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Channel: 原典聖書研究
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オオクワガタ相場下落歓迎

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 我が家の場所はオオクワガタの日本一二を争うブランド地。お蔭で今はすっかり荒らされて
 
この2年程、オオクワガタを全く見かけません。我が家の庭の巨大な台場クヌギにも10年程
 
前までは時々見かけましたが最近は全く居ません。 勿論ヒラタやノコギリにミヤマは良く居ます。
 
あたりの台場クヌギは幼虫の割り出しにことごとく削り破壊され、ウロには火薬を仕掛けて成虫
 
を引きずり出し、夜な夜なオオクワガタハンターが出没して悪行の限りを尽くして、今はすっかり
 
絶え果ててしまいました。 何しろ当地産のオオクワガタはつい数年前まで6センチ級で10万円
 
を越えていました。 人口交配のF1、F2でも6万7万は常識でした。 
 
 しかし、最近は菌糸瓶の普及で飼育環境が定型化し価格が下落し、そこへ外国産の大型
 
成虫が導入されてすっかり相場が暴落と言う次第です。 
 
  価格が下がればハンターも意欲を削がれ、この傾向が引き続けば軈てオオクワガタも
 
戻ってくれるのではと期待しています。 近くにはまだまだ台場クヌギが有り、有名な産地も
 
成虫の飛来可能距離で近くですから何時か天然物が見られる時が必ず来ると思っています。 
 
 今のところ、最後に当地産のオオクワガタを見かけたのは4年前と3年前、6センチ級の雄が
 
道で車に引き潰されていたのが見納めです。
 
   幼い頃私の遊んだ北摂地域はいずこも里山で、何処にでも居たオオクワガタを次の世代に
 
残すのが思いっきり楽しませて頂いた事のせめてもの恩返しと思っています。 
 
  その為に、近所の荒れ果てた里山や茨や葛の伸び放題の荒れ地に将来の台場クヌギに育
 
てばと願い庭に転がっているクヌギのドングリ蒔きをしています。 花咲か祖父さんならぬクヌギ種
 
蒔き兄さんで頑張っている次第です。 
 
以下、オオクワガタが下落し里山にオオクワガタが復活できそうな良いニュースは以下です。
 
 

「黒いダイヤ」オオクワガタ 外国産の輸入解禁で相場が下落

 
 昆虫の人気ランキングで必ず1位争いをするクワガタムシ。なかでもオオクワガタは、野外での採取が難しく個体であればまるで宝石のような価格帯で売買されたことから「黒いダイヤ」と呼ばれたこともあった。1999年には、とある専門店がオオクワガタに1000万円という値段をつけ話題になったが、今では考えられないとクワガタムシの情報誌『BE KUWA(ビー・クワ)』(むし社)編集部の中村裕之さんは言う。

「当時も、1000万円という値段がついただけであって、実際に購入した人はいなかったと言われていました。それでもあの頃は、大きなオオクワガタにそのくらいの値段がついても不思議ではない雰囲気がありましたね。今ではインターネットオークションで個人もクワガタ販売をする時代ですので、価格はかなり下がりました」

 実際にオークションサイトで「クワガタ」と検索してみると、オオクワガタでも数百円、なかには雄雌ペアで1円という格安のものもある。専門店ではさすがにそこまで安くはできないというが、それでも雌雄ペアを数千円で購入できる。かつての高騰ぶりを思えば手ごろな値段に落ち着いている。

「十年以上前は80ミリの大きさで1万円だとしたら81ミリは2万円、82ミリなら4万円という具合に、1ミリ上がるごとに値段が倍になるような時代でした。今でも大きなものは人気ですが、1ミリの違いで倍になるということはありません。大きな個体を育てるには技術が必要なのですが、『菌糸ビン』が普及したことで、比較的、誰でも大きく育てられるようになった影響が大きいでしょうね」(前出・中村さん)

 菌糸ビンとは、キノコ菌糸で真っ白になったオガクズ入りの瓶のこと。1990年代から普及し始め、オオクワガタなどの幼虫を育てるために利用され、大きな個体を育てやすい。値段も400円~1000円くらいと手ごろで、それまでに比べて簡単に大きなクワガタを育てられるようになった。子どもでも70ミリぐらいの大きさに育てられるという。

 さらに、1999年11月に規制緩和で外国産クワガタの輸入が解禁されたことも価格を落ち着かせた要因だという。

「人気が高いオオクワガタは野外で捕まえるのが難しかった。だから価格も高かったのですが、輸入解禁後は手ごろな値段で買えるようになりました。このころから、クワガタ飼育をする人が増えています。技術が高い人なら90ミリくらいの大きなものを育て上げることも。さすがにそこまで大きいと、世界にひとつしかありませんから今でも10万円ぐらいの値段はつくでしょう。特別な技術で、私には育てられません(苦笑)」(前出・中村さん)

 クワガタの飼育人口が増えた影響で専門店も増え、『BE KUWA』誌の人気企画「美系オオクワガタ・コンテスト」も1999年から始まった。いまでは同コンテストには老若男女、全国の様々な人から自慢のクワガタ写真が送られてくる。

「クワガタは、大事に飼ってあげれば5~6年は生きます。昔は、飼育環境を整えるのに木を砕いたりするところから始めなければいけませんでしたので、敷居が高いものでした。でも、いまはずいぶん簡単になり子どもや女性でも楽しめます。犬や猫のように、ペットとして可愛がるような感じで飼っていますね」(前出・中村さん)

 ひと昔前のように、クワガタで一獲千金というわけにはいかなくなった。しかし、子どものころに叶わなかったオオクワガタを飼う夢をかなえるには、ちょうどよい時代になったようだ。
最終更新:8月11日(日)16時46分

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