やっぱりね、私たちの税金を湯水のように投入して、ずさんな見切り発車で鹿島とぐるで
始まった凍土止水壁ほとぼりの覚めるのを見計らって「出来ませんでした。」という大失態
です。 税金を鹿島から返還してもらうのか、それとも今後の天下りや政治資金への還元
を見込んで頬被りを決め込むか、見え透いた魂胆は辟易する見苦しさです。
まあ、原子力にまつわるお金は全て放射能汚染マネーとして潤沢な闇経済の本流ですから
関係者にとっては予想通りの顛末で笑いが止まらないという事は初めから見え見えでした。
そろそろ今回の茶番劇は幕引きで、次は原子力村の新たなる金儲けに食指が動くとい
う実体は村の創始いらい不変という次第です。 以下は見え透いていた止水凍土壁の
大失態に一言の苦言も無く広報する数多の原子力村御用達マスコミの放射能汚染垂れ流し
記事です。
「凍土壁」凍らず、セメント系注入決定 福島第1原発で規制委
原子力規制委員会の検討会は2日、東京電力福島第1原発の汚染水対策で、建屋周辺の土壌を凍らせる「凍土遮水壁(とうどしゃすいへき)」が完全に凍結しないため、周辺にセメント系の材料を注入する東電の計画を了承した。運用開始から2カ月が経過しても汚染水抑制の効果が見えず、追加工事が必要と判断した。東電は近日中に工事に着手する。
東電によると、凍土壁周辺の地中温度は測定箇所の97%で0度を下回ったものの、1号機北側、東側と4号機南側では7・5度を超え、凍らない箇所が複数残った。石の多い地層で水が流れやすくなっていることが原因とみられ、工事で隙間を埋め凍結を促進する。
規制委は、海側から段階的に進める凍結範囲の拡大について、地下水位の急激な変化などのリスクが小さいことから、山側の95%まで凍結する次の段階への移行も了承した。
東電によると、凍土壁周辺の地中温度は測定箇所の97%で0度を下回ったものの、1号機北側、東側と4号機南側では7・5度を超え、凍らない箇所が複数残った。石の多い地層で水が流れやすくなっていることが原因とみられ、工事で隙間を埋め凍結を促進する。
規制委は、海側から段階的に進める凍結範囲の拡大について、地下水位の急激な変化などのリスクが小さいことから、山側の95%まで凍結する次の段階への移行も了承した。
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先行して凍結を始めた海側などの約3%がまだ凍っていない
出典:テレビ朝日系(ANN) 2016年6月2日凍土遮水壁は今どうなっているのか
出典:まさのあつこ 2016年5月23日【図解】凍土方式による陸側遮水壁
出典:東京電力「凍土壁」はなぜ必要なのか
出典:吉川彰浩 2016年3月31日