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伊豆の感電事故

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いやあ恐いですね電気柵、イノシシや鹿に狸やきつねにアライグマなどの出没する

我が家で真剣に電気柵の導入を検討しましたが、断念しました。その理由はやはり

虫取りや隣の池に魚を取りに来たり、自然薯に蕨やタラの芽を取りに来る不特定多数

の人々への危険性でした。  何しろ相手は神出鬼没、もちろん動物も人間もです。

特に両者とも多いのが夜間ですから問題は深刻です。


イメージ 1

 我が家にはマムシも沢山いますが、虫取りの人の中には裸足にサンダルと言う向きも

少なくありません。もちろん2m近い大きな毒蛇の赤楝蛇(ヤマカガシ)も普通にみかけます。

危ないのは地面や水際丈でなく木の上や藪に加えて葛やあけびなどの蔓の絡みも

要注意です。 さらに恐ろしいのは大スズメバチで秋には200匹はいますから、こちらはほぼ

確実に命をおとします。

 もちろん有害動物とのアクシデントに対しての被害損害は自己責任ですから問題はありません。

しかし、電気柵で感電事故が起きると刑事民事の裁判で10年は消えるでしょう。そして最悪

数億円は覚悟です。

  獣に小さな畑や出来の悪い作物を荒らされても被害はせいぜい数千円程度ですから選択の

余地はありません。

しかし、専業農家にしてみれば事は死活問題で深刻です。

  まあ、野山に出かける人はそれなりの見識とスキルを持ち、自然と近代社会に対する

両者の危惧に自己責任で対応する資質を涵養することが大切という次第です。

 以下は今後、どう展開するか警察とマスコミさんにはバランスのとれた対応が期待される

所ですがまあ無理な期待と言うことは間違いなさそうです。以下は大変深刻な社会問題を

提起したネット記事です。


川遊びの2人感電死 西伊豆、親子ら5人けが 動物よけ柵漏電か

(2015/7/20 07:15)
川遊びをしていた親子連れらが感電し、搬送される事故があった現場=19日午後6時ごろ、西伊豆町一色
川遊びをしていた親子連れらが感電し、搬送される事故があった現場=19日午後6時ごろ、西伊豆町一色
感電事故が発生した西伊豆町一色の現場地図
感電事故が発生した西伊豆町一色の現場地図
 19日午後4時半ごろ、西伊豆町一色の仁科川の支流で川遊びをしていた2家族6人と、助けようとした近くの住民の女性1人が動物よけの電気柵の電流で感電し、大人2人が死亡した。一時は子供を含む数人が意識不明となり、全員が病院に搬送された。下田署は業務上過失致死傷事件の可能性もあるとみて調べている。
 死亡したのは、川崎市宮前区の男性(42)と、神奈川県逗子市の男性。両男性の家族は一緒に、観光や水遊びなどのため伊豆に来ていたという。両男性の子供2人は指にけがを負うなど重傷。逗子市の男性の妻もけがを負った。川崎市の男性の妻と助けに行った近隣の女性(75)は軽傷という。
 同署によると、電気柵はイノシシなどの鳥獣被害防止のため、近くの住民が川ののり面にあるアジサイの花壇の周囲に設置していた。柵には100ボルト程度の電圧がかかっていたという。
 最初に川遊びをしていた川崎市の男性と子供2人が「ギャー」という悲鳴を上げた。それを聞き、駆け付けた川崎市の男性の妻と逗子市の夫婦、近隣女性が相次ぎ感電した。
 事故当時、花壇と川を挟んで対岸の民家から電気柵に向かって深さ約30センチの川底を電気コードが延びていた。電気柵の一部が水没していた。何らかの原因で、川に漏電した可能性があるという。
 下田市でイノシシ駆除を行っている住民グループ関係者によると、電気柵の設置には行政機関から特別な許可は必要ないという。柵の周囲に危険を知らせる看板などを設置する義務がある。
 同署は20日以降、現場検証を行う予定。

<西伊豆2人感電死>「助けて」「電源を切れ」 山里に悲鳴

@S[アットエス] by 静岡新聞 7月20日(月)7時19分配信
   


 「助けて」「早く電源を切れよ」―。3連休のまっただ中の19日午後、川遊びで楽しい時を過ごすはずだった2組の親子連れを襲った悲惨な感電事故。普段は静かな西伊豆町一色の集落に、悲鳴と叫び声が響き渡った。
 助けを求める声を聞いて救助に駆けつけた男性(51)は「意識のない男性を運ぼうと川に入ったら自分もビリッときて驚いた。とにかく早く電源を切るよう叫んだ」と興奮した様子で話した。
 近くに住む30代の男性は「救急車が何往復もしていて『何だろう』と思って行ってみたら、うつぶせに倒れた男性や泣いている子どもがいた」と、事故直後の様子を語った。
 地元住民によると、事故現場周辺は特にイノシシやシカによる被害がひどく、農作物を育てる多くの住民が電気柵を使用しているという。様子を見に来た農業の男性(62)は「普通に触ったくらいだと大丈夫だが、川の付近など水から感電する可能性がある場所で使うなら注意が必要だ」と指摘。地元区長の男性(69)は「普通昼間は通電しないものなのに、なぜ電源を入れていたのか。こんな大事故になるとは」と驚いた様子だった。

 ◇遺族「強い憤り」
 西伊豆町で発生した感電事故で、死亡した川崎市の男性(42)が搬送されたとみられる町内の病院には19日午後10時40分ごろ、遺族4人が乗用車で到着した。
 病院関係者から話を聞き終えた父親(82)は「事故に強い憤りを感じている。川遊びで感電した子どもを助けようとして、自分も感電したと聞いた」と険しい表情を浮かべた。
静岡新聞社
最終更新:7月20日(月)9時41分



  1. <西伊豆2人感電死>「助けて」「電源を切れ」 山里に悲鳴@S[アットエス] by 静岡新聞7月20日(月) 7時19分

電線の一部が切れて川の中に

柵に電気を送るための電線の一部が切れて川の中につかっていたという。男性らは柵に接触したか、川の水を通じて感電した可能性があるという。毎日新聞(2015年7月19日)

助けようとして次々感電か

読売新聞(2015年7月19日)
現場近くの住民によると、付近にはイノシシやシカが多く、ミカン畑や野菜畑などで電気柵を使う農家が多い。時事通信(2015年7月19日)

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