Quantcast
Channel: 原典聖書研究
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5523

VW偽装の後処理装置不要な日本のクリーンディーゼル車

$
0
0
 ご紹介します。こちらが我が家のクリーンディーゼル車のデミオ君です。

イメージ 1

 お値段ですか? そんなもの人に聞くものじゃありませんよ。 でもコンパクトカーとしては結構

いいお値段ですが、それよりももっといいのが燃費です。

  平坦な一般道で信号が少ない道ならリッター35㎞以上走れます。下は国道19号線を100㎞ほど

走った時の平均燃費です。連休の最終日の夕方でしたから結構混んでいました。

イメージ 2
 
  郊外の平坦な道でも結構走れます。

イメージ 3
 けれどもね、下の方を見ていただくと分かるように我が家の様な渋滞が多く、しかも急な長い上り坂

ばかり走っているとリッター当たり18.6㎞と言うのが平均です。

  ハイブリッドやガソリン車と変わらない燃費に見えますが燃料は軽油です。 お値段はこちらです。

イメージ 4

  リッター99円で入りますから130円程度のレギュラーとは3割りも違います。ということは同じ経費に直すために

走行距離に1.3を掛けるとにガソリン車の場合と同じになりますからリッター当たり24.2㎞と同じ燃費です。

急で長い坂道や渋滞の少ない場合の燃費の27. 6㎞だと×1.3で35.8㎞、まして35.5㎞の田舎道だと

ガソリン車の46.2㎞と同等の燃費と言う事になります。

 え!「 家は燃費なんか考えたことが無い...」ですか。そうですよね私もそんな生活をしてみたい

ですが我が家は「まず初めに燃費ありき」ですからね。

  なぜこんなに燃費がいいのかは知りませんが、その一つの理由は普通のディーゼル車にある

NOx後処理装置がありません。ですからVWの様な排ガス規制の為に不正をする必要がないのです。

  要するに後処理をしなくともそのまま放出すれば規制基準がクリヤ出来るほど排気がきれいなのです。

ということはエンジン出力を低下させるあと処理装置が無い分馬力があり、車体が軽く良く走る

どいう事なのです。 もちろん燃焼状態、特に低温や負荷の多い急加速をするとディーゼル特有の

PM (粒子状物質=炭素粒子) が生成されその除去の為に有る装置DPF(フィルター)が目詰まりして

その燃焼の為に燃料を噴射しますので我が家のデミオの様に燃費がリッター当たり20をすこし切るこ

とになります。 

  下は世界で唯一燃焼段階からクリーンなためディーゼル特有の後処理装置が不要な

日本のマツダのクリーンディーゼル車を紹介するネット記事です。

VWショックで再認識…NOx後処理装置がないマツダのディーゼル技術

レスポンス 9月28日(月)10時0分配信


◆大きな波紋を投じたVWの不正行為

ディーゼルエンジン(DE)の排ガス規制に対し、独フォルクスワーゲン(VW)が不正行為を行い、世界に大きな波紋を投じている。日本ではマツダのSKYACTIV技術によるDE車が評価を得てその復活が進んでいるだけに、影響が懸念される。だが、良くも悪しくもディーゼルへの注目が高まるので、同社の革新的なDE技術への認知が広まる機会ともなりそうだ。

[関連写真]

この事件を受けて念のためマツダに問い合わせると、VWが不正を行った排ガス性能を制御するようなソフトは、当然のことながら「搭載していない」(国内広報部)。さらに世界各国・地域での排ガスなどの審査についても適正な認証を得ていると強調する。

VW事件の震源地である米国でのマツダ車の販売は、1-6月で前年を2%上回り堅調に推移している。また、北米へのDE車は「発売を検討している段階」(同)と未投入なので、DEを巡る当局の調査などによる混乱は起こりようがない。


◆ディーゼル開発はNOxとの闘いの歴史

VWが不正に手を染めることになったNOx(窒素酸化物)は、大気中の濃度や気候によって人体に有害な光化学スモッグを起こす厄介なシロモノだ。DEの排ガス技術開発は、主にNOxとの闘いであったといっても過言でない。DEはガソリンエンジンよりも高圧縮状態で、軽油と空気の混合気を自然着火させて燃やす。燃焼室は高温、高圧になるため軽油と空気が十分に混ざる前に着火しやすく、これがNOxやススなどのPM(粒子状物資)を増やすこととなる。

「クリーンディーゼル」と呼ばれ、各国・地域の最先端の排ガス規制をクリアするDEでは通常、NOxの低減には触媒、あるいは排ガスと尿素水を反応させるなどの後処理を施している。尿素水方式は大型トラック用のDEで実用化されているし、トヨタ自動車も今年開発した2.5リットルと2.8リットルのSUVやピックアップトラック用の新世代DEに採用した。

マツダのSKYACTIV-Dと呼んでいるDEには、そもそもNOxの後処理装置がない。DEでは常識外れともいえる低圧縮比にしたエンジンでの燃焼により、NOxなどの抑制につなげているのだ。つまり、DEでは通常18程度となっている圧縮比を、『CX-5』などに搭載されている2.2リットルのSKYACTIV-D(2012年発売)では14.0とし、世界の自動車用DEでは最も低くした。


◆常識外の低圧縮燃焼でディーゼル復活をけん引

このような低圧縮比では、寒冷時や始動時などエンジンが温まっていない状態では混合気が着火できなくなる。DEの低圧縮比は、まさに常識外だった。しかし一方で、低圧縮比だと排ガスが飛躍的にクリーンになることも分かっていた。マツダは、吸気バルブを開けるタイミングを遅くし、1度閉じた排気バルブを吸気中に再び少し開けるといったバルブの独自制御などにより、難題だった低圧縮比での燃焼技術を確立した。

低圧縮化によってエンジンは比較的コンパクトにでき、排ガス関連システムの簡素化によってコストの縮減や軽量化も実現できた。マツダの国内販売は、14年に1.5リットルも加わったSKYACTIV-Dシリーズ搭載車が高い評価を得て快走している。15年上期(1-6月)は国内市場全体が前年同期比11%減と低迷するなか、マツダ車は15%増の13万9100台と大きく伸ばしている。このうち5車種を販売しているDE車が前年実績の約3倍に相当する6万2000台と、伸びをけん引している。

国内総市場の乗用車に占めるDE車比率は、足元で3%程度にとどまるが、00年代のほぼゼロ状態からSKYACTIV-Dの投入を契機に復活が進んでいる。DE車の力強い走りや燃費および排ガス性能が再評価され始めた矢先のVWショック。しかし、販売店を含むマツダ陣営にはSKYACTIV-Dの特質をしっかりとユーザーに訴え、引き続きDE復活の先導役を担ってもらいたいものだ。

《レスポンス 池原照雄》
最終更新:9月28日(月)17時18分

Viewing all articles
Browse latest Browse all 5523

Trending Articles