前からカホンを手に入れたくっていろいろ探しましたが只の箱なのにお値段がけっこう高いので
自作しょうかと思いいろいろ物色していました。 ホームセンターで材料を入手しょうかといろいろ
調べてみましたが、たかが板を6枚なのですが結構高くつきます。

一番基本なのは胴にあたる部分の15㎜程度の厚い合板です。 材質が重要ですから無垢の銘木
やしっかりした集成材を見ると高いこと、とてもでは無いが手が出ません。 打板や裏側の反射板も
高品質の合板を物色しましたがちょうど良い大きさのものが無くまた材質も満足いくものがありません。
気に入ったものだと大判を一枚単位で購入しますから無駄が多い上にお値段が張ります。
いろいろ物色しているとこんなものを見つけました。
マイネルの製品ですからまあ信頼できるでしょう。 組立キットでは一番お安いのでとりあえす
試して見ることにしました。
注文すると翌日には到着、早速組み立てました。
組み立てるだけで簡単です。まず胴体を造ります。接合部に接着剤(木工ボンド)を塗り旅行用の
スーツケースの締めつけベルトでしっかり固定して2時間ほど固着を待ちます。
次に前面の打つ板を取り付ける為の補強材に接着剤を塗布してクランプでしっかり固着、同時に
裏板に接着剤を塗りスーッケース用のベルトで締めて固着です。 残るは前面の打板の取り付けです。
親切な日本語の説明書が有りその指示通りビス穴をドリルであけ、さらに残響用のブラシの様な金具を
取付板にビス止めしてそのまま補強板にボンドで固着です。
後は印をしてドリルで穴をあけた全面の打板をねじで止めるだけです。 全てで半日の作業で完成です。
後は木工ヤスリで隅や角の部分をなめらかに削ります。 その後、スムースに感じるようにサンドペーパー
で軽く磨いて、塗料を塗るだけです。 塗装はいろいろ考えましたが結局全面に亜麻仁湯を塗布して
一応の出来上がりです。
え!! どんな音が出るのか? ですか、それはね...
叩き方にもよりますし腕次第ですよね。 でもね所詮カホンと言うのは箱という意味の
言葉ですからドンドンという音しか出ませんからね。この音だけだと単なる騒音ですよね。