良いですね世界のあちこちで日本人シニアにラブコールです。 そうでしょうね、戦中戦後に
生を受け、朝鮮特需に高度成長期を我が世の春とばかりに出世しマイホームはバブルで高騰し
資産に恵まれ経済衰退期にはろくな仕事もしないで退職金と年金をゲットして昔鍛えた体力で
悠々自適の余生を満喫と言う次第です。
これから結婚育児に励もうとする貧困世代の若者の困窮を尻目に、月額25万程度の円建て
出費で海外で豪奢な生活がラブコールを送っていると言うのです。 まあ巡り合わせと言えば
それまでですが、一抹の理不尽さに心を痛める御仁も少なくないのではないでしょうか。
かくいう油食さんも団塊の世代の最後尾でそろそろ極楽とんぼに転進してもという気持ちが
無いわけでは無いのですがこれからの世界経済の凋落する中で人生を築き上げる団塊ジュニア
以降の世代に属する子供達の奮闘を支援しなければと自粛の毎日です。
下は、世の中どう間違ったのか金と時間と健康を弄ぶ日本シニアに世界がラブコールを送りつけ
明日の日本を担う世代が峻厳な生活苦から脱出を阻まれている事への警鐘を報じるネットニュースです。
「体が動くうちに」シニア層、憧れの海外へ 長期滞在ビザも
団塊世代が65歳以上になった。昭和30、40年代の海外旅行が高根の花だった時代をよく知っているためか、海外への憧れが強い世代だ。海外と日本を行き来したり、年金生活者らを対象にした長期滞在ビザ(滞在資格)を取得したりして海外生活を楽しむ人もいる。(村島有紀)
◆冬はペナン島
「何もしないぜいたくですね。自宅にいるよりも煩わしいことが少ない。畑や家の手入れなど自分の家だといろいろ気になることが多いけど、マレーシアでは掃除をしなくていいし、食事を作るのが面倒なら外に食べに行けばいいから」
こう話すのは長野県の岡野春男さん(65)。岡野さんは60歳で、42年間勤めた自動車販売会社を退職。退職金と年金収入で生活している。寒い季節が苦手なため、退職後は毎冬、妻の美子さん(62)とマレーシア・ペナン島で過ごすようになった。
「暖かいと着るものも少なく、洗濯もマレーシアではクリーニングに出せばいい。体が動くうちに楽しみたいので、子供たちには『たくさんのお金を残さないよ』と伝えています」と岡野さん。
マレーシアは、90日間は観光ビザで滞在が可能。渡航は格安航空券を使い、宿泊するコンドミニアムはキッチン付きを選ぶ。来年1月の渡航に向け、夫婦で往復8万3千円の航空券を購入した。宿泊代は朝食付き1泊5千~6千円(2人分)。毎年同じコンドミニアムに泊まるため、顔見知りも増え、宿泊者同士で時には一緒に食事をする。同時期には約20~30人の日本人がいるという。
◆愛好者の交流組織
岡野さんが所属するのはNPO法人「南国暮らしの会(南の会)」(東京都台東区、有料会員約600世帯=約1千人)。海外長期滞在を希望するシニアらの交流組織として平成10年に誕生した。愛好者の集まりとしては国内最大規模だ。楽しみ方は、観光ビザでのショートステイや、生活拠点を航空券の安いバンコクに置き、世界遺産を巡る旅に出るなどさまざま。
理事長の大野悦子さん(60)によると、リーマン・ショック(2008年)後は、景気の低迷や年金への不安、65歳まで定年延長が可能になったことから「働けるまで働きたい」というシニアが増え、会員数が伸び悩んだ。しかし、団塊世代が65歳に達し、今年度は新たに72人が入会するなど関心の高まりを実感している。
同会では東北、関東甲信越、関西などブロックごとに支部を置き交流。約550人(約300世帯)の会員が所属する関東甲信越支部では、ほぼ毎月1度、休日に東京都品川区内の会議室を借り、「サロン会」を開催。会員の滞在体験を発表し合ったり習慣、食べ物、住環境、格安チケットの入手法などの情報交換を行ったりしている。
海外にも支部があり、月1度の交流会などを開催している。支部といっても場所は会員の自宅で、無償で活動する。
同会理事の吉野正博さん(65)=埼玉県川越市=は「定年までは仕事漬けの人生だったが、海外生活を始めて新しい世界が広がった。一歩踏み出す勇気があれば、語学ができなくても扉は開かれている」と話している。
■不動産の購入などの条件も
観光ビザの有効期間を超えて滞在したり、不動産を購入したりしたい場合、年金生活者らを対象にしたビザがある国も。国によって制度は異なるが、一定額以上の財産と年金収入証明、現地の銀行への定期預金、不動産の購入、投資、医療保険の加入などを求めている。
滞在先として人気が高いマレーシアは、一定の基準を満たす外国人の居住により、不動産や医療、金融などに好影響を及ぼすとして、10年間有効の数次入国社交訪問パス(長期滞在ビザ)「マレーシア・マイ・セカンド・ホームプログラム(MM2H)」を用意している。全年齢が対象だが、50歳未満と50歳以上で条件が異なる。50歳以上は、35万リンギット以上の財産証明と毎月1万リンギット以上の年金収入。年金収入が満たない場合は、マレーシアの銀行に15万リンギットの定期預金をするか、100万リンギット以上の不動産を購入など、さまざまな認定条件がある。
◆冬はペナン島
「何もしないぜいたくですね。自宅にいるよりも煩わしいことが少ない。畑や家の手入れなど自分の家だといろいろ気になることが多いけど、マレーシアでは掃除をしなくていいし、食事を作るのが面倒なら外に食べに行けばいいから」
こう話すのは長野県の岡野春男さん(65)。岡野さんは60歳で、42年間勤めた自動車販売会社を退職。退職金と年金収入で生活している。寒い季節が苦手なため、退職後は毎冬、妻の美子さん(62)とマレーシア・ペナン島で過ごすようになった。
「暖かいと着るものも少なく、洗濯もマレーシアではクリーニングに出せばいい。体が動くうちに楽しみたいので、子供たちには『たくさんのお金を残さないよ』と伝えています」と岡野さん。
マレーシアは、90日間は観光ビザで滞在が可能。渡航は格安航空券を使い、宿泊するコンドミニアムはキッチン付きを選ぶ。来年1月の渡航に向け、夫婦で往復8万3千円の航空券を購入した。宿泊代は朝食付き1泊5千~6千円(2人分)。毎年同じコンドミニアムに泊まるため、顔見知りも増え、宿泊者同士で時には一緒に食事をする。同時期には約20~30人の日本人がいるという。
◆愛好者の交流組織
岡野さんが所属するのはNPO法人「南国暮らしの会(南の会)」(東京都台東区、有料会員約600世帯=約1千人)。海外長期滞在を希望するシニアらの交流組織として平成10年に誕生した。愛好者の集まりとしては国内最大規模だ。楽しみ方は、観光ビザでのショートステイや、生活拠点を航空券の安いバンコクに置き、世界遺産を巡る旅に出るなどさまざま。
理事長の大野悦子さん(60)によると、リーマン・ショック(2008年)後は、景気の低迷や年金への不安、65歳まで定年延長が可能になったことから「働けるまで働きたい」というシニアが増え、会員数が伸び悩んだ。しかし、団塊世代が65歳に達し、今年度は新たに72人が入会するなど関心の高まりを実感している。
同会では東北、関東甲信越、関西などブロックごとに支部を置き交流。約550人(約300世帯)の会員が所属する関東甲信越支部では、ほぼ毎月1度、休日に東京都品川区内の会議室を借り、「サロン会」を開催。会員の滞在体験を発表し合ったり習慣、食べ物、住環境、格安チケットの入手法などの情報交換を行ったりしている。
海外にも支部があり、月1度の交流会などを開催している。支部といっても場所は会員の自宅で、無償で活動する。
同会理事の吉野正博さん(65)=埼玉県川越市=は「定年までは仕事漬けの人生だったが、海外生活を始めて新しい世界が広がった。一歩踏み出す勇気があれば、語学ができなくても扉は開かれている」と話している。
■不動産の購入などの条件も
観光ビザの有効期間を超えて滞在したり、不動産を購入したりしたい場合、年金生活者らを対象にしたビザがある国も。国によって制度は異なるが、一定額以上の財産と年金収入証明、現地の銀行への定期預金、不動産の購入、投資、医療保険の加入などを求めている。
滞在先として人気が高いマレーシアは、一定の基準を満たす外国人の居住により、不動産や医療、金融などに好影響を及ぼすとして、10年間有効の数次入国社交訪問パス(長期滞在ビザ)「マレーシア・マイ・セカンド・ホームプログラム(MM2H)」を用意している。全年齢が対象だが、50歳未満と50歳以上で条件が異なる。50歳以上は、35万リンギット以上の財産証明と毎月1万リンギット以上の年金収入。年金収入が満たない場合は、マレーシアの銀行に15万リンギットの定期預金をするか、100万リンギット以上の不動産を購入など、さまざまな認定条件がある。
最終更新:11月16日(土)8時0分
苦しい韓国、日本人観光客呼び戻しへ 釜山市などがシニア向け企画