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高齢者激増で敬老祝い金は続々廃止

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昔は少なかった高齢者が社会で大事にされましたが、増えすぎて今では邪魔者扱いです。

その結果次々と廃止される敬老祝い金と高齢者受難の時代の黎明を報じるネットニュースです。




<100歳以上高齢者>最多6万5692人 46年連続増

毎日新聞 9月13日(火)11時24分配信


    <100歳以上高齢者>最多6万5692人 46年連続増
 厚生労働省は13日、全国の100歳以上の高齢者が昨年より4124人増えて、過去最多の6万5692人になったと発表した。女性が87.6%(5万7525人)を占めた。46年連続の増加となる。医療の進歩などが要因で、今後も増加が続くとみられる。

 敬老の日を前に、15日時点で100歳以上となる人数を、都道府県などを通じて1日現在で集計した。最高齢は男性が東京都大田区の吉田正光さんで、1904(明治37)年5月生まれの112歳。女性は鹿児島県喜界町の田島ナビさんで、1900(明治33)年8月生まれの116歳。

 人口10万人当たりの100歳以上の人数は全国で51.68人。都道府県別では島根が96.25人で4年連続最多。高知(87.93人)、鳥取(84.84人)と続いた。少なかったのは▽埼玉30.97人▽愛知35.05人▽千葉38.27人--の順。2015年の日本人の平均寿命は女性87.05歳、男性80.79歳だった。

 今年度100歳を迎える人は3万1747人。厚労省は100歳の記念に、純銀製の銀杯(約7600円)を贈ってきたが、経費節減で、今年度から合金に銀メッキを施したもの(約3800円)に変える。対象者が増え続けているため、税金の使い方をチェックする政府の行政事業レビューで昨年、抜本的改善を求められていた。

 贈呈を始めた1963年度は100歳以上の人をすべて合計しても153人だった。【野田武】
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敬老祝い金、廃止続々…高齢者増え費用膨らむ

読売新聞(ヨミドクター) 9月13日(火)10時26分配信

     今年で制定50年となる敬老の日。自治体が高齢者に贈る祝い金を、廃止する動きが広がっている。

     高齢化で対象者が増え、費用が膨らんだことが主な原因だ。一方、高齢者の側も、お年寄り扱いを嫌がる傾向がある。今年は19日。半世紀を経て敬老のかたちは変わりつつある。

     1972年度から高齢者に敬老祝い金を贈っていた神戸市は、今年度から制度を廃止した。

     創設当初は77歳以上全員に支給していたが、対象者が増えるとともに見直しを重ね、近年は88歳に1万円、100歳に3万円を贈っていた。それでも昨年度は、計約6800人への支給総額が7500万円に。財政負担は膨らむ一方だった。担当者は「申し訳ないが、今後は健康寿命を延ばす取り組みに力を入れたい」。

     50年前、65歳以上の高齢者は全体の約6%だったが、今年3月の総務省人口推計では約27%で3427万人とされている。75歳以上も1667万人。今後、人口の多い団塊の世代が75歳以上となる「2025年問題」も控える。高齢者が増え、財政状況などから見直しを迫られた自治体は他にもある。

     大津市では88歳に1万円、100歳に3万円、最高齢の男女に5万円を贈呈していたが、2014年度から記念品に変更。88歳と100歳の人には、生まれた日の新聞のコピーを贈り、最高齢の人には市の特産品を贈ることにした。これで約960万円の削減につながった。

     77歳、88歳、99歳以上に祝い金を贈っていた高松市は14年度、77歳の人への祝い金1万円を廃止。平均寿命がすでに77歳を上回り、「長寿を祝うという趣旨が薄れてきた」と説明する。千葉市、福島市なども大幅に縮小している。
    最終更新:9月13日(火)13時39分



        100歳以上 過去最多6万5692人写真変わる敬老 祝い金廃止広がる写真


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