最近まったく酸性雨のお話を見かけません。 しかしね現実には日本では強酸性の雨が
全国で降り続いているのです。 しかし、何とお粗末、気象庁では北陸に一カ所だけあった
観測所も地震をいいことに廃止し頬被りを決め込んでいる始末です。
何が問題かといって一番の問題はやはり生態系への悪影響です。 農業はもちろん水産業や
漁業にも深刻な影響を与え続けています。
たとえば松枯れの本当の原因は酸性雨、マッタケがとれない理由もそうです。 また水産資源の現象
はもちろん建築にも甚大な影響が見られます。 一番はコンクリートの剥落やひび割れなどで
その被害額は天文学的です。 またブロンズ像やト銅拭き屋根の溶出や一番困る地下の水同部品
のバブルや弁などの溶出に対する莫大な経費の消費者負担の悪政など、甚大です。
なぜ、気象庁が測定しないかの理由は明白です。 対策は工場排煙や自動車排気の規制
強化が起きますからコスト増による不況を恐れるのですね。 当然マスコミも産業界全てから
強烈な圧力があるので一言も酸性雨に言及しません。 お金に目のない大学教授連中は生徒の
就職先や寄付講座の身入りにしか関心がありませんから、酸性雨は研究対象からいの一番に
外します。
もちろん官僚たちも自分たちの天下りを妨げる企業の太鼓持ちに過ぎませんから成り行き任せ
の無責任ぶりは徹底しています。 以下は何処を探しても酸性雨のニュースのない現実しか
見当たらず、引用する報道記事が皆無であることを実証する以外に何もないというのが
おかしな企業かに席巻された世界の現実です。
酸性雨の影響としては以下のようなものがある。湖沼を酸性化し、魚類の生育を脅かす[6]。土壌を酸性化し、植物の生存に必要なカルシウムイオンやマグネシウムイオンが溶解、雨で地中深くや地下水に浸透して流失する。土壌を酸性化し、植物に有害なアルミニウムや重金属イオンを溶け出させる。また、溶け出した金属イオン(特にアルミニウムイオン)が河川に流入することで、水系の動物に被害を与えている。植物を枯死させる。樹木が立ち枯れする原因となる。 ヨーロッパ・北米を中心に森林を枯らしている(ドイツのシュヴァルツヴァルトが酸性雨被害の深刻な森として有名である。西ドイツの森林の半分以上が酸性雨による被害を受けているといわれている)。その被害のさまからヨーロッパでは酸性雨のことを「緑のペスト」と呼んでいる。また、近年酸性雨による被害が報告されている中国では「空中鬼」の異称がある。国務院(政府)の全国一斉酸雨調査(1983年3月~10月)では、ph5.6以下の省、直轄市、自治区は20に上る。また、2400余の観測地点のうち1,000カ所以上から酸性雨が記録された[7]。日本では、群馬県赤城山、神奈川県丹沢山地などでの森林の立ち枯れなどがある。これらの被害は、狭義の「酸性雨」でなく、光化学オキシダントのような広義の酸性雨(酸性降下物)の影響が強いのではないかといわれている。屋外にある銅像や歴史的建造物を溶かすなど、文化財に被害を与えている。 鉄筋コンクリート構造の建物、橋梁などに用いられる鉄筋の腐食を進行させるなどの被害を与えている。