やれ68年だとか78年だとか言われる首都圏の大震災、1日には落雷でマグネチュード9クラスの
緊急地震速報が出てすわ一大事と思われた方も多かったことかと思います。
確実に言えることは、何時か必ず本番が来るという次第です。 以下は、いよいよ本番に
備えて大変良い訓練になった首都圏直下型大震災の最適な予行演習が落雷によって
誤報で実施されたことを報じるタイムリーなネットニュースです。
「東京湾でM9.0」気象庁誤報 都営地下鉄、京急などストップ
最大震度7の誤報が出た緊急地震速報の携帯画面 |
![]() |
気象庁は一日、東京湾でマグニチュード(M)9・0以上の地震が発生したとの緊急地震速報を出し、直後に取り消した。首都圏では電車が運転を見合わせるなどの影響が出た。実際に地震は起きておらず、落雷による誤信号が原因の可能性があるとみて、気象庁が状況を調べている。
気象庁によると、一日午後五時九分ごろ、千葉県富津市付近で最大震度7が予測されるとの緊急地震速報を発表したが、揺れが観測されなかったため、取り消した。また同十二分ごろにも震度5弱以上を予測した速報を発表したが取り消した。
当時富津市付近では雷雲が発達しており、気象庁は観測点周辺での落雷によって流れた電気信号を揺れとして感知した可能性があるとしている。
この緊急地震速報で、震度4以上の地震の可能性があると予測されたのは三十五都府県に及んだ。
誤報により、都営地下鉄や東武鉄道、京浜急行電鉄など首都圏の一部の鉄道会社は、いったん電車の運行を見合わせた。いずれも一分程度で運転を再開した。JR東日本や東京メトロは独自の地震計測システムを持っており、影響はなかった。
東京都庁でも、緊急地震速報が放送され一時騒然とした。すぐに「取り消します」という自動音声が流れ、三分後には「先ほどの緊急地震速報は誤報です」とアナウンスがあった。
気象庁によると、緊急地震速報には「予報」と「警報」の二種類があり、今回出されたのは鉄道事業者などを対象とした予報だった。二カ所以上の観測点データを利用する警報と比べ、予報は一カ所のデータだけで出されるため、速報性は高いが正確性に欠ける。