嘘に嘘を上塗りして安全神話で塗り固め、事故った福島原発です。 爆発しないと原子力保安院の
出鱈目委員長が言った直後に大爆発して面目諸とも吹っ飛ばした一号炉ですがいよいよ来年には
手付かずのガレキを撤去し、原子炉格納容器に到達したいと言うのです。
飛散する放射能を防止するために今はカバーで覆われています。
しかし内部は手付かずでこんな状態です。
問題はとんでもない高線量の放射能です。過去に計測された最悪の放射線量は1号機と2号機
周辺で時間10シーベルト近いといううとんでもない作業環境でした。その後も時間5シーベルトなど
という致死線量が観測されていた場所で建屋内は更に危険な場所があると言われています。
という事は30秒も居ればもう一年分の許容値も越えてしまいます。これでは作業現場に行き着く
どころか近づくだけで命に関わる事態と言う危険な環境下でのガレキ撤去を始めようと言うのです。
下は公開されている比較的放射線量の低い、瓢箪形の原子炉格納容器の下方の
外側円周にある圧力抑制室周辺の放射線値です。
しかし、炉心に到達し溶融燃料を取り出し廃炉作業を開始するためには先ずこの一号炉から
原子炉格納容器に到達しなければならないのです。
以下は現状のカバーによる放射能飛散防止状況。
政府や東電さんの希望は分かりますが現実は厳しいと言う事は明確で、難航しそうな
一号機の廃炉に向けた第一歩、ガレキの撤去という至難の事業に託された一縷の儚い希望を
伝える惨めなネットニュースは以下です。
1号機がれき撤去、来冬開始=福島第1、建屋カバー解体へ―東電
時事通信 9月22日(月)20時26分配信
東京電力は22日、福島第1原発で水素爆発した1号機原子炉建屋について、来年の冬から内部のがれき撤去を始めるとの見通しを明らかにした。近く建屋を覆うカバーの解体に着手する。3号機のがれき撤去で放射性物質が飛散したことを踏まえ、粉じんが舞うのを防ぐ薬剤などを散布しながら作業を進める方針。
同日、福島県いわき市で開かれた政府と東電による廃炉・汚染水対策現地調整会議に報告した。政府と東電は放射性物質の飛散に備え、屋内待避やマスク着用の指示など、周辺住民向けの対応策をまとめる予定だ。
同日、福島県いわき市で開かれた政府と東電による廃炉・汚染水対策現地調整会議に報告した。政府と東電は放射性物質の飛散に備え、屋内待避やマスク着用の指示など、周辺住民向けの対応策をまとめる予定だ。
最終更新:9月22日(月)20時28分
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