きわどいところでしたね。 結局決め手は録画映像ですが、難しい判断を求められる審判は
受難の時代だと言う事になります。
以下はメダルラッシュに貢献した新井選手の銅メダル確定を報じるネットニュースです。
日本の素早い対応奏功=レース直後に映像分析―競歩の失格問題〔五輪・陸上〕
時事通信 8月20日(土)6時48分配信
荒井広宙(自衛隊)の銅メダルをめぐり混乱したのは、レース中の体の接触が原因だった。
48キロ付近でエバン・ダンフィー(カナダ)に一度抜かれた荒井が抜き返した際、両者が接触。その前からやや歩きが不安定だったダンフィーは足がもつれて失速し、荒井が差を広げ3位でゴールした。
カナダは進路妨害だとして抗議し、審判長が受け入れて一度は荒井を失格とした。日本陸連は直ちに日本から取り寄せた映像を分析。ダンフィーの肘が先に当たった事実を確認するとともに、その接触と相手の失速に因果関係はないと判断した。
この分析結果を根拠に、日本陸連は国際陸連理事5人で構成する上訴審判(ジュリー)に英文の上訴申立書を提出して裁定の取り消しを求めた。上訴審判は協議の結果、日本の訴えを認めた。
国際陸連は競技規則の中で「抗議と上訴」について定めており、今回は日本陸連が手続き通りに素早く対応したのが奏功した。麻場一徳強化委員長は「どう見ても不可抗力の接触であり、失格には納得がいかなかった」と語った。
48キロ付近でエバン・ダンフィー(カナダ)に一度抜かれた荒井が抜き返した際、両者が接触。その前からやや歩きが不安定だったダンフィーは足がもつれて失速し、荒井が差を広げ3位でゴールした。
カナダは進路妨害だとして抗議し、審判長が受け入れて一度は荒井を失格とした。日本陸連は直ちに日本から取り寄せた映像を分析。ダンフィーの肘が先に当たった事実を確認するとともに、その接触と相手の失速に因果関係はないと判断した。
この分析結果を根拠に、日本陸連は国際陸連理事5人で構成する上訴審判(ジュリー)に英文の上訴申立書を提出して裁定の取り消しを求めた。上訴審判は協議の結果、日本の訴えを認めた。
国際陸連は競技規則の中で「抗議と上訴」について定めており、今回は日本陸連が手続き通りに素早く対応したのが奏功した。麻場一徳強化委員長は「どう見ても不可抗力の接触であり、失格には納得がいかなかった」と語った。
最終更新:8月20日(土)10時16分