Quantcast
Channel: 原典聖書研究
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5523

イオン王国の消滅後の買い物難民対策は?

$
0
0
 郊外の住宅地に住んで見ると分かる事ですが、近くにあった小売店や小規模スーパーは
 
歯が抜けるように少なくなり、今は一軒もありません。そう、西に、東に、北に、南に次から次へと
 
進出した巨大資本スーパーに客を奪われてことごとく廃業してしまいました。
 
  気がついて見回すと車で15分程度の所に巨大イオンモールが5つも6つも周囲に出来ていて
 
休日は周辺道路が渋滞で迷惑な程です。 しかし、です。 10年前はあたりには子育て世帯も
 
多くイオンモールにも赤ちゃん用品や子供用品店も沢山在りました。 最近めったに行かなくなった
 
イオンモールに行ってびっくり。平日はガラガラですね。 そして、商品のレイアウトが様変わり
 
しています。若者が少ないですね。そして中年や老年を迎えた人々が増加して吊り下げられている
 
服も地味な高齢者向けです。 とするともう後10年もすると中年が老年になり、若者は地域から
 
殆ど首都圏に転居し、今居る老人はどんどん他界してしまいます。 とするとこんな巨大な
 
大規模小売店は早晩廃墟になる事は不可避です。 おそらくその前に採算が悪化して
 
周囲の商店街がシャッター通りに成ったように、シャッターモールになる日も間近と言う次第です。
 
  聖書に「あなたがしたようにあなたもされる。」(旧約聖書オバデヤ15節) とある如く、個人店舗
 
や小規模小売店を食い物にして拡大してきたイオンモールにもそろそろその お鉢が廻って来る
 
と言う事なのです。 
 
  そして問題はその後です。 もし個人店舗が消え、小規模小売店も消滅して地域に唯一残って
 
いた巨大イオンモールが消えたらどうして生活したら良いのでしょう? そして75才を過ぎたり
 
年金の減額で車を放棄した家庭が買い物に行くにはご老体に鞭打って10㎞20㎞の決死の
 
買い出し苦行を強いられかねません。
 
  もともと、イオンでは買う物が無いので殆ど行った事の無い私の様な人間は安全な食材を農家など
 
から直接入手するなどそれなりの購入手蔓が在りますがそうでない人々は万事窮す、生活難民と
 
言う事に成りかねません。以下は間もなく日本各地に起きる巨大モールの廃業によって買い物難民
 
生活難民が大量発生しそうな不穏な情勢を報じる深刻なネットニュースです。
 
 

イオンに異変、業績悪化で株価急落 総合スーパー、消費者離れ深刻化で迫る終焉

Business Journal 1月26日(月)6時0分配信
  • http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150126-00010002-bjournal-bus_all
  • イオンに異変、業績悪化で株価急落 総合スーパー、消費者離れ深刻化で迫る終焉
    イオンモールの店舗(「Wikipedia」より)
     1月13日の東京証券取引市場でイオン株が急落した。約1カ月ぶりの安値となる1126円まで売られ、終値は前日比6%安の1143円50銭となった。この日の東証1部値下がり率ランキング上位である。主因は前週9日に発表した2014年3~11月期の連結決算が市場予想を下回り、警戒感が広がったこと。連結営業利益は、前年同期比48%減の493億円となった。15年2月期の通年見通しは営業利益2000億円から2100億円のまま見直しされなかったが、市場はそれを絶望的と見たわけである。
 
 イオン全体の業績不調の主因は、本業である総合スーパー(GMS)事業である。GMS中核事業子会社であるイオンリテールの営業損益が、14年3~11月期は182億円の赤字に転落(前期は57億円の黒字)。同年3~8月期は75億円の赤字だったが、直近3カ月で107億円の赤字がさらに上乗せされた格好だ。大型化など改装店舗は一部好調だが、既存店売り上げが前期比2.4%減と不振。特に衣料品が4.1%減と大きく落ち込んだほか、食品も2.3%減と苦戦した。

 イオンの岡崎双一・専務執行役GMS事業最高経営責任者は「改装は順次していくが、(店舗数が多く)分母が大きいのでどれぐらい早くできるか」(今月9日の発表)と述べている。岡崎専務はまた、「価格政策で消費増税後の対応に失敗した。値上げしたのではないかと思われる値付けをしてしまった」と敗因を語った。

●曲がり角迎えたGMS

 しかし、イオンの不調は、大型小売店舗をチェーン展開するGMSの業態がいよいよ曲がり角に来ていることの現れともいえる。ここ最近、消費者が大型GMSを訪れる頻度は少なくなりつつある。日常の買い物は、コンビニエンスストアや、アマゾン、楽天などのインターネット購入へシフトしてきた。リアル店舗で探し回るより、ネットでの大量一括比較、そして検索型のショッピングが効率的となってきた。もしくは、専門店チェーンへ行くこともあり、野菜や総菜などの日々の購買なら中小規模のスーパーで済ませることも多い。逆に贈答品などの一部高級品は、伝統的なブランド力がある百貨店で購入する。
山田修/経営コンサルタント、MBA経営代表取締役

Viewing all articles
Browse latest Browse all 5523

Trending Articles