医学の進歩の為に臓器提供ぐらいなら何とか許容しなければと思いますが脳死者の
臓器を他人に移植するのはちょっと頂けませんね。 まあせめてもの罪滅ぼしに移植された
患者の摘出した臓器を提供者の体に埋め戻して荼毘に伏す位の心掛けが欲しい所です。
あくまでも臓器売買や移植医療による増収目当ての歯止めに、目には目、歯には歯で
心臓提供者に被移植者の心臓を脳死者の体内に交換埋め戻しするぐらいの死者への
尊厳と脳死者や遺族への労りや心配りが必要ではないのでしょうか?
勿論、摘出された被移植者の臓器は医学の進歩の為と称して標本や医学生の解剖の
用に供されるのでしょうが良く考えてみると医師による合法的遺体損壊事件でおぞましい
限りです。
しかも、莫大な医療費がつぎ込まれ、赤字に悩む大学病院の画期的経営改善施策と
に加えて医師の博付けやランキングに如実に反映される現実のおぞましさも加わり、更に
中国などで取り沙汰される臓器売買や臓器目当ての誘拐殺人などの現実に照らし合わ
せると何の為の臓器移植かと医療の頽廃を懸念するのは杞憂と言い切れない現実に戦慄
します。 以下はフランケンシュタインの現代版移植医療の今後を憂慮させる数多のネット
ニュースです。
<6歳未満臓器提供>大阪大病院で男児への心臓移植終了
毎日新聞 11月24日(月)20時8分配信
順天堂大付属順天堂医院(東京都)で脳死と判定された6歳未満の女児からの臓器提供で、大阪大病院は24日、提供された女児の心臓を、重い心臓疾患の10歳未満の男児に移植する手術が無事終了したと発表した。他の臓器の移植手術も各地の病院で進んだ。
阪大病院によると、男児は、心臓の筋肉がうまく育たない左室心筋緻密化障害。心不全を繰り返し、阪大病院に入院した今年10月から補助人工心臓を使っていた。手術は午前11時半ごろ始まり、午後7時ごろ終了した。
男児の両親は「ドナーになられたお子様とご家族、ご親族の方々に感謝申し上げます。息子が新たな人生を、ドナーの方や家族の方々の思いと共に精いっぱい歩んでいけるよう、家族で支えあって生きていきたいと思います」とのコメントを発表した。
2010年施行の改正臓器移植法で認められた15歳未満からの脳死臓器提供は6例目で、脳死判定基準がより厳しい6歳未満は2例目。残る臓器のうち、肺は京都大病院で10歳未満男児、肝臓は同病院で10代女性、腎臓は東京医科大八王子医療センターで60代女性、もう一つの腎臓は東京女子医科大病院で40代女性に、それぞれ移植される。膵臓(すいぞう)と小腸は医学的理由で断念した。【畠山哲郎】
阪大病院によると、男児は、心臓の筋肉がうまく育たない左室心筋緻密化障害。心不全を繰り返し、阪大病院に入院した今年10月から補助人工心臓を使っていた。手術は午前11時半ごろ始まり、午後7時ごろ終了した。
男児の両親は「ドナーになられたお子様とご家族、ご親族の方々に感謝申し上げます。息子が新たな人生を、ドナーの方や家族の方々の思いと共に精いっぱい歩んでいけるよう、家族で支えあって生きていきたいと思います」とのコメントを発表した。
2010年施行の改正臓器移植法で認められた15歳未満からの脳死臓器提供は6例目で、脳死判定基準がより厳しい6歳未満は2例目。残る臓器のうち、肺は京都大病院で10歳未満男児、肝臓は同病院で10代女性、腎臓は東京医科大八王子医療センターで60代女性、もう一つの腎臓は東京女子医科大病院で40代女性に、それぞれ移植される。膵臓(すいぞう)と小腸は医学的理由で断念した。【畠山哲郎】
最終更新:11月24日(月)21時1分
4つの臓器を5人に移植
- 脳死6歳未満女児から摘出、4つの臓器を5人に移植へ
- 心臓は大阪大学付属病院で10歳未満の男の子に、肺と肝臓は京都大学付属病院でそれぞれ10歳未満の男の子と、10代の女性に、また、2つの腎臓は都内の病院で60代の女性と40代の女性に提供。 TBS系(JNN)(11月24日)
- <脳死判定>2例目の6歳未満、臓器提供へ
- 毎日新聞(11月23日)
- <6歳未満臓器提供へ>女児両親のコメント全文
- 娘は進んでお手伝いをしたり、困っている子がいれば寄り添って声をかけてあげるような、とても心の優しい子でした。臓器提供という形で病気に苦しむお子さんを助けることに、娘はきっと賛同してくれると信じています。 毎日新聞(11月23日)
- 【6歳未満に初の脳死判定】家族が承諾、臓器提供へ 厳格な判定基準で 曇りない説明を
- 判定に当たる病院などの関係機関には、脳死判定基準の厳守はもとより、家族への説明、虐待の有無の把握方法などで曇りのない説明が求められる。 47NEWS(2012年6月14日)
- 課題残る「子どもの臓器提供」 脳死判定、虐待確認に難しさ
- 赤嶺さんは「臓器提供という尊い決断をした家族に、法に基づくとはいえ『虐待の確認をする』と伝えなければいけないのは医療者としてつらい。行政を挙げてスムーズにする仕組みをつくるべきだ」と指摘する。 熊本日日新聞社(2012年8月3日)
- 臓器提供から移植までの流れ
- 日本臓器移植ネットワーク
- 時事通信 2014年11月24日 20時59分
- <6歳未満臓器提供>大阪大病院で男児への心臓移植終了毎日新聞 2014年11月24日 20時8分
- 6歳未満女児の臓器提供、大阪大での心臓移植手術は成功TBS系(JNN) 2014年11月24日 12時26分
- 6歳未満女児脳死 24日午前から移植のため臓器の摘出手術フジテレビ系(FNN) 2014年11月24日 12時17分
- 6歳未満を脳死と判定 法改正後2例目産経新聞 2014年11月24日 7時55分
6歳未満の脳死判定は2例目
子供の脳死判定には課題も
移植までの流れは
2009/6/19(金) 午後 1:11
... 方から角膜や腎臓などの移植を行うという行為までは科学の進歩の範囲内として許容できるが、死の概念を変えることを強要してまで行う科学(医療)は ...
2006/10/18(水) 午前 1:40
... 結局、モラルという話になるんだろうけど、どこまで許容範囲なのか? なんとなく、日本では移植というのは宗教的というと変だけど 多くの人には認められてないんだと思える ...
2006/2/8(水) 午前 11:36
... 一つ成功し、社会が許容すれば、技術は広がり、精度は上がる。 日本でも顔面移植を受け ... 移植の技術は変わり、社会の許容も変化する。どっちがどっちという ...