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エボラ派遣医師の現地帰国報告

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 派遣先は感染の酷いリベリヤの首都モンロビア、現地では全ての病院は閉鎖されエボラ患者の
 
隔離病棟になっていると言うのです。 患者への差別や多くの孤児の問題煮加えて深刻なのが
 
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医療資材不足で患者のベッドも9月の段階で1500床が不足し床にマットレスであるというのです。
 
  また政府の医療資材配給も混乱し、医師や医療従事者の防護資材そのものも枯渇し従事者へ
 
の感染も起きていると言うのです。 以下は混乱するエボラ最前線から帰国した医師の報告です。
 
 

エボラ出血熱「かなりの患者発生」機材も無造作に廃棄 和歌山の医師が現地報告

http://www.sankei.com/west/news/141015/wst1410150021-n1.html
防護服を着て対応する現地の職員と古宮医師(右)=日赤和歌山医療センター提供
 西アフリカを中心に猛威をふるうエボラ出血熱対策として、リベリアに派遣されていた日赤和歌山医療センター(和歌山市)の医師が14日、帰国報告を行った。リベリアでの約1カ月間の活動を振り返り、「かなりの患者が継続して発生しており、病床数も足りていない」と現地の状況を報告した。
 エボラ出血熱は西アフリカのギニアで発生し、国境を接するリベリアやシエラレオネなどの地域に広がり、これまでに感染者は8千人以上、死者数も4千人を超えたという。西アフリカ以外の地域でも、医療スタッフへの感染などが確認されている。
 リベリアに派遣されていたのは、感染症内科部副部長兼国際医療救援部の古宮伸洋医師。リベリアは今年5月に続いて2回目で、現地では8~9月に首都モンロビアにある隔離病棟で医療スタッフへの感染予防の指導などを担当した。古宮医師によると、現地の病院はすべて閉鎖され、エボラ出血熱に対する治療のみが行われているという。
 古宮医師は「(5月の派遣時と比べて)住民の意識が変わってエボラが『身近な恐怖』となっていた」と、爆発的に広がる感染が地域住民に与えた変化を指摘。患者への差別や孤児の問題のほか、病床も約1500床程度(9月現在)が不足し、病院内では床に敷いたマットレスの上に横になる患者もいるという。
医療スタッフの感染については、「隔離病棟以外の場所で感染している印象がある」と話す一方、使用した機材が無造作に廃棄されるなど、現地では予防の意識がまだ薄いと説明。政府も混乱して物資の配給がうまくいかず、スタッフ向けの防御具が足りないこともあったという。
 古宮医師は「手袋がなかったり、サイズが合わないこともあった。ただ、防御具のレベルを上げるだけで防げるものではなく、物資の支援がなされても適正に使うことすらできていない」と指摘。そのうえで、「国際社会にできることは、できるだけ早く感染予防のための管理態勢を整えていくこと」と話した。

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