原子力村の布教研究所であった日本原子力機構がまた改組、改名です。
一体何度形を変えたら気が済むのでしょうかね?
確か昔は日本原子力研究所と動力炉核燃料開発事業団でこれが核燃料サイクル機構になり
2005年には日本原子力開発研究機構になったと思うとまた組織替えですね。
そして今度は批判の矢面に立っているもんじゅを分離して縮小ではなくてこ入れして拡大しょうと
いうのです。 それにもんじゅの隣にナトリウム工学(高額)研究施設を独立させて、安全な
高速増殖炉を作るという魂胆です。 勿論、そんなもの出来っこありません。
要するに今要る人達の生活の場の安定化と文部科学省を始め経済産業省や国土交通省に
財務省の美味しい天下り先の確保維持拡大が目的です。
そして、その後で再就職する電力会社や重電各社も傘下に従えて万全の布陣と言う次第です。
下は、福島原発事故と言う悲惨な事故を経験しながら、事この場に至っても懲りないで
原子力遊びと天下りゴッコにのめり込んでいる日本の金に悪酔いした官僚機構の退廃ぶりを
報じる悪辣なネットニュースです。
独立行政法人日本原子力研究開発機構 ホームページ http://www.jaea.go.jp/index.html
原子力機構、解体へ 核融合などの他部門は分離し「もんじゅ」に集中
文部科学省は7日、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)を運用する日本原子力研究開発機構を抜本的に改組し、事実上解体する方針を固めた。業務内容をもんじゅなどに絞り込み、核融合などの他部門は分離して外部機関に移管。機構の名称変更も検討する。8日に開く同機構改革本部の会議でまとめる中間報告に盛り込み、秋をめどに同機構に改革の工程表を策定させる。
同機構から分離するのは国際熱核融合実験炉(ITER)に関わる核融合部門や、大強度陽子加速器施設「J(ジェイ)-PARC(パーク)」(茨城県東海村)がある量子ビーム部門など。
一方、機構には、もんじゅを中心とした核燃料サイクルの研究開発▽東京電力福島第1原発事故への対応▽原子力の安全研究▽原子力の基礎研究や人材育成-の4分野だけを残す。
同機構は原子力の幅広い研究開発を行っており、「手を広げすぎて、もんじゅがうまく機能していない」などの批判が根強いため、抜本的な整理・統合が不可欠と判断した。
同省は、電力会社などの人材活用でもんじゅの運転管理を強化する方針だが、それだけでは不十分との指摘があることから、他部門を分離して人材や経営資源をもんじゅに集中させることにした。
同機構の名称は改革後の業務内容に応じて変更が必要と判断。変更には同機構法の改正が必要なため具体策を詰めており、先行して英語名から変更する。
同機構から分離するのは国際熱核融合実験炉(ITER)に関わる核融合部門や、大強度陽子加速器施設「J(ジェイ)-PARC(パーク)」(茨城県東海村)がある量子ビーム部門など。
一方、機構には、もんじゅを中心とした核燃料サイクルの研究開発▽東京電力福島第1原発事故への対応▽原子力の安全研究▽原子力の基礎研究や人材育成-の4分野だけを残す。
同機構は原子力の幅広い研究開発を行っており、「手を広げすぎて、もんじゅがうまく機能していない」などの批判が根強いため、抜本的な整理・統合が不可欠と判断した。
同省は、電力会社などの人材活用でもんじゅの運転管理を強化する方針だが、それだけでは不十分との指摘があることから、他部門を分離して人材や経営資源をもんじゅに集中させることにした。
同機構の名称は改革後の業務内容に応じて変更が必要と判断。変更には同機構法の改正が必要なため具体策を詰めており、先行して英語名から変更する。
最終更新:8月8日(木)10時16分
ナトリウム工学研究施設で立柱式 もんじゅ関連、本格工事開始
日本原子力研究開発機構は6日、高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市白木)に関連する「ナトリウム工学研究施設」の立柱式をもんじゅ近くの建設現場で行い、建物工事を本格的に始めた。冷却材のナトリウムを扱う技術を高めるための施設で来年度の運用開始を目指す。
県が進めているエネルギー研究開発拠点化計画の一環。2009年度に計画され、東京電力福島第1原発事故の影響で一時中断したが、今年4月に着工した。鉄骨3階建て、建築面積は約700平方メートル。ナトリウム約6トンを保有し、循環させる配管やタンクなどの試験設備を整備する。事業費は約18億円。
立柱式には文部科学省、県関係者や白木区民ら約30人が出席した。原子力機構の辻倉米蔵敦賀本部長は「もんじゅを進める上で非常に重要な成果が期待される」とあいさつ。基礎部分に高さ11メートルの最初の支柱が立てられ、辻倉氏らがボルトを締めた。
建物は来春完成し、来年中には試験設備を据え付ける。「もんじゅの安全・安定運転の支援」を目的とし、過酷事故で炉心の燃料が溶けて原子炉圧力容器を貫通する「メルトスルー」が起きた場合のナトリウムとコンクリートの反応を調べるほか、超音波を使ってナトリウム中の失った部品などを可視化する研究も進める。
もんじゅをめぐっては多数の機器の点検漏れで原子力規制委員会が5月末、事実上の運転禁止命令を出した。文科省は同機構の組織を見直すため、8日に改革案の基本方針を取りまとめる。
県が進めているエネルギー研究開発拠点化計画の一環。2009年度に計画され、東京電力福島第1原発事故の影響で一時中断したが、今年4月に着工した。鉄骨3階建て、建築面積は約700平方メートル。ナトリウム約6トンを保有し、循環させる配管やタンクなどの試験設備を整備する。事業費は約18億円。
立柱式には文部科学省、県関係者や白木区民ら約30人が出席した。原子力機構の辻倉米蔵敦賀本部長は「もんじゅを進める上で非常に重要な成果が期待される」とあいさつ。基礎部分に高さ11メートルの最初の支柱が立てられ、辻倉氏らがボルトを締めた。
建物は来春完成し、来年中には試験設備を据え付ける。「もんじゅの安全・安定運転の支援」を目的とし、過酷事故で炉心の燃料が溶けて原子炉圧力容器を貫通する「メルトスルー」が起きた場合のナトリウムとコンクリートの反応を調べるほか、超音波を使ってナトリウム中の失った部品などを可視化する研究も進める。
もんじゅをめぐっては多数の機器の点検漏れで原子力規制委員会が5月末、事実上の運転禁止命令を出した。文科省は同機構の組織を見直すため、8日に改革案の基本方針を取りまとめる。
もんじゅ運転禁止命令で遠のく再開 断層調査、新規制基準適合も課題 福井
福井新聞ONLINE 5月16日(木)8時26分配信もんじゅをめぐる経過
(福井新聞ONLINE)


原子力機構のご紹介 -日本原子力研究開発機構
◆なぜ、改革が必要なのか
・ 特集ワイド:続報真相 もんじゅ点検漏れ、実験施設の放射能漏れ…原子力機構、続く危険運転 -毎日新聞(6月28日)
・ 原子力機構理事長「猛省している」 もんじゅ運転禁止命令経緯受け謝罪 -「もんじゅの安全確保を十分行う体制が整っていない。これまで何度もトラブルを起こし、そのたびに根本原因分析を繰り返し行っていること自体、組織の体質が改善されていない」。福井新聞(5月16日)
・もんじゅ運転禁止命令で遠のく再開 断層調査、新規制基準適合も課題 福井 -原子力機構の体質には西川福井県知事も厳しい目を向けている。もんじゅの維持費には年間170億円以上をかけているだけに、運転再開の見通しが立たない状況が長引けば一層の批判が集まることになる。福井新聞ONLINE(5月16日)
◇改革本部を設置
・ 文科省:原子力機構改革本部を設置へ 組織見直し -もんじゅ(福井県)で約1万個の点検漏れなどがあった問題などを受け。毎日新聞(5月28日)
◇抜本改革における論点や意見
・ 日本原子力研究開発機構改革本部(第1回) 議事要旨 -文部科学省(6月7日)
・ 日本原子力研究開発機構改革本部(第2回) 議事要旨 -文部科学省(7月4日)
・ 日本原子力研究開発機構改革本部(第3回) 配付資料 -文部科学省(7月29日)
・ 日本原子力研究開発機構改革本部(第4回)の開催について -文部科学省(8月5日)
◆なぜ、改革が必要なのか
・ 特集ワイド:続報真相 もんじゅ点検漏れ、実験施設の放射能漏れ…原子力機構、続く危険運転 -毎日新聞(6月28日)
・ 原子力機構理事長「猛省している」 もんじゅ運転禁止命令経緯受け謝罪 -「もんじゅの安全確保を十分行う体制が整っていない。これまで何度もトラブルを起こし、そのたびに根本原因分析を繰り返し行っていること自体、組織の体質が改善されていない」。福井新聞(5月16日)
・もんじゅ運転禁止命令で遠のく再開 断層調査、新規制基準適合も課題 福井 -原子力機構の体質には西川福井県知事も厳しい目を向けている。もんじゅの維持費には年間170億円以上をかけているだけに、運転再開の見通しが立たない状況が長引けば一層の批判が集まることになる。福井新聞ONLINE(5月16日)
◇改革本部を設置
・ 文科省:原子力機構改革本部を設置へ 組織見直し -もんじゅ(福井県)で約1万個の点検漏れなどがあった問題などを受け。毎日新聞(5月28日)
◇抜本改革における論点や意見
・ 日本原子力研究開発機構改革本部(第1回) 議事要旨 -文部科学省(6月7日)
・ 日本原子力研究開発機構改革本部(第2回) 議事要旨 -文部科学省(7月4日)
・ 日本原子力研究開発機構改革本部(第3回) 配付資料 -文部科学省(7月29日)
・ 日本原子力研究開発機構改革本部(第4回)の開催について -文部科学省(8月5日)