7つのタンクエリヤで汚染水を外部に漏らさない為の堰が雨水であふれそうになったので排水した
と言うのです。 しかもご丁寧にも測定の手間のかかるストロンチ.ムのβ線は24ベクレル/ℓ と計測し
排水規制値以下なのでセシウムは測らずに放出しましたと言うのです。
セシウムならγ線ですから簡単に測れそうなものですけれどもね。 それに時間が無かったと
言うのですが後で確認の為に試料を取っておけばいいのにそれもしなかった様子です。
まあ嘘で固めた原発で事故の初めから炉心溶融も配管破断も放射能の排出量も空間線量も
そして事故後も原因調査もみんな嘘でしたから、今回もきっと嘘だと言う事は当然でしょうね。
と言う事は台風で強風が吹き荒れ海はシケですから市民団体やグリーンピースの観測船を初め
どんな濃厚な汚染水をどれだけ大量に放出しても発覚の可能性は無しです。しかも、濃厚な汚染水
が水路や堰に付着していても大雨で忽ち濯ぎ流され、薄められて証拠は残りません。
警戒区域内ですから外部の人が確認する事もありませんし、特に東京電力の敷地内には
厳重なチエックが有り内部告発さえ金で口止めすれば情報漏れの心配もありません。
大金をかけて汚染水から放射性物質をわけても所詮処理の術はありません。
かねてから味を占めた太平洋の無限の水によって放射能汚染水を薄めれば総て
丸く収まるのです。 と言う事で切迫していた福島の大量の放射能汚染水が台風のどさくさで
一息つけたという東京電力にとってうれしい汚染水放水の顛末を報じるおめでたいネットニュース
の数々は以下です。
セシウム濃度測らず排水=7タンクエリアの滞留水―福島第1「緊急措置」・東電
東京電力福島第1原発で高濃度の放射能汚染水が保管されている七つのタンクエリアで、放射性物質を外部に出さないために設置したせきの水位が大雨によって上昇し、あふれる恐れがあるとして、東電は16日、排水を行ったと発表した。東電はセシウム濃度を測らず排水しており、汚染水への懸念が高まる中、さらなる批判を招く可能性もある。
東電は今回の対応について、急激な水位上昇を受けた「緊急措置」と説明している。ただ、台風18号による大雨は事前に予想されていたのに、タンクエリアにおける放射性物質を含む水の排出基準も定めていなかった。
東電によると、今回排水したエリアでは、これまで高い線量は確認されていない。エリア内にたまっていた水を調べたところ、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質濃度は最も高いところでも1リットル当たり24ベクレルだったという。
東電はこの結果を基に、エリア内での汚染水漏れはないと判断。ガンマ線を出すセシウムの濃度も十分低いと予想できるとして、測定せずに排水した。
排水した量は不明で最終的に海へ流出する可能性もあるが、東電はベータ線を出す放射性物質濃度の値を根拠に「雨水であることを確認している」と話している。
東電は今回の対応について、急激な水位上昇を受けた「緊急措置」と説明している。ただ、台風18号による大雨は事前に予想されていたのに、タンクエリアにおける放射性物質を含む水の排出基準も定めていなかった。
東電によると、今回排水したエリアでは、これまで高い線量は確認されていない。エリア内にたまっていた水を調べたところ、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質濃度は最も高いところでも1リットル当たり24ベクレルだったという。
東電はこの結果を基に、エリア内での汚染水漏れはないと判断。ガンマ線を出すセシウムの濃度も十分低いと予想できるとして、測定せずに排水した。
排水した量は不明で最終的に海へ流出する可能性もあるが、東電はベータ線を出す放射性物質濃度の値を根拠に「雨水であることを確認している」と話している。
【関連記事】
福島第1、台風豪雨でタンク群の堰内雨水から最大17万ベクレル検出
東京電力福島第1原発の地上タンクから汚染水が漏れた問題で、東電は16日、台風接近に伴う豪雨で、8月に漏洩(ろうえい)のあった「H4」と呼ばれるタンク群のコンクリート堰(せき)内にたまった雨水(15日採取)から、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり最大17万ベクレルの高い濃度で検出されたと発表した。
「H3」「H2」と呼ばれるタンク群の堰内にたまった雨水(同)からも、それぞれ1リットル当たり4600ベクレル、3700ベクレルを検出。H3は今月初旬にタンク周辺で最大毎時2200ミリシーベルトの高い放射線量を計測していた。H2はこれまでに高線量が計測されていないが、周辺に高線量部分があった可能性がある。
東電は「原因は調査中だが、漏洩跡や高線量部分などタンク周辺に残った放射性物質が雨水に混ざった可能性がある」としている。
いずれの場所でも、雨水の堰外への流出は確認されていない。東電は15日夜、H4にたまった雨水を周辺のタンクへ移し終えた。H2、H3の雨水も順次、近くのタンクへ移送する。
一方、漏洩のあったH4のタンク北側の観測用井戸の地下水(14日採取)を分析したところ、トリチウムを1リットル当たり17万ベクレル検出。8日採取分から6日間で約40倍の濃度に上昇した。
この井戸から約40メートル建屋側に新設した観測用井戸の地下水(15日採取)からも、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質を1リットル当たり1300ベクレル検出した。8月にタンクから漏れた汚染水による地下水汚染が、建屋側へ広がっている可能性が出てきた。
「H3」「H2」と呼ばれるタンク群の堰内にたまった雨水(同)からも、それぞれ1リットル当たり4600ベクレル、3700ベクレルを検出。H3は今月初旬にタンク周辺で最大毎時2200ミリシーベルトの高い放射線量を計測していた。H2はこれまでに高線量が計測されていないが、周辺に高線量部分があった可能性がある。
東電は「原因は調査中だが、漏洩跡や高線量部分などタンク周辺に残った放射性物質が雨水に混ざった可能性がある」としている。
いずれの場所でも、雨水の堰外への流出は確認されていない。東電は15日夜、H4にたまった雨水を周辺のタンクへ移し終えた。H2、H3の雨水も順次、近くのタンクへ移送する。
一方、漏洩のあったH4のタンク北側の観測用井戸の地下水(14日採取)を分析したところ、トリチウムを1リットル当たり17万ベクレル検出。8日採取分から6日間で約40倍の濃度に上昇した。
この井戸から約40メートル建屋側に新設した観測用井戸の地下水(15日採取)からも、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質を1リットル当たり1300ベクレル検出した。8月にタンクから漏れた汚染水による地下水汚染が、建屋側へ広がっている可能性が出てきた。
最終更新:9月16日(月)11時40分
最終更新:9月16日(月)19時3分
◆せき内の水が汚染されていないか懸念されていた
福島第1 大雨でせきから流水 -バックナンバー(9月15日)
◇周辺タンク群のせき内の水などから放射性物質
・ 福島第1、台風豪雨でタンク群の堰内雨水から最大17万ベクレル検出 -H3は今月初旬にタンク周辺で最大毎時2200ミリシーベルトの高い放射線量を計測していた。H2はこれまでに高線量が計測されていないが、周辺に高線量部分があった可能性がある。産経新聞(9月16日)
・ 汚染水漏えい域で高放射能=タンク近く、17万ベクレル―福島第1 -時事通信(9月16日)
◇台風で激しい雨
・ 台風情報 -気象庁
・ 福島第1原発の排水溝の土のう 激しい雨で崩れる -福島民友新聞(9月16日)
・ [映像]大型の台風18号 昼すぎに東北地方最接近へ 福島で猛烈な雨予想 -フジテレビ系(FNN)(9月16日)
◇汚染水問題の状況は
・ 排水溝で濃度上昇 タンク東側、940ベクレル計測 -福島民友新聞(9月15日)
・ [映像]原発汚染水問題 地下水から放射性トリチウム15万ベクレル検出 -フジテレビ系(FNN)(9月15日)
◇政府の対応策は
・ 汚染水「政府がコントロールする」 自民・高村副総裁 -朝日新聞デジタル(9月15日)
・ [映像]汚染水問題、自民・石破氏“国がバイパス計画を” - TBS系(JNN)(9月14日)

◇周辺タンク群のせき内の水などから放射性物質
・ 福島第1、台風豪雨でタンク群の堰内雨水から最大17万ベクレル検出 -H3は今月初旬にタンク周辺で最大毎時2200ミリシーベルトの高い放射線量を計測していた。H2はこれまでに高線量が計測されていないが、周辺に高線量部分があった可能性がある。産経新聞(9月16日)
・ 汚染水漏えい域で高放射能=タンク近く、17万ベクレル―福島第1 -時事通信(9月16日)
◇台風で激しい雨
・ 台風情報 -気象庁
・ 福島第1原発の排水溝の土のう 激しい雨で崩れる -福島民友新聞(9月16日)
・ [映像]大型の台風18号 昼すぎに東北地方最接近へ 福島で猛烈な雨予想 -フジテレビ系(FNN)(9月16日)
◇汚染水問題の状況は
・ 排水溝で濃度上昇 タンク東側、940ベクレル計測 -福島民友新聞(9月15日)
・ [映像]原発汚染水問題 地下水から放射性トリチウム15万ベクレル検出 -フジテレビ系(FNN)(9月15日)
◇政府の対応策は
・ 汚染水「政府がコントロールする」 自民・高村副総裁 -朝日新聞デジタル(9月15日)
・ [映像]汚染水問題、自民・石破氏“国がバイパス計画を” - TBS系(JNN)(9月14日)