一触即発というのが偶発核戦争の恐怖と言う次第です。 早期警戒システムのレーダー運用に
不慣れだった米戦略の根幹である大陸間弾道弾監視レーダー網の全ダウンをソビエトによる
核攻撃開始だと誤認してあわや戦略爆撃機が一斉に米大陸からソビエトに向け発進する
所だったというのです。 もし、発進していたらそれを察知したソビエトも戦略爆撃機を発進させ
必然的に両国の全ICBMは発射態勢に入り、人類滅亡の発射ボタンが押され、世界人類は
当時保有されていた膨大な大陸間核弾道や各種戦略ミサイルによって数十波の波状被弾を
受け、核の冬の到来やその後の放射能汚染による深刻な地球汚染によって、
人類は滅亡してしまっているところだと言うのです。
事の是非はさておき、こんな恐ろしい過去の危機が今頃公開されるのはやはり何らかの
政治的駆引きがあってのお話。 だから、核軍縮を進めようというのか、それとも予算削減が
取り沙汰されているNASA米航空宇宙局の新政権に対する予算獲得パーフオーマンスなのか
しっかりと見定めることが必要な垂れ流しネット記事は以下です。
磁気嵐を勘違い、攻撃寸前=67年、米空軍が旧ソ連に―ICBM監視レーダー故障
時事通信 8月13日(土)14時54分配信
1967年5月に太陽の活動が異常に活発化し、地球で観測史上最大級の磁気嵐が発生した際、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の大陸間弾道ミサイル(ICBM)監視レーダーが故障し、米空軍が旧ソ連による妨害と勘違いして一時、攻撃準備態勢を取っていたことが分かった。
米空軍の退役軍人やコロラド大などの研究者が13日までに、米地球物理学連合(AGU)の学会誌「スペース・ウェザー」に論文を発表した。
当時は東西冷戦とベトナム戦争のさなか。この事件で「宇宙天気予報」の重要性が改めて認識され、太陽活動や地球磁気圏の観測が強化されたという。67年7月には米国の核実験監視衛星が宇宙の天体で起きる謎の爆発現象「ガンマ線バースト」を初めて観測している。
67年5月18日には太陽に黒点が多数出現し、23日にフレアと呼ばれる爆発現象が発生。放出された大量の高エネルギー粒子が地球に飛来し、磁気圏が大きな影響を受けた。米南部でもオーロラが見えたという。
NORADは米アラスカ州とグリーンランド、英国にICBMを警戒するレーダーを設置していたが、全て故障。旧ソ連による妨害、戦争行為とみた米空軍は攻撃のため航空機を発進させる寸前に至ったが、磁気嵐が原因との情報が軍首脳に上がり、中止された。
米空軍の退役軍人やコロラド大などの研究者が13日までに、米地球物理学連合(AGU)の学会誌「スペース・ウェザー」に論文を発表した。
当時は東西冷戦とベトナム戦争のさなか。この事件で「宇宙天気予報」の重要性が改めて認識され、太陽活動や地球磁気圏の観測が強化されたという。67年7月には米国の核実験監視衛星が宇宙の天体で起きる謎の爆発現象「ガンマ線バースト」を初めて観測している。
67年5月18日には太陽に黒点が多数出現し、23日にフレアと呼ばれる爆発現象が発生。放出された大量の高エネルギー粒子が地球に飛来し、磁気圏が大きな影響を受けた。米南部でもオーロラが見えたという。
NORADは米アラスカ州とグリーンランド、英国にICBMを警戒するレーダーを設置していたが、全て故障。旧ソ連による妨害、戦争行為とみた米空軍は攻撃のため航空機を発進させる寸前に至ったが、磁気嵐が原因との情報が軍首脳に上がり、中止された。
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最終更新:8月13日(土)17時36分