシップ協定をめぐり賛成から反対へ立場を大きく変えたと批判したのに対し、クリントン氏は、「私は反対していた。それは事実ではない」と反論しました。
続いてクリントン氏は、トランプ氏がいまだに所得などを記した確定申告書を公開していないと指摘し、「過去40年間、このようなすべての候補者は公開してきた。トランプ氏は、所得税を払っていないのではないか」と批判しました。
これに対してトランプ氏は、クリントン氏が国務長官の時に、私用のメールを使っていた問題を取り上げ、「彼女は当時のメールを削除している。それらのメールを公開するなら、私も確定申告書を公開する」と述べるなど、両候補は相手を激しい口調で非難しました。
さらにクリントン氏は、「トランプ氏は何度も、日本や韓国などが核武装しても構わないと繰り返してきた。アメリカの最高司令官にふさわしくない」と述べました。これに対しトランプ氏は、「われわれは、日本やドイツ、韓国などを守っているが、彼らは公平な負担をしていない」と反論し、日本をはじめとする同盟国の防衛などをめぐっても激しい論戦を交わしました。

討論会の中でトランプ氏はしばしば、クリントン氏を遮って発言し、司会者から注意される場面も見られました。
討論会は、あと40日余りに迫った大統領選挙の行方を左右するだけに、今後も続く候補者どうしの討論会がアメリカの有権者の心理にどのような影響を及ぼすのかが、焦点となっています。

クリントン候補「すばらしい討論会」

民主党のクリントン候補はテレビ討論会のあとニューヨークで集まった支持者を前に演説し、「すばらしい討論会だった」と述べて、十分なアピールが出来たと自信を示しました。
そのうえでクリントン氏は「テレビ討論会はまだあと2回ある。このまま突き進んで選挙に勝利しよう」と述べ、次回以降のテレビ討論会にも意欲を示すとともに支持者に結束を呼びかけました。

トランプ候補「討論会を楽しんだ」

テレビ討論会を終えたあと記者団の前に姿を現したトランプ氏は、「討論会を楽しんだ。上出来だったと思う。メディアも私が勝ったと評価している。私の勝利だと思っている」と述べ、自身が優勢だったと主張しました。またクリントン氏について「彼女ではアメリカを再び偉大にすることはできない。彼女は何年も政治の世界にいて何も変えていない。言葉だけで行動がない」と述べ批判しました。
そのうえで、「次回の討論会も今夜のような勝利を収めたい」と述べ、来月9日にミズーリ州で行われる2回目のテレビ討論会に向け、意気込みを示していました。

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米大統領選TV討論、際立つ両者の強み

ウォール・ストリート・ジャーナル 9月27日(火)18時7分配信

       米大統領候補者による初のテレビ討論会が行われた。2人の候補者が自分たちの主張の核心部分を提示してみせるまでに、ものの数分もかからなかった。しかも2人は歯に衣着せずに訴えた。

       民主党候補のヒラリー・クリントン氏は自身を計画性のある女性として描いてみせた。ワシントンで経験を積み、今後は富裕層をたたき「トリクルダウン経済」と戦う準備ができている人物として――そして、「女性をブタや無精者、イヌと呼ぶ」トランプ氏を追い込むことを恐れない人物としてだ。

       一方、共和党候補のドナルド・トランプ氏は変化をもたらす人物として自身を描いてみせた。自分がビジネスを築き上げていた間、クリントン氏は国の問題を解決することに何年も失敗し続けていたと主張した。彼は「老いぼれ」政治家が愛する自由貿易協定を破棄する準備ができているとし、国外への移転を望む米企業に立ちはだかる人物であることを強調した。クリントン氏は実績と判断の両方が悪いとし、「ヒラリーには経験があるが、悪い経験だ」と述べた。

      攻撃の機会逃したトランプ氏

       大統領候補による討論会が両者の違いを浮き彫りにし、候補者同士を直接的かつ批判的に絡ませるはずものであるなら、今回の討論会はほとんど最初からその役割を果たしていた。討論会は張り詰めた雰囲気で引き込まれる内容だったが、終了間際の数分間は険悪なものに転じた。クリントン氏は攻撃モードに入ろうとしないのではないかとの疑念はそこで消えた。奇妙なことに、トランプ氏は攻撃の機会をいくつか逃した。移民政策の強化という目玉政策を強調することもなく、自分の支持者を「嘆かわしい人々」と呼んだクリントン氏を非難することもなかった。

       経済問題では、クリントン氏が中間所得層の守護者になることを約束し、最低賃金の値上げや男女の同一賃金、インフラ建設、太陽光発電の奨励といった政策案を示した。政府による投資は雇用創出につながると単純明快に言った。

       クリントン氏が自身の経験について弁解する場面はなかった。「私は大統領になるための準備をした。それは良いことだと思う」と述べた。

       一方、トランプ氏は経済回復策として、単純かつ切れ味が悪いとさえ言えるいつもの決まり文句を持ち出した。メキシコや中国が雇用を盗んでいるため、「われわれの仕事は国から出て行っている」とし、「彼らは中国を再建するための貯金箱としてこの国を利用している」と述べた。

       トランプ氏は、クリントン氏のような政治家が数十年にわたって作り上げてきたり無視したりしてきた貿易の不均衡を直すと約束した。トランプ氏はクリントン氏に、問題解決のための時間は「30年あった」と繰り返し言った。また、自身が約束した税率の引き下げ――大規模な減税――は、30年前にレーガン大統領が行った減税と同じ効果を経済にもたらすとも約束した。

       討論会ではののしり合う場面も多くあった。クリントン氏は、トランプ氏がビジネスで成功したのは父親から多額の資金を得たことで優位に事業が始められたからだと主張し、その後は小さな取引相手に適切な支払いをしてこなかったと非難した。

       クリントン氏はさらに、トランプ氏が納税証明書を公開していないことを批判。トランプ氏が何か隠しているのか、それよりもっと可能性が高いのは、連邦税を実際はあまり払っていないのではないかと、暗示ではなく直接的に断じた。また、オバマ大統領が外国で生まれたという人種差別的なウソを意識的に広めているとも非難した。

       一方トランプ氏は、クリントン氏が国務長官在任中に使用していた個人アカウントから削除された3万通の電子メールを同氏が見つければ、自分の納税証明書を公開すると約束した。こうした私的な電子メールシステムを作り上げたのはクリントン氏が言うように「間違い」だったのではなく、自身の行動を隠すために意図的に行われたものだと述べた。クリントン氏は「法と秩序」という言葉を使うのを恐れているが、自分はそうすることに十分すぎるほど準備ができているとも言った。 

      荒っぽいが啓発的な討論会

       トランプ氏は、日本など米国の同盟諸国は米国の負担を軽減させるため自国の防衛費をもっと負担すべきだとの持論について、悪びれることはなかった。クリントン氏はこれに対し「われわれは相互防衛条約を結んでおり、米国はこれを守る」ということを米国の同盟諸国は知る必要があると述べた。トランプ氏が、クリントン氏には粘り強い交渉者としてのスタミナが欠けていると言えば、クリントン氏は国務長官として112カ国を訪問したと反論した。

       端的に言えば、今回の討論会は荒っぽいものだったが、啓発的でもあった。トランプ氏は相手の話に割って入り、いじめっ子の役回りを演じがちだった。民主党は彼のそういう点を非難している。一方、くすくす笑ったり、うなずいたりしながらトランプ氏の強い主張をかわしていたクリントン氏からは、独善的な一面が垣間見えるような場面も時折あった。共和党が非難するのは彼女のそういう面だ。

       だが実際、今回の討論会は2人の候補者が自身の強みを示して見せた戦いだった。トランプ氏は直感的な言葉で有権者とつながる能力を示し、クリントン氏は威厳ある雰囲気でひとつの話題から次の話題へと滑らかに移る能力を見せつけた。投票日までに残されたあと2回の討論会では、両者とも一歩も引かないだろう。

       彼らは今回、勝利に必要な有権者の心を勝ち取っただろうか? それはよく分からない。両者とも概ね、ほぼいつも通り、かつ期待通りだったため、有権者はすでに抱いている認識を確認しただけで心変わりはしなかった可能性はある。

       ただ少なくとも、今回の討論会ではかなり現実的な選択肢が明確になった。候補者の対照的な流儀や中身、経歴の違いも明確になった。

      (筆者のジェラルド・F・サイブはWSJワシントン支局長)
      By GERALD F. SEIB
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